17.05.09 BOSS FIGHT STUDIO VITRUVIAN H.A.C.K.S. / SERIES 1 : EOS WARRIOR

本日は、米ボスファイトスタジオ社、VITRUVIAN H.A.C.K.S. ギリシャ神話シリーズ、ウェブ6から、エーオス・ウォリアー（アーミー・オブ・ザ・サン）をご紹介。

エーオスはギリシア神話に登場する女神である。
古代ギリシア語で「暁」を意味し、夜明を神格化した神で、オリンポスではなく、ティターンの系譜に属する。



エーオスはティターンであるヒュペリーオンとテイア女神の間に生まれ、兄妹には太陽神ヘリオスと月の女神セレーネがいる。



エーオス神は、人類とゴルゴン軍との戦争による荒廃から地球を守るために特別な注意を払っており、女神の注意を引き付ける出来事が起きると、エーオスに仕える戦士たちは炎に包まれた戦車に乗って空から現れる。



全身が魔法の炎でできたこの戦士達は、エーオス神自身と同じ姿をしており、しばしば兄のヘリオス神に仕える戦士とチームを組むこともある。

その場合、エーオスの軍隊は戦場を横切って広がり、ヘリオスの軍隊がゴルゴン軍を根絶やしにするまで敵を取り囲む。



エーオスの戦士達は例え打ち倒されたとしても、不死鳥の如く蘇り、自らの与えられた任務を終えるまで、決して手を緩めることはない。



さて、フィギュアに関しては、以前紹介したヘリオスの戦士と対を為す女性版太陽の戦士。
本来、ヘリオスよりも先にこちらの方がリリースされる予定だったが、なぜかシリーズ６とシリーズ７がさして間をおかず、しかもアソートの内容もバラバラに発売されたため、ひとまとめにして紹介しようと思っていた目論見も外れてしまった。



素体は女性用汎用素体に、女性用の防具。
男性用の防具はスパルタ兵、ミュルミドン兵、アテネ兵と三種類あるのだが、女性用の素体はアマゾン用の一種類のみ。
もっとも、その分、ゴルゴン三姉妹がそれぞれ別々の防具という贅沢な扱いだから、コストの関係上、仕方ないのかも知れない。



プロポーション及び造型はいつもの如く良好。



カラーリング及びペントも特に問題なし。
素体はオレンジと赤の混じったようなクリア素材。



可動に関してもいつも通りよく動く。
男性用の鎧と異なり、胸部の鎧とスカートはセパレートなので腰の回転もできる。



アクセサリーは、兜、胸当て、スカート、盾、腕鎧、脛当、形状の異なる剣が二本、短剣、可動方向の異なる左右の手首、メーカーのロゴ入りフィギュアスタンドが付属。



盾を持たせるとこんな。



男性用の素体と比較するとさすがに華奢なイメージ。



盾の紋様はヘリオスの戦士同様、フェニックス。



スカートの背面には剣を佩くことも可能。



ちなみに“ブランクス”にもオレンジのクリア素体があるが、全くの別物。



ヘリオスの戦士と。



兜を交換してみたり。
これがやりたくてわざわざ購入したという説もある。



フィギュアベースは、いつものごとく、ＳＷＢＦから流用。