17.08.15 BOSS FIGHT STUDIO VITRUVIAN H.A.C.K.S. SERIES 2 : ORC CONQUEROR (SAVAGE WARRIOR)

指輪物語と言えば、バルログ、バルログと言えば、オーク。
サウロン？はて、誰それ？知らない子ですね。

そんなワケで本日は、米ボスファイトスタジオ、VITRUVIAN H.A.C.K.S. シリーズ２から、オーク・コンカラー（オークの征服者）をご紹介。

パッケ画像、曲がっちった（笑



数多あるファンタジーに登場するオークの原型は『指輪物語』を著したJ.R.R.トールキンの創造によるものである。
トールキンはその著作内で、オークは人間に似た姿をし、大きさも人間とほぼ同じだが、醜く汚らわしい存在として描いている。



知能はあるが愚鈍で不潔、繁殖力が強く、人を殺す道具や美しくない物以外の創造はできず、ただ破壊を生み出すのみの存在である。



『指輪物語』でのオークは邪悪な勢力（サウロンとサルマン）の兵士として扱われ、その前日譚『ホビットの冒険』では、トールキンはオークのことをゴブリンと記述しているが、これに関しては後にホビット語でゴブリンはオークを意味する、という設定が付け加えられている。



さて、フィギュアに関しては、前回紹介したナイト・オブ・アコード同様、非常によくデキた部類。
プロポーション及び造型は良好。
腕の部分は同社の汎用素体のものをそのまま流用。下半身もよく見るとナイト・オブ・アコードと同じ素体を使用している。



デフォでは髭面だが、髭なしのコンパチヘッドも付属。
こちらは年若いオークといったイメージか。



カラーリング及びペイントも良好。
なんでもコンベション限定で赤いオークも販売されているらしい。



可動についてはナイト・オブ・アコードとほぼ同じ。
あまり姿勢が良いと不自然なので、猫背気味にして、ガニ股の方がそれらしいか。



アクセサリーとして、粗雑な作りの片刃剣の他、



重そうなウォーハンマー（戦鎚）や、



やはり粗雑だがいかにも頑丈そうな円盾が付属している。



鎧の肩当は着脱可能で、肩のダボ穴に挿し込む形式はやはりナイト・オブ・アコードと同じ。



肩当を装備した途端に迫力倍増で強そうに見える。
嵌める時にトゲトゲが指に刺さって痛いのが難点か。



肩当のダボに通す形で、背中に毛皮のケープも装備できる。



撮影終盤になって気が付いたのだが、太ももの外側にダボ穴があり、ここにあまり防御の意味のなさなそうな小さなプレートを装着できるようになっている。恐らく、ダボ穴を隠すためなのだろう。



盾の裏は手持ちの把手があるだけで、腕の部分は固定されないタイプ。



素顔でも十分迫力があるのだが、



コウモリの羽を象ったヘルメット（兜）と、



髑髏を模したバイザー（面頬）が２タイプあるヘルメットが付属している。



バイザーは上げ下げ可能。
ちなみにもう一種類のバイザーは髭を生やした髑髏なのだが、あまり変わり映えしないので撮影は省略。
っていうか、頭がデカくてバランスが悪く見えてしまうのでバイザーを上げた状態がオススメ。




バイザーを装着するヘルメットは、ナイト・オブ・アコードと同じものだが、色はやや暗め。
互換性もあるので流用も可能。



ナイト・オブ・アコードと。



こんな形で絡ませてみる。
雑魚キャラ大好きな管理人としては、髭面をリーダーにして、できればあと２体くらい購入して並べて飾りたいところである。