或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
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新年早々ブログを更新していて、我が事ながら、つくづく疑問を抱くことがある。
他にすることがないのか?
そんなワケで本日は、米ハズブロ社、マーベル・ユニバース・シリーズ4から、ビーストを紹介。
ビーストはマーベル・コミックに登場するミュータントのヒーローチーム、X-MENのメンバーのひとりで、本名はヘンリー・フィリップ・マッコイ(Henry Philip McCoy)。通称ハンク。
設立当時のX-MENの一員であり、関連コミックスに終始一貫して登場している。
X-MENから脱退していた時期は、アベンジャーズやディフェンダーズにも所属していた。
ハンク・マッコイは父ノートン、母エドナの間にアメリカのイリノイ州で生を受けた。
ノートン・マッコイはハンクが生まれる以前に地元の原子力発電所に務めていた関係で、一時に大量の放射線に晒さらされた経験があり、それがハンクのミューテーションの原因になったと考えられている。
ハンクは生まれつき優れた頭脳と並外れて大きな手足を持っていたが、彼のプロポーションは人間よりもむしろゴリラに似ており、学校では『Magilla Gorilla』と呼ばれた。
父の失業をきっかけに一家は引っ越すことになり、その先でもハンクはその類人猿じみた外見からいじめを受けるが、ある時車に轢かれそうになったことから、咄嗟にとった反応がきっかけとなってミューテーション能力が開花した。
ちなみにMagilla Gorillaとはトムとジェリーで有名なハンナ・バーベラ・プロダクションが制作したアニメのキャラクターで、邦題“ゴリラのゴンちゃん”として日本でも放映されている。
ハンクの能力は青年期にさしかかった頃には完全に明確になり、人間の学校に留まっていたわずかな間に、運動競技では優れた成績を収めている。
勉学にもスポーツにも優れていたハンクだったが、アメリカンフットボールの試合で人並み外れた身体能力と巨大な足を見せてしまう。
結果としてそれが同級生の差別を助長し、ミュータントに対する迫害から逃れるうちに、ハンクの載った新聞記事を目にしたチャールズ・エグゼビア教授のスカウトを受け、彼の運営する『恵まれし子らの学園』へと招かれることとなる。
ハンクは学園で研鑽を積みつつ、X-MENの一員として活躍するが、20歳の誕生日を迎えて間もなく、X-MENを卒業し、有名な企業であるブランド・コープに入社。
そこで遺伝子学研究施設で研究者として働き、生物の突然変異に関する研究をするが、その目的は自分の身体を常人に近づけるためでもあった。
ハンクは研究の過程で、人間が一時的にミュータントになれる薬の精製に成功するが、その研究成果を盗もうとする犯罪者を前にして、試薬を全て飲み干すことで守ろうとする。
しかし、薬は彼のミュータント化を著しく進行させることとなり、灰色(後に青色)の体毛に覆われた獣の様な姿に変貌してしまう。
更に、ヴァーガスによって瀕死の重傷を負わされた時、ハンクの命を救うため、セージがミュータント因子を活性化させたことから、セカンド・ミューテーションを引き起こすこととなり、類人猿のような姿から今度は現在の猫科のような姿に変化してしまった。
当初、ハンクは類人猿じみた長く大きな手足以外は普通の人間と変わらない外見だったが、ミューテーションの開花により超人的なパワー、スピード、反射神経、敏捷性、器用さ、平衡感覚、耐久性を持ち、オリンピック選手にも等しい運動能力を得ている。
後に、自らの開発した薬の試作品を飲んだ事で、更にミューテーションが進行し、体全体が青色の毛皮で覆われ、鉤爪と牙を持つ野獣の様な外見となった。
同時に鉤爪を使って壁をよじ上る能力と、女性を惹きつけるフェロモンの能力も新たに身につけている。
そしてセカンド・ミューテーションの後、ネコに近い外見となった彼は、パワー、スピード、感覚機能はパワーアップし、ネコの様な反射能力と敏捷性を手に入れ、視覚と嗅覚の能力が拡張された。加えて、大怪我をしても数時間のうちに復帰できるほどの治癒能力を発達させている。
獰猛そうな外見に反して、優れた科学者であり、画家であり、作家でもあり、とりわけ生物化学や遺伝学の権威であり、ユーモアに関しては機知に富んだセンスを持ち合わせている。
