17.05.02 BOSS FIGHT STUDIO VITRUVIAN H.A.C.K.S. SERIES 1 / BLANKS

本日は、米ボスファイトスタジオ社、VITRUVIAN H.A.C.K.S. シリーズの根幹を為す汎用素体、“Blanks”をご紹介。

同社がリリースしている４インチのアクション・フィギュアシリーズ、VITRUVIAN H.A.C.K.S.の Vitruvianとはレオナルド・ダ・ヴィンチの“ヴィトルヴィウス的人体図”のことで、H.A.C.K.S.は"HIGHLY ARTICULATED　CHARACTER KIT SYSTEM"の略、つまりは高性能多関節キャラクター・キット・システムを意味している。


▲ヴィトルヴィウス的人体図

この素体についてはフィギュアの紹介の度に拙ブログでも何度か言及はしていたものの、詳しい説明は省いていた。

理由は単に防具を全部脱がせて素体を晒すのが面倒臭かったから。
今回、単体でブランクスを購入してみて、管理人も初めて実はこんな感じになっているのを知ったという、このいい加減さこそ、まさに“ばん’ず　これくしょん”の真骨頂。



さて、ご覧の通りプロポーション及び造型は秀逸の一言。
刻み込まれた筋肉の筋や浮き出た太い血管が４インチのフィギュアとは思えないリアルさ。



カラーリング及びペイントは見ての通りまんま成型色なので割愛。
ちなみに素体のカラーは現時点で１８種類もある。
わざわざ現時点でと断ったのは、時々増えるから。いや、マジで。



可動に関しては、首（ダブルボールジョイント）、両肩部（ヒンジ）、両肘部（ヒンジ）、両手首（ヒンジ）、胸部（ダブルボールジョイント）、腰部（スウィブル）、両股関節（ヒンジ）、両膝関節（ダブルジョイント）、両足首（ヒンジ）と、４インチのフィギュアの中では間違いなくトップクラスの豊富さ。



アクセサリーは、形状の異なるコンパチヘッドが３種類、可動方向の異なる左右の手首、サンダルを履いた状態及び足指のモールドされていない左右の足首、メーカーのロゴ入りのスタンドが付属。武器や防具に関しては、“Accesories”というシリーズで別売されている。



肘関節の曲がる角度はおそよ９０度だが、ジョイントの部分を引っ張り出せば更に深く曲げることも可能。ただし、抜けやすい。



胸を逸らした状態。あまり反ると胸のジョイントが見えてしまう。



逆に背を丸めた状態。
こちらは限界まで曲げても背筋で隠れる仕様。



超いい加減なファイティングポーズ。



見るからにユルい右ストレート。



超テキトーな右フック。



なんとなく脛ガード、もしくは膝蹴り。



それっぽいフロントキック。



フロントキック、正面から。



廻し蹴りのように見えないこともないこともないハイキック。



見様見真似で下段突き。
アイアンマンパンチとも言う。いや、言わない。



なんかそれらしく見えるように努力はしたが成功したとは言い難いわけのわからないポーズ。



開脚。



腕立て。



腹筋。



背筋。



よくわからんが丸まってみたところ。
もしかしたら単に腹痛を訴えているだけなのかも知れない。



疲れたんで胡坐で一服。

ギリシャ神話シリーズでは、防具の干渉により本来持つ広範な可動を十分に活かし切ることができないが、管理人の拙いイマジネーションにかかってさえも実際には非常によく動き、ポージングの幅もかなり広い優れた素体であることがわかる。

さて、なぜ数あるうちの素体の中でわざわざ水色を選んで購入したかと言うと、、、、



次回はこのブランクスと対を為すカスタムアイテム、アクセサリーズを紹介の予定。