15.11.16 MARVEL INFINITE SERIES 2015 WAVE 3.0 / EMMA FROST

本日は米ハズブロ社、マーベル・インフィニット・シリーズから、エマ・フロストをご紹介。

エマ・フロスト（Emma Grace Frost）は、強力なテレパシー能力を持つミュータントのスーパー・ヒロインで、現在はX-MENの一員。
初登場時はヘルファイア・クラブの幹部としてホワイト・クイーンを名乗るX-MENの敵だったが後に改心してX-メンに加わり、中核メンバーとなる。

常に露出度の高い衣装を好み、サイクロップスの恋人として公私ともに彼を支え続けているが、元ヴィランだけあって目的のためには手段を選ばない強硬な姿勢は他のメンバーとの軋轢を生むこともある。
ちなみに過去に美容整形を受けたことが明らかになっており、胸も豊胸とのこと。Σ(ﾟдﾟlll)



強力なテレパスであり、言葉を交わさず意思の疎通を図る事はもとより、マインド・コントロールや記憶の改竄、他のテレパスの精神攻撃から身を守ったり、逆に精神的苦痛を与えるなど様々な能力の応用が可能。



その能力はプロフェッサーＸことチャールズ・エクゼビアに匹敵し、地球でも五本の指に入るテレパスであり、最高レベルのミュータント能力者である「Ωレベル」にランクされている。



また、セカンドミューテーションにより全身をダイヤモンド化する能力を身につけ、高い防御力はもちろん、この状態では水も食糧も必要なく疲労することもない。更に熱や冷気にも高い耐性を持つが、このフォームではテレパシーを使うことはできない。



エマはまた聡明な頭脳の持ち主でもあり、経営学や教育学で学位を持っている。
エレクトロニクスの専門家で、ミュータントのレベルを測定できる機械なども発明している。
とりわけ教育者としての高い資質があり、かつ、サイコキネシスにおいてもその潜在能力を垣間見せたことがある。



ヘルファイア・クラブの幹部だった頃はホワイト・クイーンと名乗り、X-MENの若手育成機関に対抗してヘリオンズを指揮した。
ヘリオンズはニュー・ミュータンツのライバルチームだったが、未来から来たヴィラン、トレバー・フィッツロイのセンチネルの攻撃により全滅し、彼女自身も瀕死の重傷を負ってしまう。



エマの所属していたヘルファイア・クラブとは表向きこそセレブの社交クラブだが、一部の幹部は世界を影から操ろうと画策していた。
彼らは経済力だけでなく、世界中のあらゆる"力"を手に入れようと暗躍していたため、X-MENや新発見のミュータントを実験動物として研究しようと考えていた。



エマはチャールズ・エグゼビアによって命を救われ説得を受けて改心し、バンシーと共に若手ミュータント集団であるジェネレーションXのリーダーとなり、後にＸ-メンに加わる。
ジーン・グレイの死後はサイクロップスの恋人となり、公私ともに彼を支えている。



さて、フィギュアに関しては３.７５インチでは初の立体化であり、人気の高いキャラクターだけに、以前から出るぞ出るぞと夏場の幽霊のようにリリース情報のアナウンスだけはされていたのだが、実際にはなかなか発売されずヤキモキしていたところである。



プロポーション及び造型についてはまずまず。
やや足が長く、腕が短い気もするが、動かしていればさほど違和感は感じない。

どちらかというと問題は顔であり、正直、そこいらのヴィランより、かなり怖い。



カラーリング及びペイントは良好。コスチュームは一見して白だが、実はメタリック・ホワイト。



新型女性素体を使用しており、可動は豊富だが、長髪が邪魔をして首の可動範囲は狭い。
総じて、男性フィギュアは筋肉、女性フィギュアは髪が可動部に干渉することが多い傾向にある。
また、ブーツのヒールが高い上、マントが重く、丈が短いので自立は困難。



マントは軟素材で出来ており、着脱可能。



ベルトは別パーツのようだが、前部が固定されている独特な造り。



公私共に良きパートナーであるサイクロップスと。



何はともあれ、これで一応アストニッシング版Ｘ-メンの初期メンバーが勢揃いしたのは嬉しい。