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或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
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本日は華ジョイトイ社、ウォーハンマー40,000シリーズ、ウルトラマリーンズ・インターセッサーズ 4体セットからサージェント・マニウス(マニウス軍曹)をご紹介。

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ウォーハンマー40,000(以下WH40K)におけるサージェント(軍曹)とはスペースマリーンの戦団(チャプター)においてスクワッド(分隊)の指揮を執る下士官を示す階級である。
軍曹は経験豊かなベテラン(古参兵)の中から選ばれる事が多いため、戦団でも特に古参兵が集められた第一中隊から他の隊に派遣されるのが一般的である。



スペースマリーンは階級(ランク)によってヘルメットの色が異なり、ウルトラマリーンズでは一般兵士が青、経験を積んだベテラン(古参兵)は白、分隊を率いるサージェント(軍曹)は赤、ベテラン軍曹は中央に白いラインの入った赤、レフテナント(中尉)は青と赤と白の組み合わせとなっている。



また、軍曹は右のニーパッドと左のショルダーパットに描かれた戦団のシンボルに赤いドクロがあしらわれている。



アーマーの至る部位に散見されるドクロの装飾はアイアンスカル(鉄の髑髏)と呼ばれ、単なる虚仮脅しではなく、戦闘で卓越したリーダーシップを発揮した者にのみ授与される徽章であり、コーデック(軍規)によれば軍曹になるための必須の条件とされている。



左足についているヒラヒラは式典における来賓の目印ではなく、ピュリティシール(純潔の印)と呼ばれるもの。
古くは皇帝に対する誓願、混沌に染まっていない証、混沌に対する護符etc.等の意味があったらしいが、一般的には戦団に所属するチャプレン(教戒官)から与えられる祝福の印である。
シールは羊皮紙の短冊に書かれた祝詞を大きな蝋の印章でアーマーや武器に貼りつけた簡素なものだが、戦闘から生還した暁には、より強固なものとするため印章が蝋から鋳造物へと置き換えられる。
ベテラン兵士ともなれば、それこそキョンシーか耳無し芳一かと思われるくらい、これ見よがしにビラビラと貼り付けていたりする。



右肩に赤い紐で渡されているのはアクィラと呼ばれ、皇帝のシンボルとされる双頭の鷲を表現したものであり、“偉大な知恵者”である事を示す名誉ある徽章である。



ウルトラマリーンズには10個の中隊があるが、それぞれ所属を示すカラーが定められており、第一中隊は白、第二中隊は金、第三中隊は赤(以下略)といった感じに、個々のマリーンの肩当の縁取の色で判別できるようになっている。
ちなみに「神殿の守護者(ガーディアンズ・オブ・ザ・テンプル)」の名で知られる第二中隊は戦団の中で最も有名かつ名誉ある戦闘中隊であるらしいが、あまりにも尖り過ぎていてムチャな作戦ばかり立案、遂行するため、度々戦団長にお叱りを受けているとか。



前頭部左についている金属片は一見してピアスのようだが、そんな軟弱なものではなく、サービス・スタッド(奉仕の鋲)と呼ばれる印。
サービス・スタッドは頭蓋骨に直接打ち付けられた(!)小さな金属製のリベットで、戦団への長年の奉仕の記録である。
戦団の伝統に応じて、10 年、50 年、または100 年を示すものがあり、それぞれデザインが異なる。
ここ数世紀の間にサービス・スタッドを授与する慣例は減少しているらしいので、やはり古参兵にのみ見られる名誉の印のひとつなのだろう。



さて、フィギュアはウルトラマリーンズ戦団のプライマリス・マリーンであり、第二中隊の第二分隊を率いるマニウス軍曹。



プロポーション及び造形は良好。
とにかく全身くまなく情報量が多過ぎて、いちいち設定を調べるのが大変だったり。



左前腕のガントレットにはコンピューターのパネルらしきものがあり、カバーが開閉。
恐らく負けそうになったら高笑いしながら証拠隠滅のために自爆(以下自主規制



カラーリング及びペイントも問題なし。
先ほどの画像を角度を変えて見るとこんな。
ボタンひとつひとつまで細かく色分けされているのがわかる。



アクセサリーとしてプライマリス・スペースマリーンの戦列分隊において標準装備であるオートボルトライフルに加え、



ほとんどの戦団で軍曹がオプションとして好んで選択する、チェーンソードとボルトピストルの組み合わせが付属。



オートボルトライフルは以前紹介したアサルト・インターセッサーに付属していたものと同じタイプで、



ボルトピストルはヘヴィ・インターセッサーのものと同じ。



チェーンソードとボルトピストルの組み合わせはWH40Kを象徴する白兵戦用武器だが、通常は近接支援分隊のアサルト・インターセッサーか、もしくは軍曹以上の階級の者しか使用しない。



可動は基本的にアサルト・インターセッサーと同じなので、ゴツい体格にも関わらず自由度は高い。

他にも微妙に形状の異なる左右の替えの手首が二組付属。
なお、ヘルメットもふたつあるのだが、ひとつはベルトから下げる為の物、つまりは“飾り”なので首の挿げ替えに用いることはできない。



肉体改造だの遺伝子操作だので不老とされるスペースマリーンだが、見ての通り中身はかなりオッサン。
もしかしたら顔だけは年をとる設定なのかも知れない。
それでも通常の人間よりかなり長生きなはずなのに、関連情報を漁っても資料によって分隊の構成やメンツがまちまちなのは…戦士…戦死…あ(察し
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無題
細々とした意匠にも拘りと言うか設定がテンコ盛りなのですねえ('ω')ヘエ
しやしかし、腰から下げる専用のヘルメットまで付属するのは何だかスゴイでありますw
NT URL 2023/02/19(Sun)10:21:48 編集
Re:無題
NTさん、コンニチワ(*'ω'*)

版元の監修が入っているせいもあるのでしょうが、細部まで色々と設定があって、ワタクシのようにフィギュアから入ったようなニワカにはワケワカメです。
この軍曹は4体セットの1体なのですが、分隊長だけあって造型にもやたら気合が入っているような気がしますね。
【2023/02/19 21:12】
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