或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
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サン・ファクときたら、最後はコレでしょ。
そんなワケでマイナー路線まっしぐら、本日は、米ハズブロ社のSWBF、ザ・サガ・コレクション(SAGAⅡ)から、ジオノーシス大公、ポグル・ザ・レッサー。
“ポグル・ザ・レッサー”とはレッサー族のポグルという意味。
元はジオノーシスの下層階級出身だったが、ダーク・シディアスの支援を受けて大公の座を手に入れた野心家。
外観は他のジオノーシアンと異なり、頭部の形状は平たく、顎には髭のような肉襞がある。これらの特徴が老化したジオノーシアン特有の変化なのかどうかは不明。
造型、プロポーションは特に問題はないと思われるが、個体としての特徴がありすぎて、比較すべき対象がないので何とも言えない。
カラーリングはやや鮮明に過ぎる気もする。
可動はひと昔前の標準。つまり、首、両肩、腰、両股関節に加えて翅と右手首。いずれも一次軸。
アクセサリーとして、ボーン・スタッフ(骨杖)が付属。
この杖はポグルが斃した政敵の骨から造られたとのウワサもあるようだ。
通常の若いジオノーシアンと比較すると、その頭部の形状が著しく異なるのが分かる。
デュークー伯爵(右)、ジャンゴ・フェット(左)によるジオノーシス悪役トリオ。
全然関係ないけど、ジャンゴは正面から撮るよりハスに構えた方が映えるみたいね。
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最近スター・ウォーズの映画EPⅡ“クローンの攻撃”からみのフィギュアを紹介する機会が増えたので、ついでに昔のフィギュアも引っ張り出してきて紹介。
本日は、米ハズブロ社、SWBF、ザ・サガ・コレクション・シリーズ(通称サガⅡ)から、サン・ファク。
ザ・サガ・コレクションがなぜサガⅡと呼ばれているかと言うと、サガと名のつくシリーズが二つあるため。
ひとつは映画EPⅡの公開に合わせて展開されたスター・ウォーズ・サガ(2002年~2004年)。こちらは通称ブルーカードとも呼ばれているらしい。
個人的にはSWBFの暗黒時代だったが…。
ザ・サガ・コレクションはROTS(リベンジ・オブ・ザ・シス)の後、2006年にわずか1年間だけ展開されたもので、今日の主流であるフルポーザブルの先駆けとなったヴィンテージ・スタイルを含むOTC(オリジナル・トリロジー・コレクション)の流れを汲んだスタンダードなシリーズでもあったことから、プロポーション重視から可動重視へと移行する過渡期にあたるラインでもあった。
山口式可動の多用など、過渡期ならではの試行錯誤が伺えて微笑ましい。
さて、本筋から逸れてしまったが、サン・ファクは同じく映画EPⅡに登場したジオノーシスの大公、ポグル・ザ・レッサーの腹心。
形状的には典型的なジオノーシアンだが、映画ではジオノーシスの地表を覆う赤い砂の照り返しにより、今ひとつ本当の体色がはっきりとわからなかった。
以前、“ジオノーシス・アリーナ・ショウダウン”の2体セットで購入したジオノーシアン・ウォリアーはグリーンを基調としたカラーリングだったが、サン・ファクはブラウンを基調としているようだ。もしかしたら個体によって差があるのかも知れない。
また、映画では気がつかなかったが、サン・ファクの個体的な特徴として、右側の額から頬にかけて走る傷跡がある。
右目も潰れているようで、いかにも歴戦のツワモノらしいコワモテ感を演出しているが、いかんせん、元々凶悪な面構えなのであまり目立たない。
ただし、後にリリースされたジオノーシアンのフィギュアは、ほとんど全てこのサン・ファクの素体を流用したリペやリデコなので、頬の傷跡こそないものの、みな右目のモールドが潰れている。
ハズブロもワザと瞳を入れないようにして巧妙にごまかしてはいるようだが、さすがにちょっとキビシイものが。
可動に関しては、ほぼフルポーザブルなのだが、膝に可動部が設けてないため、特異な形状の脚と相俟って、やや自立を困難にしている。
足首にはヒンジ関節が設けてあるので、サガ版(ブルーカード)のジオノーシアンほど不安定なワケではない。
とはいえ、アクセサリーとして付属しているソニック・ブラスターなど、重いものを持たせると、やはり重心が崩れて前に転びやすい。
