17.04.30 X-PLUS USA TOYSRUS EXCLUSIVE RAY HARRYHAUSEN FILM LIBRARY : CENTAURS

本日は、Ｘ-ＰLUS USA、米トイザらス限定、レイ・ハリーハウゼン　フイルム　ライブラリーから、ケンタウロスをご紹介。

このシリーズは、もともとタグのみでパッケージには入っていないので、画像もまんま。



ケンタウロスはギリシャ神話に登場する半人半馬の種族であり、馬の首から上を人間の上半身に置き換えたような姿をしている。

イクシオンとネペレーとの間に産まれたとも、その間の息子であるケンタウロスが牝馬と交わり産まれたともいわれ、アレスの息子達とする説もある。

テッサリアのペリオン山やアルカディア、エーリスなどに住んでいたが、テッサリアーのケンタウロスはペイリトオスとの戦争で住処を追われて、ペロポネソス半島南部のマレア岬に移動したともいわれる。



性格は粗野で好色であり、酒好きの暴れ者だが、中には出自の異なるものいて、クロノスとピリュラーの息子であるケイローンは医学の祖とされ、医術の神アスクレピオスをはじめ、アキレウスなど数々の英雄を教育した賢者としても知られ、自身も不死であった。



ケンタウロスは戦いにおいてしばしば弓矢や槍、棍棒を使うとされる。
黄道十二宮に含まれる星座の射手座（人馬宮）は弓矢を持ったケンタウロスの姿に由来する。



さて、フィギュアは、特撮の神様、レイ・ハリーハウゼンがダイナメーションを務めた映画、“シンドバッド　黄金の航海”に登場したケンタウロス。
地図に載っていない幻の島、レムリアで原住民に魔神と崇められていた怪物である。



プロポーション及び造型は良好。
素材はソフビで大きさは約８インチ程度。
ギリシャ神話のケンタウロスよりも体が大きく、目もひとつ目となっている等、ハリーハウゼンによってかなりアレンジが加えられ、より怪物じみたデザインに。
首飾りと腕輪は一体成型のモールドで表現。



カラーリング及びペイントも問題なし
肌の色は青黒く、難しいと思われる毛並みの質感もよく出ている。



可動に関しては、分割線は見えるものの、動かない部分が多く、実際に動かせるのは両肩、胴、尻尾程度。個人的には、あと、首くらいは動いて欲しかったところか。



驚いたことに、最初から計算していたかのように４インチフィギュアとスケールがぴったり。

ちなみにこのケンタウロスは、映画ではグリフォンと戦った後に背中に馬乗りになったシンドバッドによって背中を短剣でめった刺しにされて命を落としている。