19.01.25 STAR WARS BASIC FIGURE THEVINTAGE COLLECTION : KLAATU

本日は前回に引き続き、米ハズブロ社、ＳＷＢＦ、ザ・ヴィンテージ・コレクションからクラトゥ（スキッフガード）をご紹介。

クラトゥは、スターウォーズの映画EPⅥ“ジェダイの帰還”の冒頭に登場した、ジャバ・ザ・ハットに仕えるカダッサニクト族のひとり。



彼はバラーダの補佐役のとしてジャバのリパルサー・プールの管理を担当し、すべてのスキッフやセール・バージを良好な状態に保っていたエンジニアである。



クラトゥはジャバがランコアに餌を与える時間は必ずスケジュールを空けておき、残酷なショーを確実に見物できるようにしていた。



生粋のギャンブラーであるクラトゥは、ハットとの賭けで多額の借金を抱えていたため、返済代わりにジャバの宮殿で働かされていた。



彼は密かにジャバの殺害を計画していたが、カークーンの大穴の戦いに際し、ルーク・スカイウォーカーの振るうライトセーバーの餌食となって最後を迎えた。



さて、フィギュアに関しては、非常によくできている。
ＰＯＴＦシリーズのシネマシーン・マルチパックスで一度フィギュア化されているが、単体ではこれが初めてか。



プロポーション及び造形は良好。

ＶＴＣにおけるカダッサニクトはこれで３体目だが、今回、パーツの流用はしていない。



カラーリング及びペイントも問題なし。
顔の特徴的なトゲに至るまで丁寧にペイントされている。



可動に関しては首（ボールジョイント）、両肩（ヒンジ）、両肘（ヒンジ）、両手首（ヒンジ）、胸（ボールジョイント）、両股関節（ヒンジ）、両大腿、両膝（ヒンジ）、両足首（ヒンジ）とかなり豊富。
また、被服のたるみにより生じた皺の部分をうまく利用して膝関節が目立たなくなっているのが地味に芸コマ。



アクセサリーはエレクトロ・スタッフのみ付属。



左から、ウーフ、クラトゥ、ギラン。いずれもジャバに仕えていたカダッサニクト族。
映画公開当初はウーフとクラトゥに混同が生じていたらしいが、後に訂正されている。

脇役とはいえ、一度買い逃すとあっという間に価格が高騰するのでとりあえず確保し、紹介したはいいのだが、こんなマイナーなキャラを扱って、いった誰得なのか書いている方もイマイチよくわからなかったりする。