16.08.14 BOSS FIGHT STUDIO VITRUVIAN H.A.C.K.S. / GREEK MYTHOLOGY SERIES1 WAVE2 : ATHENIAN WARRIOR

援軍参上！

そんなワケで本日は、米ボスファイトスタジオ社のVITRUVIAN H.A.C.K.S. 、ギリシャ神話シリーズ１、ウェイブ２からアテネ兵をご紹介。

アテネとははははははギリシャの首都であり、同国最大の都市。
アッティカ地方にあり、世界最古の都市の一つとして約3400年の歴史を誇る。



古代アテネは強力な都市国家であったことで知られ、芸術や学問、哲学の中心地であり、紀元前4-5世紀の文化的、政治的な功績により後のヨーロッパ文明に多大な影響を与えたと言われている。



古代ギリシアではアテネは アテナイと複数形で呼ばれていた。
神話によれば智慧の女神アテナと海神ポセイドンが都市の守護神の座をめぐって争った際、ポセイドンが自らの力を誇示して三叉の槍で地面を突いて海水を湧き出させると、対するアテナは平和と繁栄の象徴であるオリーヴの木を生い立たせ、これに感じ入った国王ケクロプスとその国民はアテナの名をこそ都市の名として押し戴いたという。



アテネはギリシア世界の中心に位置し、堅牢強固なアクロポリスの砦を擁し、海上交通の便も良いことから紀元前900年頃からはギリシアにおける先進的な交易中心地のひとつとして繁栄を見せた。



また、紀元前6世紀頃には大艦隊を保有する一大海軍力となり、当時ペルシア帝国に対抗していたイオニア諸都市を支援している。
ペルシア帝国との戦争では、アテネは宿敵スパルタとともにギリシア諸都市の連合軍を率いて戦い、ついにはこれを撃退した。



だが、最終的には勝利を勝ち得たとはいえ、レオニダス1世の率いるスパルタ軍が英雄的に敗北したことにより、その後アテネは何度かペルシアによる占領と略奪の憂き目を見ることを余儀なくされている。



さて、長々と歴史のお勉強をしてしまったが、フィギュアに関しては以前紹介したスパルタのレオニダス王とほぼ同じ、同社の汎用素体を使用。



アクセサリーとして、スピア（槍）、ソード（剣）、鞘、ヘルメット２種、シールド（盾）、可動方向の異なる手首２つ、メーカーのロゴ入りスタンドが付属。



ヘルメットは上級将校らしい派手な飾りのついたものとシンプルなものがあり、シンプルな方は下士卒用のようにも見える。
派手な飾りのついた方は確かに見てくれはいいのだが、房飾りが干渉して邪魔だったりする。



シールドには敵を威嚇するための魔物の顔の絵が描かれている。



替えの手首はそれぞれ可動が前後と左右に設けられており、所持する武器によって使い分けることが可能。



素体の肌の色は成型色だが、レオニダスに比べるとやや暗め。



胴鎧は左右の脇のところ２箇所で留めてあり、着脱も可能。

安心してください。履いてます。



脛当も凝った作りになっている。



槍、剣、鞘、盾の造り自体はレオニダスに付属していたものと同じ。



腕や手首の可動域が広いので、槍は両手で構えさせることも可能。



マジンガーＺに出てきたドクター・ヘルの地下帝国兵士のように見えるのは気のせいか。



素体の頭部はスキンヘッド。



鎧の脇にある分割線が結構目立つのだが、販促画像では上手く隠してあった。
個体差だろうが管理人のは購入時に左側が外れており、両方をうまく嵌め込むのにえらい苦労した。



背中の左側には剣を収めるためのものらしいホールがあるが、このフィギュアには予備の剣は付属していない。



後ろから見ると首の隙間が大きいのは頭部の可動がダブルジョイントになっているため。
おかげで微妙な調整ができるが、その反面、足には脚首以外に横回転軸がないためちょっと微妙。



スパルタ王、レオニダスのフィギュアと比較するとこんな。
同じギリシア軍だが、鎧には随分と差異がある。
せっかく二種類のヘルメットがあるので、財布に余裕さえあればせめてあと２体くらい購入して並べて飾りたいところ。