或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
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本日は、SWBF、レガシー・コレクションからザッカス。
ちょっと早めに入手できたので、紹介も早めという事で。
ザッカスは映画EPⅤ“帝国の逆襲”に登場した、ギャンド族の“捜索師”にしてバウンティ・ハンター。ホスから脱出したミレニアム・ファルコンを探すためにダース・ヴェイダーに雇われた賞金稼ぎのひとりである。
バウンティ・ハンター達は映画ではワン・シーンしか登場しないが、一癖も二癖もありそうな容貌の故か、いずれも人気が高い。
単体ではさほどでもないのだが、こうした端役までキッチリとフィギュア化してしまうので、ついつい際限なく集めたい!と思わされてしまうのがSWBFシリーズの魔力である。
このザッカスはオールド・ケナーの時代のヴィンテージ版では4-LOMと名前を取り違えて販売された経緯がある。
しかし映画制作当初に、設定はもちろんのこと、正式な名前すらあったかどうかも怪しいので、今にして思えば、いた仕方ないところなのか。
フィギュアはPOTF(1998年)以来、実に12年振りの新造型。
ヴィンテージから数えて3度目だが、造型、ペイント、可動とも当然のごとく格段に進化している。
特に可動にいたっては標準的なフルポーザブル・タイプに昇格されており、映画でワン・シーンしか登場していない上、ほとんど微動だにしなかったキャラクターを一体どのようにポージングさせろと言うのか、本気で悩んでしまう。
しかし、こうして自然に両手で武器を保持して立たせることができるだけで感激。
ちなみに、POTF版のフィギュアでは技術的な問題のせいか、映画に登場したデザインと異なり、顔から伸びたチューブが途中で切れているのに対し、今回のTLC版では、ちゃんと背中のバックパックにまで繋がっている。
チューブは軟素材でできており、可動の妨げにはならないように配慮されている。
衣服の下半身は脚部の可動の自由度を活かすように布素材を使用しているが、パッケージの状態を見てもわかるように、そのままでは前が広がってあまり見栄えが良くないので、画像では梱包時に封入されていたクリアゴムを使って抑えてある。
右がPOTF版。今でこそ安く手に入るが、10年ほど前は滅茶苦茶高価なフィギュアだった(汗
相棒である、犯罪に走ったプロトコルドロイドの4-LOMと。
よく見ると、確かに顔がよく似ているので間違えられるのもむべなるかな。
さて、これでEPⅤに登場したバウンティ・ハンターのうち、フルポーザブル版がリリースされていないのはデンガーのみとなった。ウワサでは近い将来ヴィンテージスタイルで発売予定があるらしいので、今から非常に楽しみにしている。
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仕事でちょっと燃え尽き症候群。
燃え尽きるような仕事をしていたかどうかは別だが。
さて、毎回思いつきで更新しているので順番がごっちゃになってしまったが、本日は、SWBF、エボリューション・シリーズ、ザ・シスから最後の一体、ドゥークー伯爵。
ドゥークー伯爵は、映画EPⅡ“クローンの攻撃”とEPⅢ“シスの復讐”に登場し、アナキンとオビ=ワンを苦しめたシス・アプレンティス。
元ジェダイ・マスターであり、思想的な理由などでジェダイ・オーダーから離反した“失われた20人(ロスト・トゥエンティ)”のひとり。
その高潔な精神と、フォースの強さ、ライトセーバーの腕前は、最強のジェダイの一人として名高い。
EPⅡでは、まだ未熟だったとはいえ、アナキンの右腕を切り落とし、EPⅢでは2対1の戦いでオビ=ワンを戦闘不能にまで追い込んだが、アナキンに両手首を切り落とされ、最後はパルパティーンの奸言にはまったアナキンに首を跳ねられて命を落とした。
演じるクリストファー・リーは1958年公開の映画“吸血鬼ドラキュラ”のドラキュラ伯爵役で名声を博した俳優。ドゥークーが同じく“伯爵”なのは内輪のジョークなのかも。
ちなみに、“吸血鬼ドラキュラ”でドラキュラの天敵、吸血鬼ハンター、ヴァン・ヘルシング教授を演じたピーター・カッシングはEPⅣ“新たなる希望”にモフ・ターキン役で出演している。
さて、フィギュアについては申し分のないデキ。
造型、ペイントともに良好で、可動は標準的なフルポーザブルタイプ。
ケープは布素材で、表と裏が別布を使用した豪華二重構造。やや嵩張り感があるが、裾の部分を縫いとめないことで極端に不自然に見えないないように配慮されている。
最初にリリースされたROTS版の同セットのドゥークーは、首の留め具のヒモがやや長めだったため、ケープがズレて不格好になってしまう欠点があったようだが、30周年記念版で再販された際には改善されている。
