或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
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師走ということで、ますます寒さもつのり、周囲に風邪っ引きが多くなってきた。
先日、ナニやら喉の奥がイガイガして、ゴホンゴホンと咳込んでいたら、同じフロアにいる派遣の女の子が珍しく深刻な顔で、「大丈夫ですか?」と聞いてきた。
ちょと感動して「ありがとう、大丈夫。」と笑顔で応えると、
「いえ、感染(うつ)らないかなって。」
…そっちの心配かいっ。
そんなワケで今日は先日に引き続き、米DCダイレクト社のバットマン・ハッシュ・シリーズからキャットウーマン。
本名、セリーナ・カイル。バットマンのコウモリに対し、猫のコスチュームを着た元・女怪盗。近年は改心して盗みからは足を洗ったが、猫に似た気まぐれで自由奔放な性格はそのまんま。
ハッシュ・シリーズ2は総じてデキが良いフィギュアが多いが、キャット・ウーマンに関しては造型は申し分ないものの、DCダイレクトの標準に比べても可動部が少ないのが難点。首(ボールジョイント)、両肩(ボールジョイント)、両肘、両股関節、両膝のみ。せめてあと腰と両前腕くらいあってもよさそうなものなのだが。
アクセサリーとしてゴーグル、ホイップ(鞭)が付属しており、ゴーグルは着脱可能になっている。
画像ではわかりにくいが、ブーツの内側がパープルに塗られているのがアクセントになって非常にオサレ。
いつもの如くバットマンと。
キャットウーマンと言えばティム・バートン監督、マイケル・キートン主演映画『バットマン・リターンズ』の成功を受けて、04年ハル・ベリー(ブライアン・シンガー監督のX-メンシリーズでストーム役)を主演に、スピンオフ映画化されたが、興行的に大失敗して酷評されたのは記憶に新しい。映画は作品賞・監督賞・脚本賞・主演女優賞の4部門で見事その年のラジー賞(最低映画賞)を受賞している。
後にハルは「X-メン3」出演オファーが来た時に「もうアメコミのヒロイン役は懲り懲り。」と一度は蹴ろうとしたとか。
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眼鏡が壊れたので眼鏡屋さんに行く。
視力検査をしてもらったところ、前回よりも視力が回復していた。
女性の店員さんが数字と私の顔をしばし見比べて一言、
「まだ老眼は始まってないですよね?」
…殴っていいすか?
本日は米DCダイレクト社バットマン「ハッシュ」シリーズ3からスケアクロウ(案山子)。
スケアクロウはバットマンに登場する著名なヴィラン(悪役)のひとり。
本名はジョナサン・クレーン。
アメリカの都市伝説を題材にW・アーヴィングが著した短編小説「スリーピー・ホロウの伝説」(ティム・バートン監督、ジョニー・ディップ主演で99年映画化)に登場する主人公、イカボット・クレーンに名前が似ていることから、子供の頃つけられたあだ名はイカボット・クレーン。
人間の持つ“恐怖”の感情に興味を持ち、長じて心理学を学び、遂には大学の心理学教授となるが、生徒を相手に行き過ぎた実験を行ったためクビにされ、それが契機となって犯罪の道に走る。様々な恐怖を引き起こす毒ガスを武器にするが、身体能力は高くないという、いわゆる頭脳派ヴィラン。
痩せこけた容姿と粗末な服装のため、大学で同僚に付けられたあだ名がスケアクロウ(案山子)だったことにより、案山子のコスチュームを身に纏っている。
フィギュアの造型はシリーズ3の中では飛びぬけて秀逸。
というか、シリーズ3は全体的に“かなり投げやり”な造りになっていたような気がするのだが、気のせいだろうか?よって、このシリーズはスケアクロウしか購入していない。
可動は首、両肩(ボールジョイント)、両肘、両手首、腰、両股関節、両膝、両足首。
ボールジョイントは両肩のみだが、服のギザギザに干渉を受けて十分動かすことができないのが残念。まぁ、それ以前に腕自体が細くて壊れそうなので、恐くて思い切り動かせないこともあるのだが…。
アクセサリーとして左側頭部に恐怖ガスを込めたスティックがあり、着脱可能になっているのだが、手に持たせたりはできない。
個人的には長身、細身、猫背と、スケアクロウというキャラクターの持つイメージに近く、デザインも素晴らしいので気に入っている。
最後に大きさや体格を比較するために「バットマン&サン」シリーズのバットマンと。
