或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
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ルーズ品単体購入のため、パッケ画像及び同梱のキャップは無し。
クローはマーベルコミックに登場するB級ヴィランのひとりで、本名はユリシーズ・クロウ。
元々は大学の物理学者として音波を物質に変える研究をしていた。
先祖は南アフリカを開拓した名門の出だが、開拓とは名目だけで実際には侵略だったらしい。
父親はナチスの戦犯、フリッツ・クルーエ大佐。
第二次世界大戦中にヒトラーの命令によりワカンダ王国の秘密を探るために同国に侵入した経験を持つ。
戦後、大佐はベルギーに戻って身分を隠すためにクロウを名乗る。
ユリシーズはこの父親からワカンダの物語を子守唄代わりに聞かされて育った。
長じてユリシーズは大学進み物理学者となり、応用音波学の分野で活動する。
彼は音波を物質に変える変換機に必要とされる稀少金属、ヴィブラニウムを得るため、自ら設計した変換器を兵器に改造、ワカンダ王国に侵入する。或いは最初からティチャカ王を暗殺することが目的だったともされる。
ヴィブラニウムを守っていたブラックパンサー(ティチャカ王)を殺害し、その際に息子のティチャラに右手を砕かれ、命からがら国外へと脱出した。
母国であるベルギーに匿われてから度重なる改造手術を受け、音波変換機を失われた右腕の代わりに装備。
10年後、今度は音波から生物を生成する装置を開発し、装置によって生み出された猛獣軍団と共に再びワカンダ王国を襲撃する。
しかし、ブラックパンサーとファンタスティック・フォーの共闘により敗北。
鉱山に生き埋めとなってしまったが、音波変換機に飛び込むことで、“生きている音”と化し、無限に再生の効く身体を手に入れる。
クローは生ける音波と化した新たな姿で今度こそとばかりにファンタスティック・フォーにリベンジを挑むが、ヴィブラニウムのガントレットを装備したリード・リチャーズの前に再び敗北し、逮捕され投獄。
その後、クリムゾンカウル(ウルトロン)の手引きによって脱獄し、マスターズ・オブ・イービルに加入した。
以来、様々な悪の組織・チームに属しながらも、ヒーロー達に敗れ続け、咬ませ犬的なB級ヴィランの名を欲しいままにしている。
さて、フィギュアに関しては、B級ヴィランにふさわしい造り。
可もなく不可もないが不思議と味わいがある。
プロポーション及び造形は良好。
当然のように旧素体が使用されているが、キャラクターによくマッチしている。
カラーリング及びペイントもチープな感じが逆にグッド。
可動部は、首(ボール・ジョイント)、両肩(ヒンジ)、両上腕、両肘、左手首、胸(ボール・ジョイント)、両股関節(ボールジョント)、両膝(ダブル・ジョイント)、両足首(ヒンジ)。
全体がシンプルな造りだけに右手の音波変換機がよく目立つ。
二期のマスターズ・オブ・イービルでチームメイトだったワール・ウィンドと。
実は、このクロー、映画「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」では一癖も二癖もありそうな武器商人として登場。映画では軽口が禍してウルトロンによって右腕が奪われている。
来年公開される「ブラックパンサー」にも登場するようだが、どのような形で絡んでくるのか楽しみである。
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Re:無題
同じこと考えていたとは ……
_(:3 」∠)_