或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
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本日は、米DCコレクティブル社、ニュー52 ジャスティス・リーグ・ダーク・シリーズから、ジョン・コンスタンティン。トレンチ・コートに身を包んだブリーチヘアでヘヴィ・スモーカーで、バイセク(!)の中年パンク魔術師。
ジョン・コンスタンティンは、DCコミックに登場するキャラクターで、初出は“スワンプ・シング”の脇役として登場したのだが、そのあまりにも一般的な魔術師とかけ離れた設定により逆に人気が出て、スピンオフとして独立、単独シリーズとなった。
当初のタイトルは“ヘルレイザー”だったのだが、クライヴ・パーカー監督による同名の映画が有名になってしまったため、“ヘルブレイザー”に変更を余儀なくされた。
母親の胎内で双子の兄弟をへその緒を使って絞殺し、この世に生まれ落ちる前からすでに魔術の才能に恵まれていたジョンは、父親を呪い殺すために幼い頃より魔術の習得に努める。
長じて魔術結社に関わったり、パンクバンドのメンバーとして活動したりと気ままに生きていたが、基本的には無職。
ちなみに2005年の時点で52歳。
つまり、ダメな大人の見本そのもの。
ジョンが、ニューキャッスルを訪れた時、彼の人生に転機が訪れる。
虐待を受け続けてきた少女アストラが、地獄から怪物を呼び出して復讐を果たしたのだが、怪物は地獄に帰ることを拒否し、暴れはじめてしまう。
ジョンと仲間たちは悪霊を呼び出すことでその怪物を倒すことに成功したものの、不幸にも今度はその悪霊がジョンの仲間とアストラを地獄へと引きずり込んでしまうのだった。
この事件の後、ジョンは少女を殺害した罪に問われ、しばらくの間精神病院に収監されることになってしまう。
また、それ以降、彼は長年にわたりこの時のことを悪夢に見て悩まされ続けることになる。
探偵的な役割もこなすことがあるが、基本的には無職で、能力としては、悪霊の召喚などの黒魔術、降霊術、催眠術、イリュージョン、記憶消去、ダウジングなどを使うことが可能。
超一流というわけではないが、それなりに実力はあるようだ。
あくまでも生身の人間なので、他のDCヒーローのように圧倒的なスーパーパワーや、腕力で事件を解決するのではなく、専ら知力や機転を効かせて様々な犠牲を払いながらも危機を乗り越えていくタイプのヒーローである。
また、その性質上、どちらかというとトラブルに巻き込まれる形で事件に関わる事が多い。
さて、フィギュアに関しては、非常に地味。
プロポーション及び造形に関しては…まずまず、なのかな?
なぜ左腕を捲くっているのかは不明。
顔がややイケメンすぎるような気もする。
カラーリング及びペイントに関しては特に問題はなし。
可動に関しては、DCコレクティブルズ社の標準的なクオリティ。
首(ボールジョイント)、両肩(ヒンジ)、両肘(ヒンジ)、両股関節(ヒンジ)、両膝(ヒンジ)のみ。胴、手首、足首は固定。
トレンチコートの裾は軟素材なので、股関節のヒンジが活きている。
アクセサリーはなし。
魔法円の描かれたベースでもつけばそれらしかったのだが。
コンスタンティンと言えば、2004年にキアヌ・リーヴス主演で映画化されている方をご存知の方も多いと思う。
あちらは黒髪の美青年だったが、原作では不精髭を生やした金髪ブリーチヘアの中年男である。
今秋、米国でもTVドラマシリーズとして公開されるらしく、管理人も以前から気になっていたキャラクターなので今回購入したのだが、これを機会に原作コミックの方も是非日本語化していただきたい。
あまりにも地味だったので、ヘルボーイのサマエルと。
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