アクセサリーとして、独特な優美なフォルムのライトセーバーと、フォース・ライトニングを放つ替え手が付属。ただし、フォース・ライトニングは同セットのパルパティーンと兼用。
右はROTS版のドゥークー伯爵。
ROTS版は他人を見下したような傲慢な表情だったが、エボ版では攻撃的な表情になっている。
ダース・シディアス(パルパティーン)と師弟コンビ。
こちらはホログラムのパルパティーンと。
ドゥークー伯爵は貴族だけにエレガントなイメージが強いため、例えフィギュアがフルポーザブルでも、派手なポーズが似合わない気がする。
ただでさえ想像力の欠如している管理人にとって、撮影時にポージングがつけにくくて困るキャラである。
本日は先日に引き続き、SWBF、バトルパックス・シリーズ、“リサージェンス・オブ・ザ・ジェダイ”からR2-D2。
新旧6部作を通じて登場する、準主役級のアストロメク・ドロイド。
比較的シンプルな形状であるため評価に窮するが、造型、ペイント共に秀逸。
頭部ドームの色は落ち着いたフラット・シルバーで、頭頂部および頭部のフォトリセプター(視覚センサー)にはクリア・パーツを使用。
胴体下部と脚部には、うっすらとウェザリングが施してある。
脚部から出るコードは、従来のR2のフィギュアのように単なるモールドではなく、しっかり別パーツで再現されている。
気になるミドル・レッグは、よくある別パーツによる着脱式ではなく、本体収納式。
頭部のドームを左右に回すことで、本体の下部から出し入れすることができる仕組み。
限界まで回すと後はカチカチとクリック音を発しながら空回りするだけなので、二足状態、三足状態で首の向きを変える際にも不都合はない。
三本の脚の裏には、それぞれ車輪が仕込まれているため、走らせて動かすことができるが、二本足の状態では、やや体が傾いてしまい、安定が悪いのが難点。
R2-D2は、映画のシリーズを通じて活躍する人気の高いキャラクターだけに、フィギュア化された回数はおそらくトップクラスだと思われるが、個人的には、なかなか満足のできるフィギュアが少なかったキャラクターであったのも、また事実。
実は今までも同じこの素体で色違いのフィギュアは出ていたのだが、ノーマルなR2-D2として流用されるのは初めて。
以前から、いつ出るか、いつ出るかと心待ちにしていたのだが、今回やっと手に入れることができて非常に嬉しい。
また、このセットにはアクセサリーとしてテーブルの上に投影されたホログラムレイアが付属している。
こちらも小さいながらデキが良く、映画のワンシーンを演出するのに役立っている。
直球勝負で決定版ともいえるのR2フィギュアなので、ファンなら是非押さえておきたいところ。
しかし、なんでまた初出がバトルパックなのだろうか?
しかも、よりによって日本での発売予定がないセットなのが非常に残念。
今回せっかくR2の決定版ともいえるフィギュアが出たのだから、次は是非、ビルドで出ていたU-3POの素体で、C-3POをリリースしていただきたい。
本来なら、エボリューション最後の一人、デューク伯爵を紹介するところなのだが、本日は、入手したばかりのSWBF、バトルパックスシリーズ最新作、“リサージェンス・オブ・ザ・ジェダイ”セットからルーク・スカイウォーカーを紹介。
このボックス・セット、キャスティング的には昨年リリースされた“トレーニング・オン・ザ・ファルコン”セットと全く同じなのだが、舞台はミレニアム・ファルコン船内ではなく、ベン・ケノービの家となっている。
一見して(また)単なるリパックのようにも見受けられるが、実はとんでもない代物になっている。
本日紹介する旧三部作の主人公ルーク・スカイウォーカーは、ご覧のとおりリデコ。
リデコといっても、素体の流用は(多分)下半身のみで、頭部を含む上半身は全て新造型。
可動は股関節が二次軸になっている他は標準的なフルポーザブル・タイプ。
造型、ペイント共に良好だが、首回りの塗り分けがやや甘いか。
しかし、顔の造型は神業レベル。
このクオリティーの差は一体どこから生まれるのだろうか?!
まさにハズブロ・マジック!
ベルト周りの備品もしっかりとモールドされているがライトセーバー用のホールがないのが残念。
いざとなったらピンバイスで穴開けちゃる。
アクセサリーとしてライトセーバーが付属。
他の細々としたアイテムは別のフィギュアから流用するつもり。
確かタトウィーンの装備がセットになっているフィギュアは未開封のままで放置してあるハズ…。
つか、この頭部だけでもたくさん欲しい!
ストーム・トルーパー用とか、X-ウィング・パイロット用とか、セレモニー用とか…是非とも単品販売を強く希望したい。
右が今までの一番のお気に入りだったPOF版ルーク。
長らくお疲れさまでした。
こちらはヴィンテージ・スタイルのルーク。
下半身はこのフィギュアから流用された模様。
次回は、このセットのもうひとつの目玉商品、R2-D2を紹介の予定。
…たぶん。