また、彼はミュータントの政治的な活動家でもあり、自らの獣性の部分が引き起こす、野生の衝動と拒絶に対する恐怖と戦いながらも、己の肉体的・精神的な天賦の才能を人類とミュータントにとってのよりよき世界の創造に捧げている。
さて、フィギュアに関しては、実によくできた部類。
プロポーション及び造型は良好。
セカンド・ミューテーション後のネコに似た外観なのだが、最近のビーストを知らない管理人は、てっきり最初は、アーティストによるデザインの違いなのかと思った。
カラーリング及びペイントに関しては、スミマセン、実は少しばかり手を加えている。
顔がやけに長く見えたので、タミヤカラーのロイヤルブルーを薄めて、頭部と手足にスミ入れ。
結果としては満足しているのだが、いかがだろうか。
可動に関してはまさに秀逸の一言。
パッケ状態ではわからないが、開封すると一目瞭然。
特に手首と足首は非常に自由度が高く、つま先まで可動する、まさにウルトラ・ポーザブル。
逆立ちした状態でのパッケージのバリエなど、趣向を凝らしているようだが、日本ではあまり人気がないせいか、安値で叩き売られたりしている不遇なフィギュア。
管理人も、実はついでに購入したようなものだったのだが、その可動部の豊富さに思わず目からウロコ。
是非実際に一度、手にとっていただきたいと思う、隠れた良作。
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本日は前回に引き続き、米ハズブロ社、マーベル・ユニバース、ジャイアント・X-MEN 35周年記念6体セットから、ナイトクロウラーを紹介。
ナイトクロウラーはX-MENに登場する、ミュータントで、本名はカート・ワグナー(Kurt Wagner)。
ドイツのバイエルン州にあるウィンゼルドーフという小さな村で生まれた。
生まれながらにして、既に全身青黒い毛皮に覆われ、手足には独特な3本の指、長い犬歯、黄色い目、尖った耳、物を掴むことのできる尖った尾を持つ特異な姿であった。
その悪魔的な容姿に反して、彼は敬虔なクリスチャンでもある。
ジプシーの魔術師マルガリ・スザダロスは、バイエルンのアルプスの道ばたの小さなテントで、生まれて間もないワグナーと、テントのそばで心臓発作を起こして死んでいる彼の父親エリック・ワグナーを見つけた。
また、母親も彼の隣に横たわって死んでいた、とマルガリは証言しているが、後に彼の両親は全く別の人物であったことが発覚しているため、その話は疑問視されている。
マルガリはワグナーをバイエルンの小さなサーカスに連れて行き、そこで占い師として働きながら、ワグナーの乳母の役割と務めた。
マルガリの機転が功を奏し、ワグナー自身はサーカスの団員達から、その奇妙な身体的特徴に対して決して偏見を持たれることなく、幸せに育つことができた。
ワグナーはマルガリの実子のステファンとジメインと幼馴染として兄弟同然に育った。
彼はとても俊敏であり、成人するまでにサーカスの花形アクロバット曲芸師となっていた。
また、サーカスの客も彼のことを悪魔じみたコスチュームを纏った普通の人間だと思い込んでいたようだ。
数年後、フロリダを拠点に大きなサーカスを経営するテキサスの富豪アーノス・ジャーディンが、ワグナーが所属するサーカスを買収する。
ジャーディンはアメリカのサーカスに優秀な団員たちを移籍させるつもりだったが、ワグナーに対してはサーカスの見世物小屋にいるように要求した。
失望したワグナーはサーカスを抜けてステファンがいるドイツのウィンセルドルフに向かったが、そこでステファンが狂気に捕われ、罪のない子供達を殺害している事実を知る。
彼等がまだ小さかった頃、「もしも自分が罪のない命を摘んでしまうようなことがあれば、自分を殺して欲しい」と約束していたことを思い出したワグナーは、ステファンを見つけ出して争いになるが、揉み合ううちに意図せずして彼の首の骨を折って殺してしまう。
村人たちはワグナーの悪魔のような外見から子供殺しの犯人と勘違いして彼を殺そうとしたが、彼をスカウトに来たチャールズ・エグゼビア教授(プロフェッサーX)によってその命を救われる。
その後、教授に請われるままX-メンに加入し、ナイトクロウラーとして活躍することとなる。
ナイトクロウラーの最も優れた能力は、そのテレポーテーションである。
彼は短時間、別の次元に入り込む事ができ、再び望んだ場所に出現できる。
最大で2キロの距離をテレポートすることが可能だが、距離に応じて体力を消耗する。
また、テレポートの移動先にある液体や気体は自動的に排除できるが、固体の中へテレポートしてしまうと大怪我をしたり、場合によっては死んでしまう危険が生じるため、自分がよく知っている場所か、はっきりと見る事が出来る範囲にしかテレポートしない。
