或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
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フォーホースメンスタジオス社は、マクファーレン社のスポーン・シリーズや、マテル社のマスターズ・オブ・ザ・ユニバース200Xの原型も手掛けていた原型師の集団で、近年はボスファイトスタジオ社同様、Kick Starterによりクラウドファンディングで一般から出資を募り独自の製品をリリースしている。
同じくファンタジーの世界をテーマにしながら、ボスファイトスタジオの3.75インチに対し、フォーホースメンスタジオスは6インチのフィギュアがメイン。
主力製品のスケールこそ異なるが、どちらも大手トイメーカーでは為し得なかった製品のクオリティの高さが最大の魅力となっており、同社のウリでもある。
ミノタウロスはギリシャ神話に登場する牛頭人身の怪物で、クレタ島のミノス王の妻、パシパエーと雄牛の間に生まれた不義の子である。
神話によればミノス王はいずれ海神ポセイドンに生贄に捧げるという約束の下で美しい雄牛を譲り受けたが、その美しさに心を奪われてしまった王は約束を違え、別の雄牛を海神に捧げて件の雄牛を自分の物にしてしまう。
激怒したポセイドンはミノス王の后、パシパエーに呪いをかけ、彼女が雄牛に劣情を抱くように仕向けた。
パシパエーは煩悩に苛まされた挙げ句、名工ダイダロスを頼り、密かに雌牛の模型を作らせると自らがその中に入り、かの雄牛と思いを遂げた後、懐妊して牛頭人身の子を産む。
子供は、“星の光”を意味するアステリオス(Asterios)と名づけられたが、誰からともなく「ミノス王の牛」を意味するミノタウロスと呼ぶようになった。
ミノタウロスには人肉嗜好があり、長ずるに従って手に負えないほど乱暴になっていった。
そこでミノス王はダイダロスに命じて迷宮(ラビュリントス)を建造し、その中にミノタウロスを閉じ込め、アテナイから九年毎に7人の少年少女を生贄として送らせることとした。
ミノタウロスは3度目の生贄がラビリュントスに送り込まれた際に、自ら7人の少年のうちのひとりに志願した英雄テセウスによって退治されている。
脱出不可能とまで言われたラビュリントスであったが、テセウスはミノス王の娘アリアドネーからもらった糸玉を使うことで無事に出口まで辿り着くことができたとされている。
ミノタウロスといえば両刃の斧を武器とするイメージがあるが、これはラビュリントスの紋章である両刃の斧(labrys)が、ラビリンス(Labyrinth)の語源となったという説から生じたらしい。
さて、フィギュアに関しては非常によくデキた部類。
プロポーション及び造形は秀逸。
カラーリング及びペイントも良好。
可動も豊富なのだが、実はこのメーカーも独自の汎用素体を用いており、ボディパーツは、同社の他のフィギュアとほぼ共通。
また、画像ではわかりづらいが、首の部分及び肩から胸のストラップ・ベルトにかけての盛り上がった部分は、すっぽりとかぶせる別パーツになっており、これを外すと通常の肩と首が現れる。
アクセサリーとして、肩当、盾、剣、ベルトなど豊富な武器や防具が付属しているが、ミノタウロスと言えば両刃斧と言うわけで、それだけでもうお腹一杯なのであえてそれらは撮影していない。
3.75インチのフィギュアと比較すると素立ちのままではさすがに大き過ぎて違和感があるものの、
腰を落としたポーズなら丁度よい感じ。
ギリシャ神話と言えばやはりミノタウロス、ということで、散々っぱら良さげなフィギュアを探し回っていたのだが、結局4インチでは意に沿うものが見つからず、半ばあきらめかけていたところで、このフィギュアの存在を知り、海外オークションを通じて購入した次第。
品薄なので価格が高騰する前に入手できたのはまさに行幸だった。
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Re:無題
ネェよっ!(・´з`・)
Re:無題
あきらめよ巨泉さんは既に鬼籍に入られた。(´・ω・`)
Re:無題
だからそこでクイズダービーネタをかますところが昭和なんだと何度言ったら(ry
(´゚ω゚`)
(´゚ω゚`)
Re:無題
NTさんに贈れ?
(・ε・` )
Re:無題
キング・ヒスのスネークモード?
(・ε・` )
Re:無題
うち、ゾロアスター教なんでクリスマスは早く寝ることにしてるんです。
(´-ω-`)