18.04.22 BOSS FIGHT STUDIO VITRUVIAN H.A.C.K.S. SERIES 2 WAVE 3 : LORD VEHEMOUSE - DRAGON CULT WAR PRIEST

本日は前回に引き続き、米ボスファイトスタジオ社、VITRUVIAN H.A.C.K.S.シリーズ２、ウェブ３からロード・ベヒモウス（ドラゴン・カルト・ウォー・プリースト）をご紹介。

書物の中からドラゴンを制御する知識を得、その力を使うことで多くの信者を集めることに成功したベヒモウスは自らを神々の化身であるドラゴンを崇拝する宗派の指導者であると称している。



彼の信者たちはドラゴンの血液を摂取することでテレパシー能力や、病気や痛みに対する耐性が授けられた。



しかし、その一方で血液には中毒性があり、かつ、身体の変形を引き起こす副作用もあるのだが、信者たちは自分達の得た能力にはそれに見合うだけの価値があると考えている。



ベヒモウスは最近、“荒れ地”に人間をゴーゴンに変える“ステノーの杖”が存在するという伝説を耳にし、信者達には次のステップを踏んでドラゴンになることを説くようになった。



もし彼が首尾よくステノーの杖を見つけ出したとしたら、長らくこの世から絶えて久しいゴーゴン族を復活させようと目論んだとしても、決してありえない話ではないだろう。



さて、フィギュアに関しては非常によくできた部類。
正直、最初に販促画像を見た時はビミョーだったのだが、実物を手にしてから評価はうなぎのぼり。



プロポーション及び造形はいつものことながら秀逸。

清々しいまでの素体の使い回しが常套であるＢＦＳ社にも関わらず、胸部の鎧とヘルメットが新造形という点からもその力の入れ具合がよくわかる。

しかし、なぜにしてこのタイミング？



カラーリング及びペイントも良好。
鎧の色が灰色なのは、ドラゴンの骨を加工したのではないかと推測。



可動については、ナイト・オブ・アコードとほぼ同じ。



アクセサリーとして、ヘルメット（兜）、ドクロのコンパチヘッド、肩のファー、両手用のメイス、モーニング・スター、剣と短剣及びそれぞれの鞘、本、可動方向の異なる左右の手首、メーカーのロゴ入りスタンドが付属。



ヘルメットとファーを着用すると悪役感がイヤでも増す。



ちなみに肩のファーは左右非対称の形状となっている。



ゴツいモーニング・スターがいかにもという感じ。



多くのＲＰＧではプリースト系は刃物は使えないという設定なのだが、ＢＦＳ社の世界観では特に問題ないらしい。



両手用のメイス。柄頭はモーニング・スターと同じ。
もっとも、鉄球に棘のついた形状の武器は総じてモーニング・スターと呼ばれるらしい。



もちろん、両手持ちも可能。



付属の本（ドラゴン教の経典？）は腰のベルトに吊るすことが可能。



ガイコツのコンパチヘッド。
付属させる必然性がよくわからないが、カッコいいので許す。



ファーはオークに着用させてもいい感じ。



違和感を感じないどころかむしろこちらの方が似合っているような。



代わりと言ってはなんだが、



ベヒモウスにオークの肩当をつけてもこれはこれでよく似合っていたりする。



ナイト・オブ・アスペリティと。



設定上は特に関連性はないようだが、ガイコツ繋がりで絡ませてみた。



冒頭の画像のドラゴンは以前紹介したシュライヒ製のドラゴン・ランナー。

ところで、管理人もお世話になっているスパイダーウェブさんがどうやら正式にボスファイトスタジオ社の日本代理店となった模様。

やや割高に感じられるかもしれないが、国際送料を考えればトントンだし、なによりも直接購入は敷居が高いという方にはオススメしたい。