17.08.07 STAR WARS BASIC FIGURE : THE 30TH ANNIVERSARY COLLECTION : MUSTAFAR LAVA MINER

暑いのを通り越して熱い。

そんなワケで本日は、お久しぶりに米ハズブロ社、ＳＷＢＦ、３０周年記念シリーズから、ムスタファーラバーマイナーをご紹介。

ムスタファーとは言わずと知れた、映画エピソードⅢ、シスの復讐のクライマックス、ダークサイドに堕ちたアナキンとオビワンの一騎打ちの舞台となった火山惑星。



アウター・リムに位置するムスタファーは、巨大な惑星ジェストファッドに近接しているが、もうひとつの巨星レフラーニから受ける引力の影響もあって常に不安定な軌道を維持している。
このストレスがムスタファーの溶解したコアを加熱させることで結果的には惑星全体にまで及ぶ地殻変動が発生し、地表で絶えず爆発し続ける火山と燃えたぎる溶岩の海を擁する景観は威圧的ですらある。



このように、まるで地獄のような様相を呈しているムスタファーだが、それでもなお火山の極地には固有の生態系を有している。
２種類の亜種からなる知覚種族はムスタファーリアンと呼ばれ、原始的な生活を営む彼らは外界に対してほとんど関心を抱いておらず、溶岩流から貴重な鉱物とエネルギーを採集するビジネスにひたすら没頭していた。



ムスタファーリアンは、外の世界との関係をまっ好極限性節足微生物から進化したムスタファーリアンは、生きていくために水をほとんど必要とせず、通常は休眠状態の火山にある比較的涼しい洞窟の中で暮らしている。



ムスタファーリアンの居住地は、この惑星固有のラーヴァ・フリーと呼ばれる巨大な昆虫型生物たちが脱ぎ捨てた殻を再利用して作られている。
彼らは常に接触を繰り返し、平和的な取引を通じて緩やかな集落を築くことで、一致団結して厳しい自然環境に対峙している。



惑星の北部で暮らすムスタファーリアンは、細身であり、ラーヴァ・フリーを乗用動物として利用している。
以前、ちょこっとだけ紹介したムスタファー・セントリーがこちらの種族に当たる。



また、その一方で、南部に住むムスタファーリアンは、北部の種族と比べてずんぐりとした体型で、より高い温度に耐えることができる。
彼らは浮遊型採鉱プラットフォームに乗り、棒の先に付けられた重い釜で溶岩を掬っていることが多い。
今回紹介したフィギュアがこちらである。



いずれのムスタファーリアンも昆虫型種族に特有の羽音のような言語を使用して会話を行う。
また、彼らは極めて体が頑丈であり、その皮膚や装甲服は一般的なブラスターに十分耐えうることができるため、標準的なレーザー武器ではまったく傷付けることができない。



さて、フィギュアに関しては、以前紹介したムスタファーセントリーに比べ、マッシヴな体格となっている。

足を広げた状態の独特のポージングだが、その外見に反して、首（ボールジョイント）、両肩（ヒンジ）、両肘（ヒンジ）、前腕、腰、両股関節、両膝（ヒンジ）、両足首（ヒンジ）と、比較的可動部は多い。
アクセサリーとして、溶岩を掬うためのマイニングポール（竿）とラバーバケット（釜）が付属。



実はAyumuさんにレアなフィギュアを紹介するぜ、と豪語したはいいのだが、はて、いったいどこに仕舞い込んでしまったものやら皆目わからない。

仕方ないので以前購入はしたものの、長らく放置状態のままだったフィギュアを開封してお茶を濁した次第。(ちゃんと探してますからね？)



そんなこんなで取り敢えず、今回は管理人の好きな雑魚キャラ、ムスタファーリアンと、パンニングドロイドを並べて一枚。