逆に、スピア(槍)は立てて持たせると杖の代わりになるため、飾る時にはそちらを持たせた方がいいだろう。
一般的なジオノーシス・ウォリアー(後)と。
後発のジオノーシス・ウォリアーはサン・ファクの素体を改良して、新たに膝関節が設けられているため、やはり自立時の安定感が格段に向上している。
また、同じ素体の流用でも、“リパブリック・コマンドー”(サガⅡ)のセットに含まれるジオノーシアン・ウォリアーはオリジナルのサン・ファク同様、膝関節の可動はオミットされているため、可動に拘る方は、購入時には注意が必要。
ライトセーバーがない。
本来は、ブリスター内フィギュア本体の前を斜めに横切るようにライトセーバーが梱入されているハズなのだが、どうやらエラー品を購入してしまった模様。
急いでショップさんに連絡を入れるが、
「不良品による交換は商品到着から一週間程度までです。悪しからず。(意訳)」
とのこと。
購入したのは1月だから、そりゃ流石にムリだわ。
ムリ言ってスミマセン>ショップさん。
そんなワケで、本日は、米ハズブロ社、SWBF、ザ・ヴィンテージ・コレクションからキット・フィストー。
映画EPⅡ~Ⅲに登場した、ノートランのジェダイで、EPⅢではジェダイ・マスターとしてジェダイ・カウンシルのメンバーも務めている。
ノートランは水陸両棲のエイリアンだが、ノートラン語は水中でしか正確な発音が伝わりにくいため、地上では寡黙になりがちで、意思を伝える必要がある場合は共通語を使う。
また、ノートランの特徴とも言える頭部の触手は感覚器官であり、相手の感情や次の行動を察知することができる。
更に水中であれば、相手から分泌されるフェロモンを読みとることで、より正確な意思疎通の助けとなるが、空気中ではその能力は機能できないようだ。
キット・フィストー自身は、高潔で信頼が厚く、銀河元老院の議長に進言することのできる立場にあったうえ、剣士としての腕も超一流であった。
映画EPⅢ“シスの復讐”では、パルパティーン逮捕に向かうが逆に返り討ちに遭ってしまう。
サシー・ティンやエージェン・コーラが瞬殺されたのに比べ、やや長く持ちこたえたところを見ると、ヨーダやメイス・ウィンドゥに比べると流石に劣るものの、やはりそれなりに遣い手だったのだろう。
さて、フィギュアは、その独特の頭部の形状のせいか、重心が不安定なため、デジカメでの撮影にあたって奮闘するも、ついに自立させることを諦めざるを得なかった。
その変わりと言ってはナンだが、ローブの形状がパッキングの状態から
すでに安定しており、ジェダイのフィギュアの中では珍しく360度良好な状態。
造型、プロポーション、カラーリング、ペイントはいずれも良好。
特に頭部の両棲類的なヌメヌメした感じが良く出ている。
キット・フィストーは映画EPⅡとⅢでは顔の造りがかなり異なっており、今回のフィギュアはEPⅡ版らしいのだが、顔の造りはどちらかというとEPⅢ版に近い造型となっている。
バックカードの画像と比べてもその違いは一目瞭然だろう。
可動に関しては、標準的なフルポーザブルだが、触角が干渉して頭部の可動はほぼ死んでしまっている状態。
また、上着のベスト形状が腕の可動に干渉してしまい、ライトセーバーの両手持ちを困難にしている。
アクセサリーとして、ライトセーバーの柄と、緑の光刃を出した状態のライトセーバーが付属…しているが、冒頭で述べたとおり、ハズレを引いてしまったので柄の方だけ。
この柄も、光刃の射出口から緑のクリア素材が覗いているところを見るとどうやら、一体成型のライトセーバーをブッタ切って使用している模様。
撮影に使用しているライトセーバーは、ROTS版のキット・フィストーのフィギュアから流用したセパレート式のもの。
ライトセーバーの柄が腰につけたままになっている矛盾は華麗にスルー。
<左> TVC版 <右>ROTS版(リペ)
ROTS版のキット・フィストーと。
ROTS版では、足首の可動がオミット。また、身長もかなり低め。
公式にはキット・フィストーの身長は1.96mらしいので、大きさ的には設定に近づいた感じか。
自立が難しい点や、可動に難はあるものの、造型的には非常に素晴らしいので、欠点を差し引いてもジェダイ・マスターやキット・フィストーのファンにはオススメの逸品だろう。
YEAH! PIECE OF CAKE.
