21.09.28 MEGA CONSTRUX HEROES : MASTERS OF THE UNIVERSE / ROBOTO

深淵を覗き見る時、深淵もまたこちらを見ているのだ。

by　ニーチェ

そんなワケで本日は前回に引き続き、米マテル社のメガ・コンストラックス・ヒーローズ、マスターズ・オブ・ザ・ユニバースから、ロボトーをご紹介。

ロボトー（ロボト）は米マテル社のフランチャイズ・コンテンツ、マスターズ・オブ・ザ・ユニバースに登場するヒーローのひとり。

もともとは同じくヒーローチームに所属する、マン-Ｅ-フェイスのチェスの対戦相手としてマン・アット・アームズ（ダンカン）によって造りだされたロボットだったが、ロボトーという何の捻りもないニックネームと、感情を司るハート型をしたチップが与えられた。

ハート型チップによってもたらされた新しいプログラミングの影響により、ロボトーは自由への欲求を理解し、戦いのために自分自身をアップグレードして、自らの意思で悪の軍団との戦いに参加する。

ロボトーの明晰な頭脳はマスターズの作戦参謀として機能するとともに、制止不可能なロボットパワーで戦いに貢献している。
だがしかし、実は過去に一度、スケルターにハート型チップを盗まれ、味方であるはずのマスターズ相手に大暴れしたという前科がある。
それもこれも、ひとえにダンカンのセキュリティー意識の甘さ以外のなにものでもない。
ダンカンといえば、意識がないのをいいことに勝手に改造手術を施したり、フェイカーを作ったはいいが性能が気に入らず倉庫に放置した挙句にスケルターに盗まれたりとやりたい放題で、エターニアで起きる災厄の実に約半分はダンカンが原因ではないかと思われる節がある。
こんなのが国の最高名誉職とかやってて、本当にエターニアは大丈夫なのだろうかと他人事ながら心配に（以下自主規制

さて、フィギュアに関してはメガコン初登場。
プロポーション及び造形は良好。
オリジナルのデザインを踏襲しており、腕部のメカメカしたデティールはプリントで表現。
ロボトーといえば、の内部のギアが腰の動きと連動するギミックは残念ながらオミットされている。
また、右手のアタッチメントとのバランスのためか、左手首がやや長め。
最初に販促画像を見た時にアヒルの嘴に似たマウスガードはどうかと思ったが、実物はさほど気にならない。

カラーリング及びペイントも問題なし。
ミニ・コミック初登場時のカラーリングをまんま再現。
今後、ビークル（ランドシャーク）とセットの形で、お馴染みのトリコロールカラー版も販売が予定されている。

可動に関しては他のメガコンとほぼ同じ。
顎（？）の開閉、右腕のアタッチメントが交換できるギミックは前回紹介したトラップ・ジョーと同じだが、左右の腕の太さが同じため、右肘の関節も活きている。

アクセサリーとして、右腕のアタッチメントのメカニカル・クロウ、

接近戦用のアクス（斧）、キャラクターのネーム入りのフィギュア・ベースが付属。
パッケージングのデフォで装備されているレーザーガンには把手もあるため、左手に持たすことも可能。
メガコン自体に左右の手の区別がないので、アタッチメントは左右どちらにも使用できる。



ギミックといい、足のパーツといい、何かと被っているトラップ・ジョー（右）と。
ちなみにアタッチメントはそれぞれ互換性がある。



なお、ロボトーについて詳しいことは名前をいってはいけないけいたさんに聞いた方が早いかも知れない。