22.11.10 NECA EVIL DEAD II 30TH ANNIVERSARY 2PACK DEAD BY DAWN : HERO ASH

Groovy!

そんなワケで本日は先日のハロウィーン特別コラボ企画紹介した米ネカ社、死霊のはらわたⅡ３０周年記念 デッド・オブ・ダウン ２体セットの片われ、ヒーロー・アッシュをご紹介。

アッシュの本名はアシュリー・ジョアンナ・ウィリアムズ（Ashley Joanna Williams）。
死霊のはらわた（原題：Evil Dead）フランチャイズの一連の作品に登場するキャラクターであり、1981年にサム・ライミ監督の自主製作映画として１作目が公開されて以来、その強烈な個性により、ホラー映画のヒーローとして広く知られている。
そもそもホラー映画にヒーローがいること自体不思議だし、性格からしてむしろアンチ・ヒーローなのだが。



演じるは超個性派俳優ブルース・キャンベル。
サム・ライミ監督とは中学生時代から大の親友で、一緒になって自主映画を撮ってきた仲とのこと。キャンベル自身も監督や脚本を務めている。



アッシュはまさにキャンベルの為に作り出されたキャラクターで、その怪演振りからも、アッシュと言えばキャンベル、キャンベルといえばアッシュと言っても過言ではないだろう。

ヒーローとは言いながらもアッシュ自身に実はこれといった特別な能力はなく、多少ケンカ慣れしている程度で、頭も体格も人並みな一般的アメリカ人男性に過ぎないのだが、どういったわけか悪霊に対して（主に物理的に）強いという一面を持つ。
キャンベル曰く「悪霊退治以外は無能」。



性格は調子にのりやすく、自惚れているうえ、横柄で不真面目、自己中で利己的。
口が悪く、度々他人を見下した発言をすることから隣人に嫌われているが、ここ一番という時には男らしさを見せる。
ちなみに普段は大手スーパーマーケット“Ｓマート”の従業員として日用品売り場を担当している。



さて、フィギュアは以前紹介したヒーローアッシュのリデコ版。
といっても、股関節がスウィブル（一次軸）からヒンジに変わった程度。



プロポーション及び造形は良好。
股関節の部分は軟素材との組み合わせで美観と可動を両立。
プレデターやターミネーター等、今では同社のフィギュアの多くでこの方式が採用されている。



カラーリング及びペイントも問題なし。
以前のフィギュアは顔の塗装がいまひとつだったか、今回はかなり改善され、塗装のクオリティも向上している。



可動に関しては、首（ボールジョイント）、両肩（ヒンジ）、両肘（ヒンジ）、両手首（ボールジョイント）、胸（ボールジョイント）、腰、両股関節（ヒンジ）、両膝（ヒンジ）、両足首（ヒンジ）と同社の標準仕様で、プロポーション重視のせいか、可動域はさほど広くない。



アクセサリーとして表情の異なる２種類のコンパチヘッドの他、接近戦用に銃身を切り詰めて殺傷力を高めたブーム・スティック（ソート・オフ・ショットガン）と、



人骨で造られたカンダリアン・ダガー、



鞣（なめ）した人間の皮膚に書かれたとされるネクロノミコン（死者の書）等が付属。

ネクロノミコンは開くことができ、中には劇中同様、不気味な挿絵が描かれている。



ちなみにアッシュの右手がチェーンソーなのは、悪霊に取り憑かれて右手を操られた際に、自らチェーンソーで手首を切り落としてしまったため。

その後、同じチェーンソーを改造して失われた右手の代わりに着用し武器にしていたが、映画続編では鍛冶職人に命じて鎧のガントレット（籠手）から義手を作らせている。



そう言えば、つい最近もこの映画をテーマにしたアクションゲームが発売されたとか。

さぁ、それでは皆さん、ご一緒に

Groovy!