19.01.17 BOSS FIGHT STUDIO VITRUVIAN H.A.C.K.S. SERIES 2 : WAVE 4 / NAGA - SERPENT DRUID

本日は米ボス・ファイト・スタジオ社、VITRUVIAN H.A.C.K.S. シリーズ、ウェブ４からナーガ（サーペント・ドルイド）をご紹介。

ナーガは歴史の裏で世界を操る黒幕であり、陰の実力者である。
彼らの寿命は驚くほど長く、その優れた知性と長年培われた政治的洞察力が彼らの影響力を無視できないものとしている。



異なるの種族間で交易を始める時、または敵対する種族同士が交渉を行う際、つまり世界にとって次世代を形成する重要な出来事の裏には必ずこのサーペント・ドルイド達の存在が関わっている。



ナーガは決して歴史の表舞台に立つことはないが、常に暗躍し、影に潜み、自分達の目的に沿った形で歴史を形成している。

あらゆる事象を事細かに観察し、問題の発生を未然に防ぐことができる彼らは、自らの究極の目標を遂げるために何世紀も活動を続けているが、その目的は他種族にとって未だ謎に包まれたままである。



人間が直接ナーガに出会うことは滅多にないことだが、彼らに会ったとされる少数の者たちの証言をつきあわせて推測するに、彼らがエウリュアレーとアキレスの間から派生した種族であることは明白である。

彼らは先祖の狡猾さ、政治的戦略的能力を受け継ぎ、祖先を神々のように崇拝し、その血筋に誇りを抱いている。



ナーガは攻撃的でこそないが、挑発された場合は自分の身を守ることに躊躇うことをしない。
そして、もし傷を受けるようなことがあったとしても、予想外の方法で失われた手足を再生することができる。

彼らはまた並ぶ者無き交易商にして発明家であり、彼らのものした金属細工はその耐久性と美しさのために高く評価され、事実上不死である彼らは恒久的に新たな創造物を生み出している。



さて、フィギュアに関しては非常によくできている。
プロポーション及び造形は良好。
下半身だけではなく、左腕が爬虫類の形状をしているのが面白い。
左手の指の数は四本だが問題なく武器を保持することができるようになっている。



カラーリング及びペイントも問題なし。
顔や体にある無数の傷跡が何気に芸コマ。



可動に関しては上半身が男性用汎用素体、下半身はゴーゴンと同じく蛇の形状をした素体を使用している。いずれも既出なので特筆すべき点はない。



アクセサリーとして、ヘルメット、肩当、コンパチの頭部、長剣と短剣及びその鞘、可動方向の異なる左右の手首、メーカーのロゴ入りスタンドが付属。
長剣と短剣は鞘に納め、腰のサッシュベルトに佩くことが可能。

ヘルメットの下はオールバックの怪しい東洋人風の顔立ち。



左手首の替えパーツは蛇の頭の形状をしているが、

実は蛇拳の遣い手…とかいう設定はない。



肩当は他のフィギュアにも流用可能。
ちなみにバーバリアンも初期のコンセプトアートの段階ではナーガと同じく肩当を装備していたはずなのだが、いつの間にか仕様が変更された模様。



頭部のジョイント部は共通なので、首のすげ替えも自由。
フェロニアスと組みあわせて、いかにも怪しい東洋系マジックユーザー。



頭飾りをつけると降霊術師か妖術使いといった感じ？



ナーガのボディに、アキレスのオプションヘッドパーツを挿げ替えてみたり。

そういえば確かドラゴン教の使徒はドラゴンの血液を摂取することで特殊能力を得るが、みかえりとして身体に異常をきたす、という設定があったような？



上半身の素体は共通なので、直立時の大きさは他のフィギュアとほぼ同じ。
ただし、下半身が蛇だけに立たせにくいのが難点か。