或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
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エウリュアレーは以前紹介したステノーやメデューサと同じく、ゴルゴン三姉妹のひとり。
一番末の妹で、一見して幼く無邪気に見えるが、その甘い容姿の下にはふたりの姉同様、狂暴で卑劣な本性が隠されている。
また、彼女にとっては姉であるメデューサに対する神の残酷な処罰さえも、実は単に流血を求める口実に過ぎず、後に姉のステノーに向けてさえ牙を剥くことになる。
エウリュアレーは古代ギリシャ語で“彷徨する者”を意味する。
エウリュアレーは被害者を石に変えるだけではなく、代わりに咬んだ相手にマインドコントロールする毒を注入することで、彼女の命令に絶対服従する奴隷にすることができる。
奴隷と化した者は“エウリュアレーの使徒”と呼ばれる呪われた存在となり、二度と再び人間性を取り戻すことはない。
彼女はこの能力を使い、ふたりの姉にさえ秘密のうちに、ギリシア全土に彼女の軍隊を組織していた。
アキレウスはエウリュアレーの奸計により、唯一の弱点である踵から短剣により彼女の毒を受けたが、スティクス河の水によって受けた不死性の効力により例外的に自我を保っているものの、エウリュアレーに魅了されその虜となっている。
さて、フィギュアに関しては非常によくデキた部類。
プロポーション及び造型は秀逸。
ゴルゴンの特徴であるヘビの髪も上手に表現され、手足に巻き付いた装身具もヘビの形状をしている。
カラーリング及びペイントも良好。
三姉妹の肌の色がそれぞれ違うという試みも面白い。
可動部は女性の汎用素体を使用しているが、被服の身体を覆う面積が小さいのでポーシングの妨げになることはない。
アクセサリーとして、形状の異なるカタール(ジャマダハル)が2種類、可動方向の異なる左右の手首、メーカーのロゴ入りスタンドが付属。
ジャマダハルとはあまり聞きなれない名称だが、柄が横についたインドの武器であり、西洋においては一般的にカタールと呼ばれている。
しかし、実のところこれは誤りで、インドでカタールと言えば短剣のことを意味する。
誤解が生じたのは、ムガル帝国のアクバル大帝に仕えたアブルファズルが16世紀に著した歴史書『アーイーネ・アクバリー』で、カタール(短剣)とジャマダハルの挿絵が取り違えられていたのがそもそもの原因らしい。
ゴルゴン三姉妹。左からメデューサ、ステノー、エウリュアレー。
本来のギリシャ神話ではメデューサが末娘であり、ステノーとエウリュアレーは不死の性質を持っていたが、メデューサのみは年若く不死でなかったため、英雄ペルセウスに首を斬り落とされて命を落としている。
神話ではメデューサが魔物に姿を変えたのも自らの髪の美しさを誇るあまり、アテネ神より美しいと吹聴したことで女神の怒りを買ったためとされ、その際、女神に抗議した姉たちも同様に醜い姿に変えられてしまったことになっている。
アルティメット・スパルタンと。
こんな感じに絡めるが、
女だと思って嘗めてかかると最後はこうなる。
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Re:無題
うちのヨメも三姉妹。
しかも末っ子。((((°Д°;)))
Re:無題
もう怒られてますが、なにか?
(ノ_<。)
Re:無題
けいたさんの更新待ちなんですけど?
(・ε・` )
Re:無題
為せばなる(。-`ω-)ノ
Re:無題
日本から消えていなくなればいいのに。
(。-`ω-)ノ