17.08.25 BOSS FIGHT STUDIO VITRUVIAN H.A.C.K.S. SERIES 2 : LACUNA CAVERN FAERIE

本日は前回に引き続き、米ボスファイトスタジオ社、VITRUVIAN H.A.C.K.S. シリーズ２、ウェイブ１から、ラクーナ（ケイブ・フェアリー）をご紹介。

ケイブ・フェアリーとは洞穴に住まう妖精族のことで、ラクーナとその種族は以前は地下深くにある、Ailewiという名の数百平方マイルに及ぶ広大な洞窟を住処としていたが、突如として外敵からの侵略を受け、故郷を追われてしまった。



彼女は人間や、彼女達の土地を奪った“暗黒の勢力”から遠く離れた土地に新しく安住の地を求めて旅を続けている。



ケイブ・フェアリーは長年日の光の射さない洞穴の暗闇で生活してきたため太陽の光を苦手とし、ラクーナも地上世界の厳しいから陽射しから目を守るためにノームの手によるゴーグルを着用している。

また、彼女は「ライトキャスター」と呼ばれ、自分や味方の身を衛る為に、敵に対して不快な魔法の光を投射することができる。



こうした設定は、恐らく前回紹介したエルフ同様、亜人間（デミ・ヒューマン）の一種としての位置づけなのだろう。
ちなみにラクーナの性格（アライメント）は“カオティック・グッド”らしい。



さて、フィギュアに関してはいつものごとく非常によくできている。

プロポーション及び造形は良好。
基本的に同社の女性汎用素体を使用しているのだが、今までと大きく違うのは、



背中の部分にダボ穴が設けてあること。



このダボ穴にはケイブ・フェアリーの特徴ともいえるコウモリ状の翼を差し込むようになっている。



翼の付け根はヒンジになっており、前後左右上下に動かすことが可能。



カラーリング及びペイントも良好。
暗い洞窟の中で生活しているため、髪は白く、肌も青白い（というか紫）。
髪の毛が逆立っているのはコウモリ同様、外敵から身を守るために天井からぶらさがって寝るためかも知れない。いやよく知らんけど。



可動に関しては基本、今まで紹介した女性用フィギュアと同じだが、前述のように翼がある分、ポージングの幅が広がっている。



膝立ちや、



武器の両手持ちもできる。



アクセサリーとして、セプター（笏）とシックル（鎌）が付属。



いずれも先端にクリア素材でできた宝石らしきものがしつらえられている。



また、おなじみの可動方向の異なる左右の手首、メーカーのロゴ入りスタンドに加えてオプションとして広げた状態の翼が同梱。



広げた状態の翼は非常に見栄えがいいのだが、重いので自立は困難となる。
今回撮影に使用しているスタンドは例によってSWBFからの流用。



当然こちらも付け根がヒンジなのでよく動く。



しかも翼と腕の付け根は同じ構造なので、



このようなカスタムも可能。



ギリシャ神話シリーズで、ハーピィとかできそう。
既に同シリーズのウェイブ４では頭部をリデコしたガーゴイルのリリースが予定されている。



悪魔や天使、サキュバスやバンパイアなど、応用範囲が広がりそうな素体である。



んでもって最後はけいたさん用のサービスショット。