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或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
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米マクファーレン社のムービー・マニアクス・シリーズ7から、オランダの変態監督ポール・ボーハーベンがメガホンを取り、ジェームズ・ウッズがスーツと悪戦苦闘しながら主演を務めた映画『ロボコップ』の主人公ロボコップ(=アレックス・マーフィー)。
最初、マクファ社の公式アナウンスを目にした時には、快哉を叫ぶとともに、もしかしてダメージ・バージョンとか、素顔バージョンではないかと疑ったものだが、いざ蓋を開けてみるとごく真っ当なフィギュアだったので、安堵するとともに少々肩透かしを喰らった気分がしたものだ。
確かに公式サイトのフォーラムではロボコップのフィギュア化の要望が強かったが、まさか、“あの”トッド様がGo!サインを出すとは夢にも思わなかった。
しかし、MM7に含まれるその他のフィギュアと言えば、往年の名作スプラッタ・ホラー映画のリメイク版『テキサス・チェーンソー・マサクル』がメインであり、しかも映画公開から随分と経っていたので、確実な売れ線でも入れなければこのシリーズ自体が不発の憂き目を見る事は明らかだった。
さらに、現在日本でマクファーレン社の代理店をしているタカラがロボコップの版権を所持していないため、代理店版が販売されないという情報が流れた。ただでさえ売れ線なのに、代理店版がないとなれば一大事である。セット買いも検討したが、とりあえず、やや割高だが、いち早く輸入版の個体を入手することができたのは僥倖であった。
結果として、やはりこのロボコップだけが飛ぶように売れ、追加生産もされたらしいので、今では比較的容易に入手できる。近年のマクファには珍しく可動部も多いし、足首の動きに合わせて踝のシャフトがちゃんと上下するあたりの芸の細かさは、さすがマクファといったところか。

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