22.12.25 FOUR HORSEMEN STUDIOS : FIGURA OBSCURA SERIES / KRAMPUS

泣ぐ子゛はいねがぁ～？

そんなワケで本日は、TEAM NKB48“ この世からバレンタインとクリスマスをなくし隊”クリスマス・コラボ企画！！

言い出しっぺの管理人は、米フォーホースメンスタジオス社、フィグラ・オブスキュラ・シリーズからクランプスを引っ提げて堂々参戦。

確か今年の初めあたりに予約したまま、すっかり忘却の彼方に追いやってしまっていたところへ、つい先頃まるで思い出したかのように入荷メールが届く。

仕事に忙殺されて失念していたが、そういや世間様は正にクリスマス・シーズン真っ只中。
さすがはフォーホースメン、逃避する管理人を無理やり現実に引き戻すとは、なかなか酷な真似をしてくれやがるぜ。
とかなんとかいいつつも、時節柄タイムリーなブツも届いたことだし、せっかくなのでいつも拙ブログでも懇意にさせていただいているけいたさんとＮＴさんを巻き込んで半ば強引にコラボ企画を強行したという次第。



クランプス（Krampus）は、主にヨーロッパ中部地方の伝説上の怪物であり、クリスマス・シーズンの間 、聖ニコラウス（サンタクロース）に同行する存在として知られる。
聖ニコラウスが良い子にプレゼントを配って回るのに対し、クランプスは悪い子に罰を与えると言われている。まさに裏サンタ、西洋版ナマハゲ。



クランプスは半人半羊の悪魔めいた姿をしており、頭に角と長く伸びた黒い髪、口には牙と長い舌のある。そして、錆びた鎖と鐘を振り回し、悪い子どもにお仕置きする束ねたカバノキの枝を持っている。
また、悪い子どもを捕まえて地獄に連れ去るために、大きな籠を背負っているとされている。



Krampusの名前の由来は古高独語の「Krampen」（クランペン）で“鉤爪”を意味する。
アルペン地方では12月5日の晩（聖ニコラウスの日の前夜）になると、若者がクランプスの扮装をして錆びた鎖と鐘を持ち、女性や子供を怯えさせながら通りを練り歩く伝統行事がある。
また、農村地域では特に若い未婚女性への鞭打ち（樺の笞）を伴う習慣も伝わっている。



フィギュアは以前、同社から限定販売されたクランプスのカラバリ。
オリジナルは全身黒かったが、今回は赤。
黒バージョンがリリースされた時は「赤なら買うのに」と購入を見送ったのだが、その後、赤バージョンが通常販売されるとアナウンスされ、予約が始まった途端にまんまとポチってしまった。



プロポーション及び造形は秀逸。
実は以前紹介した、ベルフェゴールとほぼ同じ素体で、頭部と首回りの造形が異なるのみ。
鬣（たてがみ）によって本来は肩甲骨のあたりにあるホールが隠れているので肩当てや翼は流用できない。



カラーリング及びペイントも問題なし。
赤い肌に緑の前垂がいかにもクリスマス。
赤と緑という今回のレギュレーションにもギリギリセーフ。

え？そんな取り決めしたっけ？σ(・ε・｀ )

ちなみに絵画に登場するクランプスは肌が黒く描かれている事が多い。



可動に関しては同社のフィギュアの標準的なクオリティ。
このフィギュアにはクランプスをクランプスたらしめる豊富なアクセサリーが付属しているのだが、長くなりそうなのでそちらの紹介は次回に譲りたい。



７インチなので、４インチのフィギュアと比較するとこれくらいの大きさ。



おまけ。
前述のように今回のレギュレーションはなしくずし的にいつの間にか赤と緑になったのだが、赤と緑と言えば、の、このおふたり。

それでは、皆さん良いお年を！♪ヽ(´▽｀)/