或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
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米マクファーレン社のスポーン・シリーズ20からメディバル・スポーンⅢ。Ⅲはシリーズを通して3度目のフィギュア化であることを示している。
メディバルとは中世のこと。つまり、キャラクターの名前ではなく、単に“中世に存在したスポーン”くらいの意味なのだが、人気が出たためか、いつの間にか固有名詞のようになってしまったようだ。おかげでコミック本編の主人公アル=スポーンと違い、本名は知られていない。
コミックではアンジェラやバイオレーターの過去にまつわるエピソードに登場する。また、クロスオーバーものとして「ウィッチブレイド」の外伝にもゲスト出演している。
どこかの国の王子らしいのだが、諸国を放浪するうちに最後はアンジェラの奸計にはまって非業の死を遂げる。合掌。
シリーズ20は、総じてシンプルでストレートな造型であり、このメディバル・スポーンⅢも、非常にデキが良い。
ただし、個体によってはマスクの左右のパーツが著しくズレでいることがあるので、購入時には注意が必要。
更に、左手にとりつける盾が設計ミスにより上手くハマらない。また、無理にハメようとすると、盾に刺さった矢が折れることがあるので開封して飾る場合は要注意。勿論、アメトイにありがちな関節のユルミも言うに及ばず…。
なお、シリーズ20にはマスマーケット版とスペシャル版があり、マスマーケット版は市場規制を意識して過激な表現を抑えている。具体的に言うと、メディバル・スポーンの場合は斧に血糊がついているか、いないかだけの違いにすぎないが、マクファのウリであるリアルで過激な表現が問題化していた時期でもあり、それを逆手にとってバリエーションとして売り出すあたり、さすがというかなんというか…。
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