或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
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1日1体で長らく引っ張ってきた、米ハズブロ社、マーベル・レジェンド・インフィニット・シリーズ、ガーディアン・オブ・ザ・ギャラクシー ボックス・セットも本日でファイナル。
大トリを務めるのはやはりこの方、I am Groot!
パッケの画像を知らない人が見ると、まるで悪の黒幕みたいにも見えるが、立派なチームの一員。
また、まるでマスコットキャラクターのようなロケット・ラクーンも、その実、下手なヴィランよりも凶悪だったりする。
『テイルズ・トゥ・アストニッシュ』第13号(1960年11月)で初登場した際のグルートの設定は、「実験用に地球人を捕獲するために現れた知性を持つ木の姿をした地球外生命体」であったが、レスリー・エヴァンスが放ったシロアリに敗れている。
また、ゼムヌによって対ハルク用にと複製されたこともあるが、逆にハルクによって返り討ちに遭い破壊されている。
その後、S.H.I.E.L.D.に捕獲され、パラノーマル・コンテインメント・ユニット(対超常現象部隊)で利用された。
2006年のクロスオーバーストーリー「アナイアレーション・コンクエスト」からは突然ヒーローとして描かれるようになり、ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーの一員に加わったのはご存知の通り。
アナイアレーション・コンクエストに登場した際、グルートはクリーに捕まっていたが、スターロードによって解放され、ロケット・ラクーンとコンビを組むようになる。
仲間を逃がす時間を稼ぐために命を落としたかに見えたが、枝の一部が残っていたことにより再生し、バベル・スパイアの攻撃に参加。
スパイアに爆破物を設置する作戦が失敗した際にグルートは急成長して巨大化、建物内部の大部分を占有した。そして自らに火をつけてスパイアを破壊。グルートの断片はロケット・ラクーンにより回収され、再生する。
グルートは古代から続くエリートの家系であり、種族の最後の1人。
高水準の教育を受けており工学の知識も備えている。
木を食べ物として取り込み、それによって自分自身を再構築し、力を増強する能力を持っている。急激に成長し、質量を増やすこともできるが、その際は移動力が低下する。
また、木をコントロールして攻撃に使い、火に抵抗することができる。
再生能力も優れており、身体をバラバラに破壊されても小枝が一本でも残っていれば再成長して復活する。
インヒューマンズの王、ブラックボルトの兄弟であるマキシマス・ザ・マッドによると、グルートが唯一発する台詞である「I am Groot!」には様々な意味があり、長期間グルートと過ごした者は彼と完璧に会話できるようになるらしい。
グルートは、映画版のフィギュアがビルドとしてリリースされているが、今回は頭部のみ新造形。
映画ではマイルドだったが、原作コミックではまるで悪魔めいた凶悪な顔になっている。
また、第二期ではスターロードやロケット・ラクーンと同じノバ・コープスのコスチュームを着用しているはずなのだが…そのあたりはご愛嬌。
カラーリング及びペイントに関してはほぼ成型色なので可も不可もなし。
可動については何分、独特の形状なので何とも言い難い。
アクセサリーの類はなし。
第二期ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーのメンバーは、アナイアレーション・コンクエストのストーリーの中で編成された混成チームがフィーチャーされたもので、それぞれが個性的な背景を持っている。
ある意味ではマイナー版のアベンジャーズとも言える彼らが、今後の映画でどのように絡んでくるのか非常に興味深い。
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Oh! Yeah!
本日は前回に引き続き、米ハズブロ社、マーベル・レジェンド インフィニット・シリーズ、ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー ボックス・セットから、ロケット・ラクーン。
二足歩行する(凶悪な)アライグマ。
その一見して愛嬌のある姿とは裏腹に、二丁のレーザーピストルと重火器をこよなく愛し、言葉遣いも乱暴、勝利するためには手段を選ばない獰猛な戦士。スターロードと知り合う前は自作の銃火器片手に賞金稼ぎや惑星調査隊として宇宙を駆け巡っていた。
キャラクターの名はビートルズの1968年の曲「ロッキー・ラクーン」("Rocky Raccoon")に由来している。
ロケット・ラクーンは宇宙壁によって外部と隔絶された領域、キーストーン・クアッドラントに存在する流刑惑星ハーフワールド出身。
ハーフワールドは管理者がいなくなった後、彼らの遺したロボット達と、知性を与えられた原生生物の子孫達とが半分ずつに分かれて暮らしている。
そんな中、ロケットは遺伝子操作により誕生した。
見た目は二足歩行するアライグマなのだが、他人からアライグマ扱いされる事を極端に嫌い、性格は粗暴で短気。
映画では規制上、アレでかなりマイルドな科白しか口にしなかったとか。
ロケットは宇宙船ラックン・ルイン号の船長であり、彼と一等航海士のウォル・ラス(セイウチ)はキーストーン・クアッドラントにおける様々な脅威からコロニーを守るレンジャーであり、守護者でもあった。
ある時には、ジャドソン・ジェイクス(モグラの姿をした悪の帝王)がハーフワールドの聖典を盗もうとした際、偶然迷い込んできたハルクの助力によりこれを退けたりもしている。
