或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
いきなり古いゲームを紹介したりする。
ドリームフォージ社で開発され、1998年にリリースされた『サニタリウム』。
交通事故で顔と記憶を失った主人公が、どことも知れぬ精神病院で目覚めたところからストーリーが始まる。
“ Where is this ?” “ Who am I ?”
今となっては良くあるパターンのアドベンチャーゲームではあるが、現実と幻想の境界線上で、自分の正気を疑いながらリアルな意味で“自分探し”を行うのもまた一興か。
ゲームは三人称視点のタイプで、雰囲気は一環して不気味でグロテスク。
「怖い」「恐ろしい」ではなく「気持悪い」「気味が悪い」という表現こそこのゲームのイメージを端的に表現しているように思う。
頭を強打したせいか、地に足が着いていないような不可思議な現実世界と唐突に訪れるフラッシュバック。ここは本当に現実の世界なのか、それとも…?
暑い夏の夜にこそ、押入れの中から引っ張り出してやりたくなるような作品だ。
PR
この記事にコメントする