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或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
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長きに渡って紹介してまいりましたIJBF“テンプル・オブ・ドゥーム”シリーズのトリを務めまするは、邪神カーリーを信仰するサーギ教の司祭モラ・ラム。
映画“魔宮の伝説”では、まるで心霊術師のように、生きた人間の心臓を素手で抜き取ることができるという実に怪しい能力を持っていた。
ちなみにカーリーはインド神話に登場するシヴァ神の妻の一人で、殺戮と破壊を司る女神だが、決して邪神ではないので念のため。
モラ・ラムを演じるアムリッシュ・プリはインドでは人気の俳優で、専ら悪役を務めながら200本以上の映画に出演したが、05年に享年72歳で亡くなっている。



フィギュアは、映画のモラ・ラムそのまんま。
雰囲気もバッチリで、細部までよくできている。
可動部に関しては着衣に隠れた下半身が股関節以外オミットされている以外は、十分に確保されているのでポージングの幅も広い。



アクセサリーとして、頭蓋骨を象った祭祀用の頭飾り、ナイフ、燃える心臓、カーリーの聖餐杯、肩衣が付属。
カーリーの聖餐杯は人間の意思を奪う薬によって満たされており、劇中でもインディが無理やり飲まされてモラ・ラムの意のままに操られていたが、ショーティの機転によって正気を取り戻している。
肩衣は布素材で、自由に羽織ることが可能。



顔も良く似ており、造型・ペイント共良好。
ネックレス等が別パーツではなく、モールドになっているのはスケール的にいたしかたないところか。



祭祀用の頭飾りは着脱可能。凄みのあるスキンヘッドが露に。



邪教集団サーギ教の悪の軍団。
魅力的なヴィランあってこそのヒーローだけに、今回のように悪役に力が入っているシリーズはかなり嬉しい。

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