18.09.05 STAR WARS BASIC FIGURE : STAR WARS THE SAGA COLLECTION / R5-D4

台風一過、本日は晴天なり。

そんなワケで、米ハズブロ社、ＳＷＢＦ、スターウォーズ・ザ・サガ・コレクション・シリーズから、Ｒ５－Ｄ４をご紹介。

Ｒ５－Ｄ４は映画ＥＰⅣ“新たなる希望”に登場した、アストロメク・ドロイドである。
劇中では、主人公ルーク・スカイウォーカーの叔父、オーウェン・ラーズがジャバからドロイドを購入する際に故障し、機転を利かしたＣ－３ＰＯの口添えによってＲ２－Ｄ２と交換されている。



アストロメク・ドロイドとは、全自動機械工として働くドロイドの一種である。
これらのドロイドは様々な修理作業を行い、小型宇宙船に搭載される航法コンピューターの付属品や代役としても機能する。

宇宙航行技術は、発達した思考回路を持ち、かつ小型軽量化されたアストロメク・ドロイドを搭乗させることによって飛躍的な進歩を遂げているが、これはいくつかの航法データの組み合わせを記憶することのできる、超小型演算モジュールの開発によってもたらされ、人間のパイロット以上に効果的かつ信頼性の高い操縦を可能としている。

また、ほとんどのアストロメク・ドロイドは、他のコンピューター・システムを経由して出力する文字、あるいはバイナリ、特殊なクリック音やビーム音、またはそれらに類する音声を用いた会話しかできない。



非軍事企業であるインダストリアル・オートマトン社の開発したアストロメク・ドロイドのＲ５シリーズは、発売当初にこそ一時的なブームを巻き起こしたものの、長い使用実績を誇り、信頼性、耐久性の面でも評価の高いＲ２シリーズの人気を追い抜くことができないでいた。

やがてR5ユニットは市場から姿を消し、R5-D4は同シリーズで最後の製品となる。



R5-D4は主人を満足させるために一所懸命に働いたが、生まれ持ったプログラムとハードウェアの能力を超えることはできず、結局のところ、彼にはタトゥイーンでジャワに拾われるという無残な運命が待ち構えていた。



ジャワのサンドクローラー内にあるドロイド・プールに、やはりジャワに囚われたＲ２－Ｄ２とＣ－３ＰＯが加わると、Ｒ５－Ｄ４は彼らの会話からふたりが帝国軍から逃れてきたことや、反乱軍の重要な任務を帯びてタトゥイーンに来たことを知る。



そしてジャワたちがアンカーヘッドにある水分農場の近くで露店を開いた際、オーウェン・ラーズは当初Ｃ－３ＰＯとＲ５－Ｄ４を購入するつもりでいたが、Ｒ５－Ｄ４はＲ２－Ｄ２の持つ重要な使命のことを思い出し、彼を助けるために自ら故障を装って起動装置を吹き飛ばすことで、敢えてジャワのところに残る道を選んだのである。



さて、フィギュアに関しては、拙ブログでも既に紹介したＲ５－Ｍ２や、Ｒ５-Ｊ２と同じ、良くも悪くもあまり変わり映えのないＲ５シリーズの定番素体。



センターホィールは収納式ではなく着脱式で、首を回転させるとモチベーターが出るギミックが仕込まれているのも同じ。



３本の脚部の底にはそれぞれ車輪ついており、転がして進めることもできるようになっている。



胴体の部分は同じ素体を使用しているのだが、頭の分だけＲ２よりもＲ５ユニットの方が大きく見える。



ＰＯＦ版には謎のミサイル発射ギミックがあったが、残念ながら（？）今回はオミットされている。