彼自身だけではなく、他の人間を一緒にテレポートすることもできるが、同伴者には、かなり過酷な忍耐力を強いることになる。
彼自身は経験によりテレポートに対する耐性を持っているが、当然のことながら殆どの者はテレポートの未経験者である。
それを逆手に取って、敵をつかんだまま何度も素早いテレポーテーションを繰り返すことで、相手の体力を消耗させ、気絶させてしまうことができる。
もっと残酷な方法としては、敵の一部分だけ(例えば頭のみ)をテレポートさせて抹殺することもできるのだが、ナイトクロウラーは、暴力や殺人を好まないため、この残忍な手段を選ぶような事は滅多にない。
ナイトクロウラーがテレポートする時は、煙と、わずかな硫黄の臭いを残す。
これはテレポート時に通り抜ける次元の大気の一部であるらしい。彼が存在した空間に空気が流れ込むことによって大きな音が発生し、コミックでは「bamf」という擬音で表現されている。
また、ナイトクローラーはその他にもオリンピック体操選手をもしのぐ肉体的な能力、限定的だが影と混じり合う能力、暗視能力があり、卓越した剣士であり、近接戦闘の達人でもある。
さて、フィギュアに関しては、マーベル・ユニバースの標準的な旧素体を使用している。
プロポーション及び造形に関してはフツウ。
カラーリング及びペイントに関してもまずまず。
可動に関しても特に問題はない。
尻尾は軟素材でペンタブル仕様ではないが、付け根の部分から回転させることは可能。
同じ素体のフィギュアが、コミックパックスでストームとセットで販売されている。
単品では、X-フォース版のコスチュームもリリースされているが、こちらはエイジ・オブ・アポカリプスの世界から連れて来られた二代目。外見や能力はほぼ同じだが、シビアで冷酷な性格であるらしい。
さあ、今年も残すところ後僅かとなってまいりました。
社畜であるところの管理人は、年末ギリまで働いております。
正月?何それ美味いの?
うん、でも管理人、知ってるよ。
クリスマスって苦いんだよね(経験則)
そんなワケで本日は、米ハズブロ社、マーベル・ユニバース ジャイアント・X-MEN 35周年記念6体セットから、コロッサスを紹介。
…
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…
前回やってね?
ち、違うんだ、コレには深いワケがあるんだ!
ホラ、ね?
本日紹介するのは旧コスチューム版なんだ、よーん(てへぺろ)。
前回紹介したモダン・コスチュームとは異なり、肩口が尖って上を向いており、膝の部分にもトップエンドに飾りがついている。
カラーリングもコミック準拠なのか明るめで、頭部の髪の部分にもところどころシルバーが入っている。
個人的に、造形としては旧コスチュームの方が好み。
可動に関しては、同じなので詳細は割愛。
旧コスチューム版は、コミックパックス版で素顔のジャガノートとセットになっているが、そちらは塗装が成型色そのまま。
メタリックなカラーがお好みの方は、今のところ、この6体セットを購入するしかない。
ちなみに黄色の部分がゴールドになっているバリエがある。
ちなみにコロッサスの全身を覆う生体金属オムニウムだが、どうやら表面だけではなく全身がくまなく変換されるらしい。オムニウムはウルヴァリンの骨格をコーティングしているアダマンチウム並の硬度を誇りつつ、柔軟性も兼ね備えており、ミューア島研究施設や各組識によって既に実用化されているようだ。
同じセットに含まれるサイクロプスと。
ホントは前回の記事と一緒に紹介するつもりだったのだが、長くなりすぎるので分割掲載。
同じキャラなので、続けて紹介すると、書き手としてはなかなか辛いものがある。
今年も無事クリスマスは中止されたようだ。
その証拠に管理人のところにサンタクロース来なかったし。
…というわけで、本日は米ハズブロ社マーベル・ユニバースシリーズから、コロッサス(モダン・コスチューム)を紹介。
コロッサスはX-MENのメンバーのひとりで、本名はピーター・ニコライビッチ・ラスプーチン(Piotr Nikolaievitch Rasputin)。
旧ソ連 (現ロシア) のシベリア地方出身で、プロフェッサーXによって世界中からスカウトされた新編成X-MEN (第二期) に参加。
「キミ、いい身体してるね。X-MENに入らない?ウホッ」
と勧誘されたかどうかは不明。
