17.06.02 DCTV ARROW 6' ACTION FIGURE SERIES : CONSTANTINE

ザターナやれやっ！

というけいたさんのリクエストにお応えして、本日は、ＤＣコレクティブルズ、ＴＶドラマ　“アロー”シリーズから、ジョン・コンスタンティンをご紹介。

ジョン・コンスタンティン（Jhon Constantine）は、ＤＣコミックに登場するキャラクター。
初出は1983年に従来の設定を一新してリブートした『スワンプシング』シリーズで、実際にコミックに登場したのは1984年に刊行された『SwampThing　Vol. 2 No. 25　"The Sleep of Reason"』 。
生みの親は同シリーズでライターを務めたアラン・ムーア。



当初は『スワンプシング』に登場するニュー・キャラクターのひとりに過ぎなかったが、従来の魔術師キャラクターと一線を画するその特異な設定に人気が出たことから、1988年にスピンオフとして『ヘルブレイザー』（Hellblazer）のタイトルで主役に抜擢されることになる。



『ヘルブレイザー』は引き続き、1993年にDCが立ち上げた大人向けコミックレーベル"VERTIGO"でも看板タイトルとして刊行されたが、2013年の300号をもって終了。
2014年から“New52”の『ジャスティスリーグダーク』へと活躍の場を移すことになった。



ちなみに『ヘルブレイザー』は当初のタイトルは『ヘルレイザー』だったが、クライヴ・パーカー監督による同名の映画の方が有名になってしまったため、変更を余儀なくされたというのはあまりにも有名なお話。



さて、コンスタンティンは、リバプール生まれのイギリス人で、金髪のブリーチヘアに無精髭、よれよれのトレンチコート、ヘビースモーカーで大酒飲み。更にバイセク。
しかも末期の肺がんに冒され、医者からは余命一年の宣告を受けるが、それでも酒とタバコは絶対に辞めないという、筋金入りの不良中年。



コンスタンティンは由緒こそないものの、何世紀にもわたり魔術師を生み出してきた家系の出で、自身も 母親の胎内にいるときから魔力が宿っていた。
また、母親の胎内で双子の片割れの首にへその緒をまきつけ絞め殺したとも言われている。



生まれながらにして既に人間以外の物を見る能力が備わり、その能力に絶望するあまり、一度自殺を試みている。

父親を呪い殺すため幼い頃より黒魔術の訓練を積み、長じて魔術結社に関わったり、パンクバンドのメンバーとして活動したりと気ままに生きていたが、基本的には無職で、２００５年の時点で５２歳。

ロナルド・レーガン大統領の暗殺を予測し、それを阻止しようとしたことが、彼の名を広めるきっかけとなる。



2005年にキアヌ・リーヴス主演で『コンスタンティン』のタイトルで映画化されたが、設定は映画オリジナル。



2014年にはマット・ライアン主演でTVシリーズが放送されるが、残念ながら１シーズンで大人の事情により終了してしまった。
その後は同じくＤＣのTVシリーズ『ARROW』等にもちょくちょく登場しているらしい。



さて、フィギュアはTVシリーズのマット・ライアン版。

やっぱり、キアヌ・リーヴスよりもマット・ライアンの方が原作のイメージに近い。もっとも、原作のモデルはスティングらしいのだが。



プロポーション及び造型は良好。
顔もマット・ライアンによく似ており、貧相でうらびれた中年男の感じがよく出ている。褒めてるのかそれ？



カラーリング及びペイントも問題なし。汚らしい無精髭もしっかり再現。



可動部も豊富で、首（ボールジョイント）、両肩（ヒンジ）、両肘（ヒンジ）、両手首（ヒンジ）、両股関節（ヒンジ）、両膝、両足首。
コートの裾は軟素材で可動の妨げにならないように配慮されている。



アクセサリーとして、豊富な手首が付属。
小道具のライターを持つ手や、魔術発動時の炎のエフェクトの手まであるのが嬉しい。



悪魔を召喚したイメージでヘルボーイのサマエルと。前にやったなコレ。



どこぞから流用したネクロノミコンで、



“落し子”を召喚してみたり。