或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
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お正月はおめでたい。オメデタイといえばこのヒト。
本日は米DCダイレクト社のバットマン・ハッシュシリーズ3からハーレークィーン。
ハーレークィーンはバットマンに登場するヴィラン(悪役)のひとりで、本名はハーリーン・クィンゼル(Harleen Quinzel)。
元アーカム精神病院のカウンセラーだったが、治療対象であるジョーカーに魅せられて自身も犯罪者となった。ミイラとりがミイラというヤツである。
アニメ版バットマンのオリジナルキャラクターだったのだが、後にコミック版にも登場するようになった。
ハーレークィーンは“harlequin”をもじっており、まだらのタイツをはいた道化のこと。赤と黒のまだら模様のコスチュームもそこから由来する。愛するジョーカー(jokerも道化の意味)にちなんで女ジョーカーを気取っているらしい。とりあえずカナダの有名な同名ラブロマンス小説とは無関係のようだ。
ハーレークィーンはジョーカーを“ミスターJ”、バットマンを“ミスターB”と呼ぶ。ジョーカーからは“プディング(プリン)ちゃん”と呼ばれることがあるが、本人は嫌がっている様子。
フィギュアはプロポーションが抜群。赤と黒と白のカラーリングも鮮明で非常に良い感じ。
可動は首(ボールジョイント)、両肩(ボールジョイント)、両肘、両手首、両股関節、両膝。
欠点は左手のピストル(!)が非常に大きくて重いため、保持が難しいと考えたのか、手首と一体成型になっている点。
また、デフォで左足がつま先立ちの状態で造型されているため、本来なら単体でスタンドなしの自立は不可能なのだが、右手の特大ハンマーによって身体を支えることで、かろうじて自立させることができるようになっている。
画像は“ミスターJ”ことジョーカーと。
傷つけられても、裏切られても一途なハーレークィーンだが、彼が泣くところを見ることができるのは彼女だけだとか。
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思い出したように古きよき時代のPCゲームを紹介。
本日は今はなき米3DO社の『レクイエム』。
本国では’98年にリリースされたが、日本でも’99年にイマジニアより完全日本語版が発売されたのでちょっと古いゲーマーならご存知かも。
キリスト教の世界観を背景にして人間界における天使と悪魔の戦いを描いたファーストパーソンビュー・アクション・シューティング。
プレイヤーは神によって人間界に使わされた天使マラカイとなって、人間の武器やエンゼル・パワーで人間界を裏で支配する堕天使や悪魔達と戦うというストーリー。
私はいち早く英語版をプレイしたので、クリアこそしたものの、結局ストーリーについては全く理解していない。
ちなみにマラカイ(Malachi)とは、預言者の名前で、旧約聖書の中でもマイナーな12冊の預言書の最後の1冊を著した人物のことだといわれている。ヘブライ語で“私のメッセンジャー”を意味する。
さて、ゲームについてだが、当時の標準レベルに照らし合わせても、やや難があった。
素人目に気がついた点だけでも挙げると、停止している状態で手にした武器が画面上をユラユラ動くにはいいのだが、移動をはじめると突然正規のポジションに移動してしまい、ものすごく不自然で興覚め。
また、マップの造りがイマイチで、背景のテクスチャは決して悪くないのだが、建物自体の造りが実にいい加減で、人間の都市が舞台のはずなのに、生活感がまるで感じられない。マップの攻略に重点を置きすぎてリアリティを損なってしまっている。
操作性も悪いといえないまでも決して良いとはいえない程度。
サウンドもややチープで、迫力に欠ける。
それから、これはちょっと評価の分かれるところかもしれないが、主人公の天使がモヒカンでヒゲ面のおっさんというのもどんなもんかと思うが…。
ストーリーについては、前述したとおり語学力の不足のため、個人的には評価ができないので割愛。
悪口ばかり書いてしまったが、ここまでなら、せいぜい良くても100点中、50点くらいである。
しかし、このゲーム、海外でもそこそこ評価が高い。
それは何故か?
