18.03.20 GOD OF WAR ACTION FIGURE SERIES 1 : HADES

本日は、米ＤＣアンリミテッド社、ゴッド・オブ・ウォー アクションフィギュア シリーズ１から冥界の王、ハデスをご紹介。

ハデス（またはハーデース、ハーデス） は、ギリシア神話の冥府の神で、クロノスとレアーの子で、ポセイドンとゼウスの兄である。妻はペルセポネー。

オリュンポス内でもゼウス、ポセイドンに次ぐ実力を持ち、後に冥府が地下にあると考えられるようになったことから地下の神ともされた。



普段は冥界におり、オリュンポスには来ないためオリュンポス十二神には入らないとされる場合が多いが、例外的に一部の神話では十二神のひと柱として数えられている。



生まれた直後、ガイアとウーラノスの「産まれた子に権力の座を奪われる」という予言を恐れた父クロノスに飲み込まれてしまったが、その後、末弟ゼウスに助けられクロノスらティターン神族と戦い（ティターノマキアー）に勝利した。



ティターノマキアーの時、ゼウスらとともに地下に幽閉されたサイクロプスを解放し、サイクロプス達からその礼として、ゼウスは「雷霆」を、ポセイドンは「三叉の銛」を、ハデスは「隠れ兜」を贈られた。

この「隠れ兜」は名前のとおり被ると姿が見えなくなる兜であり、ティターノマキアーではこれを活用してクロノスと対決するゼウスに助力し、結果的にティターン神族を打ち破っている。

その後のギガントマキアーにおいてもヘルメス神がこれを用いて戦った。
また、ペルセウスに貸与され、メドゥーサ退治にも貢献している。



クロノスとの戦いに勝利した後、ゼウスやポセイドンとくじ引きで自らの領域を決め、冥府と地底を割り当てられたとされる。（この時、ゼウスがイカサマをしたとして不仲となったという説もある。）

神話中では女性の扱いに不慣れで、略奪する以前、妻であるペルセポネーにどうアプローチしていいか悩むなど、無垢で純心な一面を見せる。

ゼウス等の他の神々に比べるとかなり常識人で、そのせいかハデスが神話に登場するエピソードも極端に少ないが、映画や小説など、創作の分野では悪役にされることが多い。



ゲームでは１作目と３作目に登場し、設定はオリュンポスの神々のひと柱で、冥府を統治する神。
神の王ゼウスの実兄で、主人公クレイトスの叔父にあたる。

その姿は筋肉太りした巨体に無数の棘が生え、2本の角が生えた兜を被っており、兜の下の素顔はゾンビのような醜い顔をしている。
武器は神話とは異なり、魂を刈る二又の鎖鎌「ハデスの鉤爪」である。

冥府ではこの世にあふれる憎悪を間近で見ており、それが心に重くのしかかり苦しめていた。
最愛の妻ペルセポネはクレイトスの手にかかって殺されており、神々の中でもクレイトスに特に深い恨みと憎しみを抱いているが、その割には戦闘以外での対応は紳士的、らしい。



さて、フィギュアに関しては、アクション・フィギュアとは名ばかりで、ほぼスタチュー。

プロポーション及び造形は良好。
身体から出ているトゲトゲのいくつかは後から差し込む仕様になっている。
それも設計図つきなのだが、これが硬くて刺さりにくくて結構のところ面倒臭い。



カラーリング及びペイントはまずまず。



可動は首と両手首と両大腿にスウィブル（回転軸）がある程度。
アクセサリーとして兜、追加のトゲ、ハデスの鉤爪、スタンドが付属。
兜は着脱可能。

スタンドはなくても自立するのだが、倒れると後付けの棘が散らばってわけがわからなくなりそうなので一応装着している。



ボスファイトスタジオ社のアンダーワールド・ウォリアーと。
これがやりたくて無理やり探し出して開封。

アンダーワールド・ウォリアーは、メデューサの呪いによって石化した人間を、ハデスが地獄の魔法の溶岩で自らの兵士に仕立て上げたという設定。



同じくギリシャ兵と並べて飾るとこんな。

ちなみにゲームはプレイしていないが、単なるギリシャ神話つながりで今更のように引っ張り出してきて紹介した次第。

シリーズ１と銘打ちつつも、その後のシリーズは出ていない。
今年になって新作も出たことだし、アレスとかポセイドンくらいは出して欲しいところなのだが。