18.12.03 STAR WARS RETURN OF THE JEDI FORCE LINK : TARGET EXCLUSIVE EMPEROR PALPATINE LUKE SKYWALKER EMPEROR'S ROYAL GUARD

連日更新もいいのだが、同じようなネタばかりで、いいかげん飽きてきた。

のでので、少しばかり趣向を変えて久しぶりのＳＷネタとなる本日は、米ハズブロ社、フォースリンクシリーズから、ターゲット限定リターン・オブ・ザ・ジェダイ ３体セットをご紹介。

どうでもいいが、ＲＯＴＪ（リターン・オブ・ザ・ジェダイ）とＴＬＪ（ザ・ラスト・ジェダイ）が紛らわしいと思うのは管理人だけ？

正直、大きさこそ３．７５インチといえど、簡易可動素体のこのフィギュアを素直に“ベーシックフィギュア”と呼んでいいものか迷うところ。



可動を排除しただけあって確かにプロポーションは素晴らしいのひとこと。
管理人の中でも評価の低かったフォースリンク・シリーズだが、その認識がガラリと変わったくらい。

特に今回購入したセットのパルパティーンやロイヤルガードなどはこの手の簡易可動素体との相性がバッチリで、技術の進歩と相俟って布素材ではどうしても今ひとつだった被服の表現が格段に向上している。

とは言っても、よく考えてみれば元々のPOTF時代には布素材も使用されておらず可動も少なかったわけで、ある意味フォースリンク・シリーズはＳＷＢＦの原点回帰といえるのかも知れない。



まずはパルパティーン。
ご覧のとおり、プロポーション及び造形は至って良好。
真正面から見ると可動の関係で脇に隙間が生まれてしまうがこればかりは仕方あるまい。



カラーリング及びペイントも問題なし。
メイス・ウィンドウとの戦いで負った傷による不健康で不気味な肌の色もうまく表現されていてキモかっこいい。



可動は首、両肩、両手首、両股関節のみ。
両股関節はローブの裾と脚が一体成型となっているこのシリーズ独特な造り。
首もフードが干渉してあまり動きかないし、袖が垂れている造形なので腕を上げると不自然になるため大きな動きはできないが、映画でもさほど激しい動きはしてなかったのでその点は特に問題ないだろう。



アクセサリーとして、捻じくれた杖と



フォースライトニングを出している状態の両手首が付属。



お次はロイヤルガード。
映画公開時には“ただ立ってるだけの木偶の棒”との揶揄もあったが、その汚名は映画EPⅧ“ザ・ラスト・ジェダイ”のエリート・プレトリアン・ガードが見事晴らしてくれた。



プロポーション及び造形は秀逸。
そうそう、これだよこれ、と長年待ちわびた決定版をついに手に入れた感。
今まで発売されたフィギュアでもマントの素材や形状については色々と思考錯誤を巡らせてきたのだろうが、さすがにもうこれ以上はないだろうと思えるくらいの完成度。



カラーリング及びペイントも問題なし。
ま、もともと赤一色だったし。同じ赤でも色合いや光沢などで使い分けてるのが芸コマ。



可動は両肩と両股関節のみ。
フルポーザブル版も決して悪くはなかったが、やはりロイヤルガードはただ立ってるというもうそれだけで断然様になるので個人的には無可動でも全然ＯＫ。
右手がアクセサリーのフォースパイクを違和感なく持たせられる形状になっている点もポイント高い。



さすがに一体では寂しいのでさらにもう一体、こちらは単品で購入。



本当はもっと欲しいのだが、キリがないので同じフィギュアの購入は極力２体までと決めている。



当然のことながらこのてのフィギュアは並べて飾ってこそよく映える。
ちなみに冒頭の画像の背景はパッケージに入っていたバックカードをまんま使用。



最後にルーク。可動こそ首、両肩、両手首、両股関節のみと少ないが、プロポーションや頭部の造形はかなり良い感じ。
このクオリティでジェダイ・ローブを着用したバージョンがリリースされでもしたら、たとえ無可動でも間違いなく購入してしまうだろう。

総じて非常に良いセットなのだが、米ターゲット社限定で日本未発売なのが残念。
もっとも、それぞれのフィギュアは単品でも販売されるようなので、そちらを待ってから購入してもいいかも知れない。