実は意外に敵キャラクターのグラフィックがカッコいいのである。
特に人間系はザコから始まって中ボスキャラまで、結構良くできている。
ポリゴン数が多いわけではないので、結局テクスチャとデザインのセンスなのだろうが、フツウの人間キャラは男と女の区別が付かないくらい酷いデキなのに、こと敵キャラだけは、まるでデザイナーが違うのかのようにレベルが高いと感じた。ゲーム全体の質がやや低めなだけに、逆にそこだけ飛び抜けて見えるため、どうしてもチグハグな印象が拭えない。
しかも、動きが妙にリアル。この場合の動きとは、AIのことではなく、敵のやられ方。
弾があたったときの反応のバリエが豊富で、場合によっては叫びながらのた打ち回ってなかなか死なない。また、頭や腕が吹っ飛ぶこともある。これはさすがに家庭用ゲーム機では表現できないリアルさである。
もう、このゲームは敵キャラのグラフィックだけで保(も)っているといっても過言ではないくらいで、結局のところ褒めているのか貶しているのか自分で書いてても良くわからないというのが正直な感想。
ゲームは95/98対応だが、D3D用のv1.3のパッチを当てることによりXPでも問題なく動作する。また、ある程度のグラフィックボードなら、ムリヤリ画像を補整できるので、今でも決して“見るに耐えないグラフィック”というほど悪くないレベルでプレイできる。
もし中古屋で見かけたら、ヒマ潰し程度にプレイしてみても悪くないかもしれない。
酒飲んで酔っ払っているうちに新年を迎える。
実は今、実家に寄生しているのだが、ここがやたらと山の中。
どれくらい山の中かというと、大晦日には2年参りと称してヨメと二人して徒歩で山の上の神社まで初詣に出かけたのだが、街灯はなくて暗いわ、遠いわ、山道だわ、雪はチラついて寒いわで、危なく遭難しそうになるくらい。ここでは初詣も命がけである。これでおみくじで“凶”なんて引いた日には谷底に身を投げたくなる。
今日は今日で、義父母と義姉夫婦と一緒に買出しに出かけたのだが、気がつくとスーパーでひとりきり。思わずヨメにメールする。
「ヤヴェ、義父さんと義母さんと義姉さんと義兄さんが迷子になった!」
相変わらずですが、今年もよろしくお付き合いくださいまし。
実は今、実家に寄生しているのだが、ここがやたらと山の中。
どれくらい山の中かというと、大晦日には2年参りと称してヨメと二人して徒歩で山の上の神社まで初詣に出かけたのだが、街灯はなくて暗いわ、遠いわ、山道だわ、雪はチラついて寒いわで、危なく遭難しそうになるくらい。ここでは初詣も命がけである。これでおみくじで“凶”なんて引いた日には谷底に身を投げたくなる。
今日は今日で、義父母と義姉夫婦と一緒に買出しに出かけたのだが、気がつくとスーパーでひとりきり。思わずヨメにメールする。
「ヤヴェ、義父さんと義母さんと義姉さんと義兄さんが迷子になった!」
相変わらずですが、今年もよろしくお付き合いくださいまし。
本日は、全国的にメリー・クリスマス!というワケで(ホントのクリスマスは明日なんだけどね)、クリスマスといえば、この男。米DCダイレクト社の「シークレット・ファイルズ」シリーズ1、バットマン ローグズ・ギャラリーからミスター・フリーズ。
彼には是非、浮かれ騒ぐクリスマスの夜の街に出向いて、遠慮なく全て凍らせていただきたい。
ミスター・フリーズはバットマンに登場するヴィランのひとりで、本名はヴィクター・フリーズ(Victor Fries)。事故により摂氏零度以下でしか生きられない身体となってしまい、筋力増強装置を兼ねた冷凍スーツに身を包んでいる。
何でも凍らせてしまう冷凍銃を武器として、全ての物を凍らせるというのがモットーで「心まで凍った男」を自称している。
実は妻のノーラが難病のため、冷凍睡眠状態で病気の進行を遅らせているのだが、治療のための莫大な研究費を稼ぐ必要があるのだ。
冷凍スーツはダイヤモンドをエネルギーとするため、ダイヤ絡みの窃盗犯罪が多い。(一部WIKIPEDIA参照。)
映画『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲』でアーノルド・シュワルツェネッガーが演じて以来、ミスター・フリーズといえばマッチョのイメージが定着しているような気もするがフィギュアはクラシカルなデザインを採用しており、細身のプロポーションが逆に新鮮な感じさえする。無表情な顔がいかにも“クールで理知的な氷の男”の印象を与える。
可動は、首(ボールジョイント)、両肩(ボールジョイント)両肘、両手首、両股関節、両膝、両脛(ブーツの継ぎ目)、両足首。
頭部のドーム型のヘルメットは着脱が可能。アクセサリーとして冷凍銃が付属しているが、思うように持たせにくいのが難。
バットマンと比較すると細身のせいかやや長身に見えるが、実際はほぼ同じくらい。どちらも色的には寒色系がメインなので、並べるとややカブる感じか。
購入前は、見た感じあまりパッとしなかったので、一部リペイントも検討したが、実物を手にしてみると、これはこれでアリかなという気がしたので手を加えていない。
このシリーズはデキはそこそいいのに、なぜか人気がないので不思議である。
12月24日といえば全国的にクリスマス・イブである。
クリスマスといえば、イエス・キリストが生まれた日である。
私の知り合いの坊さんは毎年お寺でクリスマスパーティーを開いているが、
…いいのかそれ?
