16.09.23 SAFARI : MYTHOLOGY / PEGASUS

聖〇士星矢やれやっ！(・ε・｀ )

…という、けいたさんの、アベノ〇クスだかアノ〇マスだかみたいな恫喝に屈し、本日は米サファリ社、ミソロジーシリーズから天馬ペガサスをご紹介。

▲到着時のパッケ画像

ペガサス流星拳！！

…で、知られるペガサスは、ギリシア神話に登場する伝説の生物で、鳥の翼を持ち、空を飛ぶことができる馬とされている。紋章学上では「教養」や「名声」を象徴する。


▲インナーパッケージ

神話によれば、ペルセウスがメデゥーサを倒した際、その首の切り口からクルサオールと共に生まれたということになっている。

その後、ペルセウスはヘルメスから与えられた翼のあるサンダルで、エチオピアの上空を飛んでいる際に偶然、神々の怒りを鎮めるために生贄として海外の岩に縛り付けられたアンドロメダを発見するが、一説にはこの時、ペガサスに跨っていた、ともされている。



ペガサスはその後、ポセイドンから英雄ベレロポーンに与えられる。
ベレロポンーはアテナの黄金の手綱を使ってペガサスを駆り、キマイラ退治をはじめとして数々の武勲をたてるが、次第に増長し、ついには神の国に昇ろうとした。

怒ったゼウスは一匹の虻を放ち、ペガサスの鼻面（または尻）を刺させたところ、驚いたペガサスは乗り手を振り落とし、ベレロポーンは墜死、ペガサスはそのまま天に昇って星座（ペガサス座）となった。



また、これには異説もあり、コリントスのペイレーネーの泉で水を飲んでいたペガサスを、英雄ベレロポーンが捕らえて自分の馬としたともいう。

また、ベレロポーンはペガサスに乗ってキマイラを退治するが、やはりゼウスの怒りに触れ、天馬に振り落とされた彼は足の骨を折って、ひとり淋しくその生涯を終えたことになっている。



星座になったペガサスは、ゼウスの雷雲を世界各地に運ぶという名誉ある役職を与えられた。また、ポセイドンの命により、天界に届きそうになった山を蹴って元に戻したこともある。



さて、フィギュアに関しては、ご覧のとおり、よくできた部類。
プロポーション及び造形は秀逸。



カラーリング及びペイントも特に問題なし。

ただし、



３．７５インチのフィギュアと比較すると、馬にしてはやや小さ目か。



無理やり乗せてみたが、やはりかなり無理がある。

映画“タイタンの戦い”では、ペルセウスとベレロポーンの伝説をアレンジしており、メデゥーサの首から滴る血から生まれたのはペガサスではなく、オオサソリということになっていた。

ちなみにセーラームーンSSで登場した「エリオス」という白い馬の形をしたキャラクターは翼が生えた上に額から一本角が生えている。
この人気アニメの影響で、ペガサスとユニコーンを混同する御仁も多いとか。