…そういえばこれと似たようなセットがDCダイレクトからリリースされるんでしたね。
本日は米DCダイレクト社、「バットマン ナイトフォール」シリーズからベイン。
ベインはバットマンに登場するヴィラン(悪役)のひとり。
マッシヴな肉体にプロレスラーのようなマスクとコスチュームという非常にベタなスタイル。
コミックシリーズ「ナイトフォール」では、バットマンの背骨を折り、一時的にとはいえ引退に追い込んだ。
見るからに肉体派のパワーキャラクターだが、意外なことに知性も高い。筋肉増強薬“ヴェノム”を、直接脳に接続したチューブから投与することで破壊力を増加させる。
フィギュアは筋肉の筋がこれでもかというくらいモールドされており、プロレスラーというよりもむしろボディビルダーのように見える。
可動部は首、両肩(ボールジョイント)、両肘、左前腕、右手首、腰、両股関節、両膝、両足首。ボリュームのある上半身はムクなので重心が高いが、足首に可動部が設けてある分、接地性も良く、スタンドなしで比較的安定して自立することができる。
左前腕のケースからチューブを通じて頭蓋骨内に“ヴェノム”が送り込まれ、12時間おきに投与しないと禁断症状で地獄の苦しみにのたうちまわることになる。
チューブは軟素材でできており、可動の妨げにならないように配慮されている。
バットマンに背後から襲い掛からんとするベインの図。
コミックは未読なのであくまでイメージ。
ベ「だ~れだ?」
バ「え~?わからないなぁ~」
ベ「もう、わかってるクセにぃ。」
バ「バレたか。アハハハハハハ。」
ベ「ウフフ。」
とかいう展開には絶対ならない。
画像はやや上から撮影しているので正確な大きさがわかりにくいかも知れないが、実物はベインが頭ひとつ分大きい。
先日に引き続きSWBFの30周年記念シリーズからC-3PO&サレシャス・クラム。
サレシャス・クラムはジャバのペットであるコワキアン・モンキー=リザード。(サラシャスなのかサレシャスなのか不明だが、とりあえずサレシャスで通すこととしたい。)
映画EPⅥ“ジェダイの帰還”において、カクゥーンの戦いの最中、C-3POがジャバのセールバージ内でサレシャス・クラムに襲われるシーンを再現した珍しいコンセプト。
C-3POは当初の画像ではもっと落ち着いた感じのゴールドだったのだが、なぜか製品版では安っぽい金ピカ仕様に変更。素体はROTSシリーズのものを流用。
可動は首、両肩、腰、両股関節のみだが、腰はボールジョイントになっており、比較的自由度が高くなっている。プロポーションも良好なので、塗装の変更が返す返すも残念である。
なお、劇中のワンシーンを再現すべく、右目が飛び出すギミックが付属しているのが笑える。(どうせなら配線もちゃんと塗装して欲しかったが。)
サレシャス・クラムは、限定フィギュアに付属していた物を除けば、ハズブロでは初のベーシック・フィギュア化といえる。(ケナー時代にはジャバの台座のアクセサリーとして付属。)
小さい割には可動部もしっかり設けてあり、首、両肩、両股関節、尻尾が可動。
首と股関節はボールジョイト及び二次軸になっており、自由度が高い。
全体的にまんま成型色だが細部までモールドされており、なかなか良くできている。右手首が不自然にねじれているのは何故なんだろう?
久しぶりに本日はSWBF30周年記念シリーズから、ハーミ・オードル。
映画EPⅥ“ジェダイの帰還”でジャバ宮殿にいたエイリアンのひとり。
以前サガシリーズで発売されたエファント・モンとタメを張るくらいの大型フィギュアで、これがヨーダと一律の値段で販売されるあたりが非常に摩訶不思議なアメリカン・トイ・マジック。
ハーミ・オードルは落ちぶれたパラグウィン族の武器商人という設定で、いかにも不恰好なプロポーションに身体に巻きつけたボロ布がその落ちぶれ度を表している。
可動部はさほど多くないが、首(ないけど)、両肩、両手首、腰、両股関節、両足首に加え、下顎も動く。
両肩と両足首は前後左右に動く二次軸になっているが、両肩は胴体の干渉を受けてあまり効果的ではない。足首の方は関節のおかげで接地性が格段に向上しており、足の大きさとも相まって、不恰好な割には安定性が確保されている点がありがたい。
映画ではもっと、ネズミの土左衛門のようにグロテスクで薄汚れていたが、さすがにフィギュアは表現は抑え気味。
画像は同じくジャバ宮殿のテイナス・スパイジェック(左)とジュキール(右)。
ハーミ・オードルは、その外観のインパクトの強さから、以前からフィギュア化して欲しいと思っていたので、今回手に入れることができて、非常に嬉しい。