16.07.18 BOSS FIGHT STUDIO VITRUVIAN H.A.C.K.S. / GREEK MYTHOLOGY /SERIES1 WAVE1 : MEDUSA CURSEDE GORGON SISTER

冷やし中華やれやッ(＃｀皿´)！！

…という、けいたさんの血も涙も（以下略

本日は、前回に引き続き米ボス・ファイト・スタジオのVITRUVIAN H.A.C.K.S. 、ギリシャ神話シリーズ１、ウェイブ１から“呪われたゴーゴン三姉妹、メドゥーサ”をご紹介。

ゴーゴンは古代ギリシア語ではゴルゴーンまたはゴルゴーとも言い、ギリシア神話に登場する醜い女性型の怪物である。その名はずばり“恐ろしいもの”という意味。

つまり、大抵の女性に当てはまる。

但し、全部が全部そういう女性ばかりというワケではない。

確かに大抵の女性は恐ろしいが、一部の女性はもっと恐ろしい。



古代ギリシアの叙事詩『オデュッセイア』では、ゴーゴンは下界の魔物とされ、ヘーシオドスは『神統記』でゴルゴーンはステノー、エウリュアレー、メドゥーサからなる3姉妹で、元は海神（一説ではポルキュースとその妻ケートー）の娘達だったが、メドゥーサが自分の美貌に自惚れて女神アテーナーに自慢したため、その怒りに触れて醜い姿の怪物に変えられたとされている。



言い伝えではゴーゴン三姉妹は、髪の毛の代わりに頭から生きた蛇が生え、黄金の翼、青銅の爪、イノシシのような牙を持ち、その顔を見たものは恐怖のあまり石になってしまう。



同じくギリシア神話の英雄ペルセウスは神々の助力を得て、メドゥーサの顔を見ないようにして、盾を鏡代わりに、その映し出された姿を見ながら、剣で首を切り取ることに成功した。ちなみに、ふたりの姉の方は不死身らしい。



さて、フィギュアに関しては、非常によくデキた部類。

プロポーション及び造型は秀逸。下半身は蛇だが、上半身は女性の汎用素体を使用。



カラーリング及びペイントも問題なし。



可動も十分確保されており、バラせばアーマーも着脱可能なようだが、何かと問題がありそうなので興味がある方は個人でお試しください。



アクセサリーとして、可動方向が異なる替えの手首、骨状のムチとナイフが付属。脚がないので用途は不明だが、お馴染みのメーカーのロゴ入りのスタンドもついている。



今では定番のイメージとなっている下半身がガラガラヘビというデザインは、管理人の知る限り特撮の神様と呼ばれたレイ・ハリー・ハウゼンによる映画『タイタンの戦い』が嚆矢。



劇中では近くに寄ってきた敵は魔眼で石化させ、遠くの敵は弓を使って斃すという無敵っぷりが非常に印象的だったので、撮影に際してマーベル・ユニバースのホークアイの弓を流用してみた。



最後に石化された哀れなスパルタ兵と。

ちなみにステンノー、エウリュアレーも既に同シリーズでフィギュア化されている。