17.08.27 SPAWN SERIES 27 / THE ART OF SPAWN : NEW ART VANDALIZER 2

本日は、米マクファーレン社、スポーン　シリーズ２７　アート・オブ・スポーンから、バンダライザー２をご紹介。

バンダライザーは米イメージコミック社のアメコミ、「スポーン」シリーズに登場するヴィランののひとり。

主人公のスポーン（アル・シモンズ）を堕落させるために魔界から送り込まれた“バイオレーター”の弟である。



バイオレーターを含むフレビアック兄弟は魔界の第８層の支配者マレボルギアの配下の魔物で、父親はビクティマイザー。



フレビアック兄弟には、バイオレーターを長男としてビンディケーター、バンダライザー、ベイポライザー、ベシレーターの５人（？）がいる。



フレビアック兄弟はいずれもビクティマイザーと人間の女性の間に生まれ、母親は兄弟が生まれたときに腹を食い破られて死亡、父親であるビクティマイザーも成長したバイオレーターに殺されているらしい。



バンダライザーは手足が細くて長い他の兄弟達と異なり、かなりゴツい体格をしているのが特徴。
噛み合わせの悪そうな歯と、背中から伸びた巨大な角は兄弟の共通点である。



全シリーズを通じて二度目のフィギュア化なのでバンダライザー“２”となっている。



さて、フィギュアに関しては、往年のマクファーレン社の主力製品だけあって非常によくできている。
プロポーション及び造形は秀逸のひとこと。
クリア素材を用いた涎が芸コマ。ポージングもキマっている。



カラーリング及びペイントも文句なし。肌の質感もお見事。



ただし、これはスポーンシリーズに通じていえることだが可動部がほとんどなく、ポージングのためというよりもブリスターに収めるためだけに設けてあると言っても過言ではないくらい。
トッド・マクファーレン本人が「可動なんていらない」と公言していおり、決してノウハウがないわけではないのだが、その拘りが却って仇となってしまったようである。



４インチ（約１０センチ）のフィギュアと比較するとこれくらいなので、



こんな感じに飾ったり、



こんな感じに絡ませるとちょうどいい感じ。