また、クリスマス・イブといえば、夜の街をそぞろ歩くバカップルの発生率でも悪名高い。
政府には是非、12月24日に夜間外出禁止令と全国一斉夜間消灯令を法整備化して即刻実行していただきたい。
恐らく、国民(の一部)からは絶大なる支持があるだろう。
少なくとも私は賛同する。(…彼女がデキない限り。)
日本ではなぜか、全くキリスト教には縁がないにも関わらずクリスマスが定着している。
ケーキを売るための洋菓子メーカー陰謀説もあるが、それだけではない。
実は昔から日本にはクリスマスを祝う風習があったのだ。
天正15年、豊臣秀吉の伴天連追放令が出されてから、隠れ切支丹の間で、密かに基督聖誕祭を祝うために始められ、それと知らずに一般に流布したのが、いわゆる「聖徳信仰」である。年末の最後の未(ひつじ)の日に鴨居の上に柊(ひいらぎ)の葉を飾ると、鬼が来ずに福(の神)が来る、とされた。
この場合、福の神とは聖徳老師(しょうとくろうし)という仙人をさし、江戸中期に江原董朴によって編纂された『本朝仙人縁起(抄)』にもその名が見える。
江戸時代中頃には赤い頭巾を被り、馴鹿(トナカイ)を連れた老子が描かれたお札を柊と一緒に貼る事もあったようだ。また、近年の研究では竈(かまど)神信仰との関連も指摘されている。
聖徳老子図(坂田家 個人蔵)
この聖徳信仰は明治に入り急速に廃れたが、今でも中部地方の農村で散見される。
…というのは真っ赤な嘘であるので信じてはいけない。
クリスマスといえば、イエス・キリストが生まれた日である。
私の知り合いの坊さんは毎年お寺でクリスマスパーティーを開いているが、
…いいのかそれ?
また、クリスマス・イブといえば、夜の街をそぞろ歩くバカップルの発生率でも悪名高い。
政府には是非、12月24日に夜間外出禁止令と全国一斉夜間消灯令を法整備化して即刻実行していただきたい。
恐らく、国民(の一部)からは絶大なる支持があるだろう。
少なくとも私は賛同する。(…彼女がデキない限り。)
日本ではなぜか、全くキリスト教には縁がないにも関わらずクリスマスが定着している。
ケーキを売るための洋菓子メーカー陰謀説もあるが、それだけではない。
実は昔から日本にはクリスマスを祝う風習があったのだ。
天正15年、豊臣秀吉の伴天連追放令が出されてから、隠れ切支丹の間で、密かに基督聖誕祭を祝うために始められ、それと知らずに一般に流布したのが、いわゆる「聖徳信仰」である。年末の最後の未(ひつじ)の日に鴨居の上に柊(ひいらぎ)の葉を飾ると、鬼が来ずに福(の神)が来る、とされた。
この場合、福の神とは聖徳老師(しょうとくろうし)という仙人をさし、江戸中期に江原董朴によって編纂された『本朝仙人縁起(抄)』にもその名が見える。
江戸時代中頃には赤い頭巾を被り、馴鹿(トナカイ)を連れた老子が描かれたお札を柊と一緒に貼る事もあったようだ。また、近年の研究では竈(かまど)神信仰との関連も指摘されている。
聖徳老子図(坂田家 個人蔵)
この聖徳信仰は明治に入り急速に廃れたが、今でも中部地方の農村で散見される。
…というのは真っ赤な嘘であるので信じてはいけない。