或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
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米ネカ社のハイランダー・メディバル・ボックスセット。
クリストファー・ランバート主演『ハイランダー~悪魔の戦士』(1986)から、中世アイルランド版のコナー・マクラウドと宿敵クルガンをフィギュア化。
画像は映画の主人公、コナー・マクラウド。
クリストファー・ランバートの特徴はとらえているのだが、正面から見た顔は今ひとつ。首の角度を少し横に傾ければ、影の落ち方によって、ずっと良くなる。
首はボール・ジョイント、左右の肩も前後上下に可動部し比較的良く動くのだが、マント着用時には干渉して動かせない。
当然マントは脱着式なのだが、脱ぐと肩周りが華奢になるので、あまり見映えは良くない。
こちらは宿敵クルガン。
時代考証を無視した鎧はさておき、ニワトリの羽を使ったと思しき飾りがゴージャス。
下半身は無可動。上半身はコナーと同じ可動に加え、胸の部分で体を前後に傾斜させることができる。前かがみにして不気味な感じを出すもよし、逸らせて尊大な感じを出すもよし、結構ポージングに幅を持たせる事ができる。ところで面頬の左右の長さが極端に違うのはなぜだろう?映画でもテストショット画像でも同じ長さだったハズなのだが?
現在ネカ社は「カルト・クラッシックス」シリーズなどでマクファーレン社のMMシリーズのお株を奪うかのような商品展開をしているが、技術的に今ひとつ及ばないのが残念。(MMに対してCCと言うネーミングがなかなか笑える。)
今後、ショーン・コネリー演じるラミレスや、現代版のフィギュアも出して欲しいところだが、技術的に一抹の不安を感じざるをえない。
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