或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
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本日は、米DCダイレクト社「バットマン ハッシュ」シリーズ2から、ザ・リドラー。
リドラーは、バットマンに登場する常連ヴィラン(悪役)のひとりで、本名はエドワード・ニグマ(Edward E. Nigma)。
子供のころ、あまりにも聡明過ぎて、凡人であった父親に全く理解されなかったことがトラウマとなり、謎々やパズルに対して異常なまでに執着し、謎を解くことに執念を燃やすようになる。
つまり、クイズマニアのファザコンというワケだな。(違…?)
謎解きの天才を自負しており、犯罪を犯す時には、難解な謎々などの形でヒントを残し、警察と智恵比べを楽しむのを常とする。
クエスチョンマークをあしらった緑のコスチュームを身に付け、目元を紫のアイマスクで隠している。頭脳派ヴィランであり、身体能力は常人並でしかない。
フィギュアは、コミックよりもスタイリッシュに造型されており、キャラクターのイメージとは若干異なる。元々地味なキャラクターなので、フィギュア化されてもさほど人気があるとは思われず、売れ残りを懸念してか、かなり美化して造型されているような気がする。
コミックではもっとエラが張り、歯をむき出しにして笑う三枚目の小男だったような…。
可動部は首(ボールジョイント)、両肩、両上腕、両肘、両手首、両股関節。下半身は股関節以外すべてオミットされているが、これはスラックスのラインをスマートに見せるためだろう。あえて股関節を残したのは、体幹部の前後の傾きを調節することでバランスを取りやすくするためだと思われる。
首関節は他のフィギュアとは異なり下顎のラインではなく、首の付根に設けられている。これもプロポーション重視の結果だろうが、あまり仰がせすぎると隙間が見えてしまうのが欠点。
また、コミックシリーズのタイトルとなった“HUSH(シーッ!)”を象徴する「人差し指を唇の前に立てる」ポーズを取らせるために、上腕部に横回転軸が設けられている点でDCダイレクト社のフィギュアとしてはちょっと珍しい。
なお、付属のアクセサリーとして、クエスチョンマークの形をしたステッキと、同じくマークをあしらった帽子が付属。帽子は当然脱着可能で、帽子をとった状態でも、前髪がやはり「?」の形をしているのが笑える。
ネクタイにも同じくクエスチョンマークが描かれている。
いつもの如く「バットマン・アンド・サン」シリーズのバットマンと。
リドラーは、こう見えてなかなか味わいの深いフィギュアである。
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