身長は通常198cm 、体重113kg だが、変身時にはどちらも一回り大きくなり、226cm、227kgに達する。
青年期までは自分の能力に気がつかず家族と共に暮らしていたが、ある時、農作業中に妹のイリアナがトラクターに轢かれそうになり、その際に初めてミュータントパワーが炸裂。肉体を鋼鉄化させてトラクターを破壊した。
その後、自分の力を世界のために役立てようと決意し、プロフェッサーXの誘いに応じてX-MENに加入する。
X-MENが拠点をオーストラリアに移した際、リーヴァーズの襲撃から身を守るために次元の門を潜って難を逃れたが、その結果、メンバーは散り散りになり、コロッサスも記憶を失った状態でニューヨークに現れた。
暫くは画家として平和な日々を送っていたのだが、シャドウキングに操られてプロフェッサーXを襲撃した。
プロフェッサーXの決死の努力で記憶を取り戻し元に戻したコロッサスは、 シャドウキングとの戦いを経て、X-MENに復帰する。
しかし、行方不明になっていた兄ミハイルと再会したかと思えば、兄は狂奔したあげくに自殺。シベリアの故郷でオメガレッドと戦えばとばっちりで両親を失う。そして最愛の妹イリアナまでもレガシーウィルスで死なせてしまい、彼は全ての肉親を奪われて天涯孤独スッテンテンの身の上となる。
イリアナの葬儀の席で怒りにまかせてプロフェッサーXに反旗を翻したコロッサスは、X-MENから離反し、マグニートー率いるアコライツに参加するが、後に改心してナイトクローラー、シャドウキャットとともにX-MENに復帰。
そしてその後、ビーストの開発したレガシー・ウィルス治療薬の人体実験に志願し、英雄的な死を遂げる。
だがしかし、実はご都合主義的にX-メンを憎む宇宙人によって人体実験のため蘇生させられていた事が発覚。救出後は再びチームに復帰する。
死んだり生き返ったり、脱退したり復帰したりと色々と忙しいキャラクターではある。
コロッサスは自らの意志で肉体を生体金属オムニウムの鎧で覆うことができ、その状態では筋力も増強され約100t もの重量を持ち上げることが可能。
防御力もまた凄まじく、戦車の砲弾の直撃にもよく耐え、極端な高低温や圧力もものともせず、また、その状態では呼吸や食物摂取すら必要としない。あらゆる環境でも生存できる、クマムシやバクテリア並の生命力を誇る。
なにかと無節操なパワーキャラがデフレ状態のマーベルコミックの世界においてさえも、そのチートレベルの防御力はまさにピカイチである。(でも死ぬ)
このように、長らく不遇な扱いを受けてきたコロッサスではあったが、最近では、ジャガーノートの能力の源であるサイトラックの魔石を引き継ぎ、理性と引き換えに更なるパワーと無敵の突進力を得た。
その力はハルクを凌駕し、さらにジャガーノートを超える怪物へとパワーアップの片鱗を見せたようだが、コロッサス自身が理性を失うことを恐れ、この力を手にしてからは常に金属化してサイトラックパワーを自制していた。
サイトラックの力を司る魔神は、常時激戦に身を置き続けるコロッサスをかなり気に入っている模様だ。
そして更に、宇宙規模の力であるフェニックスフォースまで手に入れて、同じくフェニックスのパワーを手にしたサイクロプスらとともにフェニックス・ファイブを結成。その力で巨大化することも可能となり、 もう、何がなんだか。
さて、フィギュアに関しては、以前紹介したコミックパックス版のコロッサスのリデコ。
モダン(現代風)のコスチュームとなっている。
プロポーションお呼び造型は秀逸。
旧コスチュームと異なる点は、主に肩口とブーツ。
肩口の赤色の部分を、ペイントではなく、軟素材の別パーツで表現。
軟素材なので、可動の妨げにならないように配慮されている。
確かに肩の可動部が隠れはするのだが、ちょっと経年劣化が心配。
カラーリングお呼びペイントに関しては良好。
メタリックな感じがイカす。
可動に関しても特に問題なし。良く動く部類。
やはり、大きなキャラは大胆で派手なポージングがしっくり来る。
アクセサリーの類は付属していない。
以前、映画版ウルヴァリンのコロッサスも購入したのだが、あちらは造形が優れているものの、残念ながら寸足らずで、他のキャラクターと並べて飾ると違和感があったが、その点では、こちらはちゃんとコミックに準拠しているらしく、大きさ的にも問題はない。
サイクロプスと比較するとこれくらいの大きさ。
X-MENの他のメンツと並べるとその大きさが際立つのがわかる。
なんだかんだで、X-MENのメンバーも揃って参りました。
メンバーやコスチュームに整合性を取るのが難しいが、細かいところはスルーで。