21.11.29 STAR WARS BASIC FIGURE : THE VINTAGE COLLECTION / MANDALORIAN : IG-11

予約商品の入荷前倒して懐が寒い。

そんなワケで本日は、米ハズブロ社のＳＷＢＦ、ザ・ヴィンテージ・コレクション、マンダロリアンからIG-11をご紹介。

IG-11（アイ・ジー・イレブン）はDesney+で公開されたスターウォーズ・フランチャイズのドラマシリーズ「マンダロリアン」のシーズン１に登場するバウンティ・ハンターのドロイド。
考案したのはジョン・ファブロー監督だが、声及びIG-11の活躍シーンについてはタイカ・ワイティティ監督が担当している。



IG-11は映画EPⅤ“帝国の逆襲”に登場したIG-88と同様IGシリーズで、その多くは非合法の暗殺ドロイドである。

IG-11は砂漠の惑星Arvala-7の野営地で拘束されていたグローグーを捕獲するために雇われたバウンティハンターギルドのメンバーのひとりとして登場し、任務の遂行中に現れたマンダロリアンの賞金稼ぎディン・ジャリンと賞金を山分けする条件で共闘に合意、チームプレイでニクトの傭兵達の排除に成功するが、グローグーを始末しようとした際に背後からジャリンに頭部を撃たれ、破壊されてしまう。



その後、ジャリンの仲間であるアグノートのクイールがIG-11の残骸を発見し、自分の水分農場を手伝わせるために修理した際に以前の記憶は消去され、代わりに子供の世話や看護をするナース・ドロイドとして再プログラムが施された。
クイールがジャリンから帝国軍残党との戦いに協力を求められた際にはIG-11も同行し、ネヴァロの戦闘では、帝国軍に攫われたグローグーを単身で奪還、最期は身を挺してストームトルーパー部隊を全滅させている。



IG-11は、強固な装甲と耐久性のあるボディを備えた非常に正確な狙撃手であり、例え敵の数が多くとも難なく排除できる性能を持つ、効率的かつ優れた戦闘マシンである。
また、バウンティ・ハンター・ギルドのプロトコルに従うようプログラムされており、敵に捕まった際に情報の漏洩を防ぐため自爆装置を内蔵している。



さて、フィギュアに関しては非常によくできている。
プロポーション及び造形は良好。
劇中の長身痩躯のイメージそのまま、十字に掛けられた襷状のユーティリティベルトや足の配線など細かなところまでよく造り込まれている。


カラーリング及びペイントも特に問題なし。
ただし、一部、成型色のままでウェザリングがないため浮いて見える部分もあるので、後でスミ入れしようと考えている。



可動に関してはかなり豊富で、頭部だけでも四分割されており、センサーが３６０度回転。
両肩の構造はIG-88と異なりヒンジになっており、横方向に伸ばすことも可能。
両肘はヒンジで、両手首も回転。手は銃が持たせやすい構造になっているのがありがたい。



腰は回転軸のみだが、下半身は両股関節（ヒンジ）、両大腿、両膝（ヒンジ）、両足首とかなり豊富。劇中で見せたドロイドならではの人間離れした変態的ガンファイト（もちろんホメてます）も再現可能。



アクセサリーとして、 ユーティリティベルト、E-11ブラスターライフル、DLT-20Aブラスターライフルが付属。ユーティリティベルトは別パーツなので着脱可能。



ただ突っ立っていただけだったIG-88とはエライ違いである。



同じくベーシック・フィギュアのストームトルーパーと比較するとこれくらいの大きさ。
公式設定では７フィート２インチ（約２．１９ｍ）ということになっている。



同じIGシリーズのIG-88と。型番からするとIG-88の方が後継機なので性能が高いはずなのだが、そのあたりはどうなのだろうか。