その後、ロード・ディヴィン(イグアナ)がロケットの友人、ライラ(カワウソ)を誘拐し、ジェイクスはトイ・ウォーを開始する。
トイ・ウォーが続くとロケットはブラックジャック・オヘア(ウサギ)とチームを組み、ライラと再会する。
ラックン・ルインが破壊されるとジェイクスとディヴィンはロケット殺害のために手を組んだ。この二人が倒されるとロケットと仲間たちは冒険のためにハーフワールドを離れて宇宙へと旅立った。
その後、ロケットはアナイアレーション戦争の際にクリーに捕まった囚人のひとりとして登場。
クリーの故郷を侵略するファランクスを食い止める任務でスターロードに同行し、強制的に対ファランクスのエージェントにされてしまう。
スターロードたちとチームを組んだ際には恐れを知らず洞察力の高い戦略家としての実力を発揮するが、同時に実は強迫性障害であることが仄めかされている。
ロケットはスターロードの要請により新結成されたガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーに加わった。
また、スターロードがロナンによってネガティブ・ゾーンに連れ去られ、チームはほぼ解散状態となった時にもチームを存続させるように尽力している。
メンバーの中では唯一グルートの言葉を正確に理解することができ、コンビとして活躍することも多い。
やがてロケットはスターロードの救出に成功するが、地球をエイリアンの侵略から救うまでリーダーの役割を引き継いでいる。
ロケットは過去に一度、ビルド・フィギュアとして立体化されている。
今回のセットでは頭部のリデコ及びリペイントが主な変更点となっている。
プロポーション及び造型は特に問題なし。
太くて大きな尻尾がスタンド代わりに身体を支えている。
小さいながらペイントも丁寧で良好。
可動部は首部(ボールジョイント)、両肩部(ヒンジ)、両肘部(ヒンジ)、前腕部、腰部、尻尾(ボールジョイント)とやや少な目だが、大きさを考えたら仕方ないだろう。
アクセサリーとして、銃器が3丁、ベビーグルートの鉢植えがひとつ。
今まで紹介したガーディアン・オブ・ザ・ギャラクシーの他のメンツと。
これでも以前は一応ビルド・フィギュアだったのだが、大きさ的にはどう見てもオマケ。
わざわざ分割する意味があったのかどうかすら怪しい。
考えて見れば、このボックスセットには(大きさはともかく)ビルド・フィギュアが2体も含まれているわけだから、非常にお買い得である。
本日も前回に引き続き、米ハズブロ社、マーベル・レジェンド・インフィニット・シリーズ、ガーデイアン・オブ・ザ・ギャラクシー・ボックスセットから、ガモーラを紹介。
ガモーラはバドゥーン(ユニバーサル・チャーチ・オブ・トゥルー)によって滅ぼされたゼン・フーベリという種族の最後の生き残りである。
まだ子供だった彼女は家族を殺した者たちへの復讐を条件にサノスに忠誠を誓い、養女となる。
サノスはアダム・ウォーロックのもう1つの悪の存在であるメイガスを暗殺する目的のためガモーラに訓練を施した。
ガモーラは高度な格闘技術を身につけ「全銀河で最悪の女」というニックネームで呼ばれるに至ったが、サノスの命令に背いて凶悪犯罪者の一団と衝突した際に敗北を喫し半殺しにされてしまう。
サノスはガモーラを襲った者たちを皆殺しにすると、サイバネティクスによって彼女を超人レベルにまで強化した。
成人したガモーラは一族の仇であるユニバーサル・チャーチ・オブ・トゥルースに暗殺者として送り込まれ、チャーチのメンバーを全て殺害することで復讐を果す。
彼女はメイガスにも近づいたが、この時は寸前のところで暗殺に失敗してしまう。
また、ガモーラはユニバーサル・チャーチ・オブ・トゥルーのブラックナイツとメイガスのデス・スクアッドから逃げるためサノスと共にウォーロック、ピップ・ザ・トロールらと共闘した。
その後、彼女はサノスからアダム・ウォーロックを守るように命じられるが、サノスの計画に疑問を持つようになり、また同時期、サノスを付け狙うドラックス・ザ・デストロイヤーの襲撃を受けている。
最終的にガモーラはメイガスを倒すことに成功するが、サノスが本性を顕し、彼女はキャプテン・マァ・ヴェル、ドラックス、アベンジャーズと共にサノスと戦った。
ファランクスのクリー侵攻の後、ガモーラは第二期ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーに加わっている。
サノスのサイバネティックス治療を受けたガモーラはスピード、力、俊敏性、耐久性が増しており、その能力はアダム・ウォーロックに匹敵する。またサノスは彼女を武器と近接戦闘の達人に育て上げ、あらゆる武器に精通すが、戦闘に於いては主にナイフや剣を好んで使用する。
さて、フィギュアに関しては、ハズブロ・レジェンドの一般的な女性用素体を流用。
ボンッ・キュッ・ボンッといった感じで筋肉質なメリハリボディ。
カラーリング及びペイントも良好。ベルト以外はペイントで表現されているが、特に目立ったムラはハミはない。
可動に関しては標準だが、女性なので線が細い分、可動域も広く、比較的動かしやすい。
特筆すべきはアクセサリーの豊富さ。
通常の頭部に加えて、フードを被ったコンパチヘッド、布製のポンチョ、軟素材のマントが付属しているため、組み合わせによるバリエーションも広い。
おかげで画像も多くなってしまった。
正直、購入前は、ドラックスとガモーラのフィギュアに関してはあまり期待してなかったのだが、実際手に取ると2体とも予想外のデキの良さなのは嬉しい誤算。
前回までに紹介した2体と。
円安のせいでやや割高な感じもするが決して購入して損はしないセットなので、スカイツリーから飛び降りるつもりで購入をおすすめしたい。