或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
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RITUAL ENTERTAINMANT社から、あの『SIN』の続編がリリース。
オリジナルが登場したのが、1998年だから実に8年振りの復活である。
当時はid software社のQuakeⅡエンジンが全盛期であり、同エンジンをカスタマイズした「Half Life」の前評判に懸念を示した販売元のActivisonが、未完成であるにも関わらず開発の遅れていた「SIN」の発売を強行し、そのまま店頭に並んでしまったといういわくつきのゲームであった。ロード時間は長いはバグだらけだはと評判は散々だったが、30MBほどの修正パッチをあてた後はスムーズに動作し、本来の高いエンタティメント性を発揮して、人気を誇った。(パッチをダウンするのに当時のダイヤル・アップ回線では2時間くらいかかったのだが…。)
さて、今回は「ハーフライフ2 エピソード1」同様SOURCEエンジンを使用し、グラフィックは格段に向上している。(特にシンクレアのチチとか)
だが、何かが足りない。そう、オリジナルではやたら多かった主人公ブレイドの独り言が全くない。また、相棒のハッカーJ.C.との掛け合いもない。ノリの良い軽快なBGMもない。オリジナルの持つ独特の雰囲気、“らしさ”が欠如しているため、魅力が半減してしまい、プレイしていても非常にさびしい。
このゲームの持つ本来の面白さを実感したいなら、多少古いグラフィックにガマンしてでも、オマケで収録してあるオリジナルからプレイすべきだろう。
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