或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
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グリフォンは、鷲(あるいは鷹)の翼と上半身、ライオンの下半身をもつと言われる、極めて獰猛な伝説上の怪物。
語源はギリシア語のグリュプスで、「掠め取る」「引っ掛ける」または「曲がった嘴」を意味する。
このことからよくギリシア神話に登場すると思われがちだし、実際のところ管理人もずっとそう思い込んでいたのだが、どうやらそれは誤りらしく、ギリシャ神話では言及されていないとのこと。
しかしながら古代ギリシャの歴史家ヘロドトスの著した世界最古の歴史書『歴史』に記述がある等、伝説の生物としての歴史はかなり古い。
ゼウスやアポローン等の天上の神々の車を引く役目を担っていることから、同じく車を引く馬を目の敵にしており、馬を見ると見境なく襲いかかると言われるが、殺すのは牡馬だけであり、牝馬は殺さずに仔を産ませるとする伝承もある。
この伝承をヒントにして生まれたのが所謂ヒッポグリフという怪物である。
また、グリフォンには黄金を守るという性質もあり、自分が守っている黄金を盗もうとする人間を引き裂いてしまうといわれている。
さて、フィギュアは前回紹介したケンタウロス同様、ハリーハウゼンが特撮を務めた映画“シンドバッド 黄金の航海”に登場したグリフォン。
プロポーション及び造型は良好。
伝承では上半身が鷹(もしくは鷲)だが、首から下がライオンとなっている独自のデザイン。
映画では羽が小さくとても飛べそうには見えなかったが、フィギュアではかなり大きく見映えもよくなっている。
素材がソフビということもあってか、個体によって羽の曲がり具合がまちまちのようだ。
カラーリング及びペイントも問題なし。
総じて色合いはリアル志向のため、地味で暗い。
可動部は少なく、下半身の両脚のみ。
映画よろしく、ケンタウロスと絡めてみました。
4インチのフィギュアと比較するとこれくらいの大きさ。
羽のボリュームが凄いことになってるので通常の撮影セットには収まらず、今回は急場しのぎで黒い背景になりましたとさ。
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Re:無題
五臓六腑?(。-`ω-)
Re:無題
あれは翼の生えた虎。
中国では比較的ポピュラーな絵の題材らしいですね。鬼に金棒みたいな感じで。
(。-`ω-)
Re:無題
それはどちらかというと、ぬこにこんばんはって感じですね。
(。-`ω-)
Re:無題
あ、どうでもいいですけど、グリフィスって“グリフォンの王”って意味らしいですよ。
(。-`ω-)
Re:無題
更新せよよ、更新(。-`ω-)
Re:無題
はよせんかいっ(*`Д´)ノ!!!