或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
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到着早々、ヨメから解体・廃棄を命じられてしまったのでパッケ画像はなし。
そもそもあんなデカイ箱、撮影するスペースないし。
クラーケンは1981年に公開された映画「CLASH OF THE TITAN」(邦題:タイタンの戦い)に登場した海の怪物。
同映画はギリシャ神話の英雄ペルセウスの物語を題材とするファンタジー映画で、特撮の神様と言われたレイ・ハリーハウゼンがダイナメーションを担当した最後の作品としても有名。ちなみに監督はデズモンド・デイヴィス。
映画ではクラーケンと呼ばれているが、ギリシャ神話ではケートスとして伝わっている。
そもそもタコやイカ等の頭足類の姿が定説となっているクラーケンも、ものによってはカニや魚の姿で描かれていることもあり、実際の正体は不明なのだから、大きな括りでいえば“海の怪物”で間違いないのだろう。
さて、フィギュアに関してはとにかくデカイ。
そして何より高い。
どれくらい高いかというと、思わず清水の舞台から飛び降りるのを躊躇してしまうくらいに高い。
恐らく我が人生においても単体でこれ以上高価な買い物をすることは金輪際ないだろう。
高いだけあって、プロポーション及び造型はまさに秀逸のひとこと。
カラーリングやペイントも素晴らしい。
ポージングはダイナミックで、造型師の大胆なアレンジが加えられており、これがまた超カッコいい。
販促画像を見た限りでは、なにやら分割線らしきものが見えたので実は少しだけ期待したのだが、残念ながら可動部とかは一切ない。
あと、収納時は尾の部分で分割されているが、堅いのでパーツをはめ込むのにかなり苦労した。
以前紹介したジェントルジャイアント版と比較しても優にふた回りは大きい。
4インチのフィギュアと比較するとなおさらその大きさが際立つ。
海獣というよりもむしろ怪獣。
この調子で次はぜひ、双頭のロック鳥とか金毛羊を守るヒドラなんかもお願いしたい。
管理人の財布がもたないかも知れないが。
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