テンション上がりまくり。
そんなワケで、本日は、米ネカ社、プレイヤー・セレクトからデューク・ニューケム・フォーエヴァーのデューク・ニューケム。
名前からしてデューク(公爵)で、ニューク(核兵器)という最強のゴロ合わせ。
言わずと知れた、が、若い方は多分誰も知らない、伝説的なビデオ・ゲームのプレイヤー・キャラクターで、ストーリーは自信過剰な金髪角刈りでマッチョなヤンキー(注)であるデュークが、突如地球に侵略していきたエイリアンを単身迎え討ち、大暴れしながら囚われの美女達(ベイブ)を助け出すという単純明快なもの。
(注)典型的なアメリカ人の蔑称で、日本で言うところのウ〇コ座りをする不良ではない。
デューク・ニューケム・シリーズは、米3Dリアルムズ社が開発した、横スクロール及びFPSのビデオゲームで、同社開発のビルド・エンジン(build engine)搭載したFPS、“DUKE NUKEM 3D”が大ヒットして、一躍その名を高めた。
…のが1996年。
その後、最新作である“DUKE NUKEM FOREVE”の開発がアナウンスされるものの、出る出ると言われつつ、一向に出ない、デルデル詐欺が繰り返され、一部ファンから“DUKE NUKEM FOR NEVER”と揶揄される。
で、あっと言う間に15年の歳月が流れてしまったワケだ。
3Dリアルムズ社のオフィシャル・サイトにさえ、
発売時期:できたとき
と掲載される傍若無人ぶり。
…発売時期に関しては遅延が常態化しているゲーム界の中でさえ散々っぱらネタ化され、さらに風化し、とうとう化石と化した矢先、
いきなり同社が資金繰り難で解散。
オフィスも閉鎖。
予期していたとはいえ、やっぱりダメだこりゃ、と半ばお蔵入りだか藪入だか迷宮入りだかの覚悟を決めた頃、突如として降って湧いたようなリリース情報がアナウンスされた。
それでも当初は2011年5月3日発売予定だったが、その後、約1カ月遅れの6月14日に延期されることに。
その時ファンの心に去来したのは、決して驚きではなく、「やっぱり、またかよ」という諦めを通り越す達観した感情だったことだろう。
念のため、いつも利用している洋ゲー専門店に、「いつから予約か?」と確認を入れてみたところ、「5月の中旬頃から開始」とのこと。
ギリギリまで予約受付しないところから察するに、
やっぱり信用されてないのね(笑
さて、フィギュアは、金髪の角刈りのマッチョ、グラサンに葉巻という典型的なステレオ・タイプなヤンキーそのもの。
当初の販売促進画像では、妙にニヤけた顔が気になったが、実物を手にとると、フザけてて不敵で不遜なツラ構えがいかにもデュークらしいと納得。
デカい態度ほどよく似合う。
アクセサリーとして、愛用の拳銃と、葉巻が付属。
ただし、アメリカでは玩具の表現規制が厳しいためか、マッチョ体型で筋肉が干渉して可動が狭いためか、いずれにせよ葉巻を口まで持ってくることができないのがちょっと残念。
後ろから見た絶壁頭も、デュークっぽくて良い感じに仕上がっている。
デュークと言えばキック。ザコ相手なら蹴りだけでもパツイチ(死語)でキメ(死語)だ。
そうえいば、ゲームにプレデターっぽい敵キャラもいましたね。
最近の情報では、ゲームのレートも無事18禁に落ち着いたということで一安心。
古き良きDOSゲー時代の、下劣で下品な下ネタ満載のハチャメチャなプレイを再び体験したい…そんな感傷にひたるのは年をとってきた証拠だろうか。
LET’S ROLL!
俺の視界は270度だぜっつ
そんなワケで、本日は、SWBF、ザ・ヴィンテージ・コレクションからメイス・ウィンドゥ。
サミュエル・L・ジャクソン演じるハルウン・コル出身のジェダイ・マスター。
30周年記念版でもフルポーザブルでフィギュア化されたが、今回新たに新造型で登場。
30周年記念版は頭部の造型が残念なデキだったが、このヴィンテージ版は見ての通り非常に
ジェダイ・ローブはやや大き目に造られており、袖口は折り返して二重。
ローブの色もより映画に近くなっている。
…いつものことではあるが、布素材は形が安定しないため、背面から見たら何がナニやら。
ローブを脱がせるとこんな。
長身痩躯に見えるが、実物のサミュエル・L・ジャクソンも手足が長くて細身。
プロポーションはイメージ的に3Dアニメ版クローン・ウォーズの影響もあるかもしれない。
造型、ペイントいずれも良好。
可動は標準的なフルポーザブルタイプで、着衣の腰の部分は布素材が使用されており、可動の妨げにならないように配慮されている。
どうせなら股関節の可動もヒンジにしてくれればなお良かったのだが。
アクセサリーとしてライトセーバーの柄と、
光刃の出た状態のライトセーバーが付属。
色は当然、パープル。
コスト・ダウンのためにセパレート・タイプにせよと(略
ライトセーバーはなんとか両手持ちが可能。
ベストのエッジが干渉して弱冠可動の妨げになっているのが難点。
サミュエル・L・ジャクソンがメイス・ウィンドゥを演じることになった経緯については諸説があるが、管理人が初めて聴いた時は、トーク・ショーでサミュエルが「次はヨーダと共演してみたい」とジョークを飛ばしたところ、ルーカス・フィルムから電話でオファーがあったというもの。
しかし、サミュエルが、ジョージ・ルーカスに直談判してノーギャラでもいいからヨーダと共演させてくれと懇願した…との話もある。
いずれにせよ、ヨーダ絡みであることは間違いないようだ。
米国ではヨーダと共演することがステータスなのだろうか?
やっぱり履歴書に“ヨーダと共演歴アリ”とか書くとハクがつくのかな…。
本日のところは(首のついた)ジャンゴ・フェットとのツーショットでガマンしてもらうことにした。
ヨーダのについては、個人的に一番気に入っているフィギュアをいずれこのブログで紹介したいと考えている。
もしその時忘れてなければ、改めてヨーダとメイスのツーショットでも掲載したい。