或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
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故合って週末は会社に泊まり込み。
仮眠室ではイビキがうるさいという理由で迫害され隔離。
一夜明けて朝日を浴びた瞬間、
8年目のセミの気持ちがよくわかった。
本日は、前回に引き続き、米ハズブロ社、マーベル・ユニバース・シリーズ3からケーブルを紹介。
ケーブルの本名は、ネイサン・クリストファー・チャールズ・サマーズ、もしくはネイサン・ディスプリング・アスカニサン。
ん?サマーズ?と聞いてピンときたあなたは鋭い。
ケーブルは、前回紹介したサイクロプスことスコット・サマーズと血縁関係にある。
父親?叔父?
…いえいえ、答えは息子。
えええ?見るからにオヤヂじゃん?!
と、驚いたあなたは正しい。
実は彼は未来からやってきたのだ。
話せば長くなるのだが、ケーブルはサイクロプスとマデリーン(ジーン・グレイのクローン)の間にできた子供であり、ミュータントによる世界支配を企むヴィラン、アポカリプスに拉致され、全身を金属の機械に蝕まれるオーガニック・テクノ・ウィルスに感染させられてしまう。
現代の医療技術では治療不可能な病に冒されたたケーブルは、39世紀の未来に送り込まれるのだが、未来世界は既にアポカリプスに支配されており、さらに治療のために造り出されたケーブル自身のクローンが、またもやアポカリプスに連れ去られ、アポカリプスの養子、ストライフとして育てられてしまう。
ケーブルは未来世界でアポカリプスやストライフと戦い続けるうちに、いつの間にやら父であるサイクロプスより年をとってしまったが、全然決着がつかないため、業を煮やして、まだ世界を支配していない頃のアポカリプスを斃すために過去に遡り、現代のX-メン達と共闘する。
…いつもながら客観的に見るとムチャクチャなストーリーだな。
さて、ケーブルのフィギュアは、今は亡き米トイビズ社のマーベル・レジェンズでも一度フィギュア化されてはいるが、管理人は所持しておらず、3.75インチがケーブル・デビュー。
マーベル・ユニバース発売当初の、オモチャオモチャしていた造型から格段に進歩しており、6インチにも引けをとらないデキになっている。
造型、プロポーション、カラーリング、ペイントいずれも良好。
オヤヂキャラの渋さが光っている。
アクセサリーとして、名称はわからないが、大小の銃器と、
スピア(槍)が付属。
ケーブル自身は、サイクロプスとマデリーン(及びそのオリジナルであるジーン)の力を受け継いでおり、左目からオプティック・ブラストを放ち、テレパシーとサイコキネシスの能力を持つが、そのほとんどの能力を前述のオーガニック・テクノ・ウィルスの進行を抑えるために費やしているため、危急の際を除いては専ら銃器によって戦っている。
そして、よくわからないがオプションとして付け替え用の胸あてに正体不明の赤ん坊が。
子連れ狼ですかっ?!
父親であるサイクロプスと。
アポカリプスとの一戦で、サイクが死んでしまったため、ケーブルはX-メンに残留することになってしまったらしい。
とばっちりだな。
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ソーのフィギュアの紹介が終わった頃を見計らったが如く、いつもお世話になっているショップさんから新作の入荷案内が届く。
ナイスタイミングだが、サイフはイタイ。
計画停電の影響で、今年の夏のボーナスが、リアルに“棒を挿した茄子”とかになったりしたら、
6月にして気分は既にお盆だ。
さて、そんなこんなで本日は、米ハズブロ社マーベル・ユニバース、シリーズ3から、サイクロプスを紹介。
今回はなんと、ジム・リー版サイク!
ファンの方ならご存知の通り、アメコミは日本の漫画と異なり、ライター(シナリオ)、ペンシラー(下書)、インカー(スミ入れ)、カラリスト(着色)、レタラー(セリフ)などの分担作業で制作されているため、アーチストによって画風がガラリと変わってしまう。
日本でも比較的知名度の高い「X-メン」シリーズにおいても、当然、何人ものアーチストが制作に関わっているわけだが、その中で最も人気の高いペンシラーのひとりが、韓国系アメリカ人のジム・リー氏。
“アンキャニー・X-メン”と呼ばれていたタイトルが、第2シリーズを境に、単なる“X-メン”に変更されるのに合わせ、当時ペンシラーを担当していたジム・リーは、サイクロプスをはじめとするメイン・キャラクターのコスチュームを一新。
そして、その新しいコスチュームは、多くのファンから熱狂的に受け入れられることとなる。
んで、その時にデザインされたサイクのコスチュームが今回紹介しているコレ。
それまでは全身タイツのタコ坊主みたいだったサイクが、よりモダンに、スタイリッシュにカッコ良く生まれ変わり、もう、サイクといえば、コレが決定版というほど定着してしまった感がある。(もちろん管理人の独断だが。)
思い切り話が前後してしまったが、サイクロプスは、ミュータントのヒーロー・チームであるX-メンのリーダーで、本名はスコット・サマーズ。
リーダーの割には今ひとつ押しが弱く、人気キャラクターのウルヴァリンに押され気味であるものの、彼をミューンタントたらしてめている特殊能力である、両目から放たれる怪光線“オプティック・ブラスト”は、本気になれば山をも崩す威力を持つとさえ言わていれる。
彼はまだ本気だしてないだけ(?)。
…ヤレばデキる子なのだろうか?
ただし、幼少時に飛行機事故により頭部に損傷を受けてからそのパワーはずっと制御不能。
特殊なバイザーによりコントロールしているが、バイザーを奪われたり破壊されたりして、しばしば暴走してそのパワーを持て余すこともある。
ちなみにサイクロプスとはギリシア神話等に登場する一つ目の巨人のことで、そのまんまバイザー装着時の見てくれから、プロフェッサーが命名したと思われる。
映画『X-メン3』では、意外にあっさりと死んでしまい、その扱いの軽さに驚いた方も多いのでは。
管理人も、きっとそのうちに何かの拍子で復活すると思って観ていたら、結局最後の最後まで死んだまま終わってしまい、ちょっと意外。
ちょっとだけだけど。
それこそ最後の最後でプロフェッサーが復活した事に比べると、エラい違いだ。
さて、当のフィギュアはというと、プロポーション、造型、カラーリング、ペイントいずれも良好。
可動も標準的なマーベル・ユニバースのフルポーザブル・タイプ。
コスチュームの肩から腰にかけて装備されたベルトは別パーツで成型されつつも、可動の妨げにならないように配慮されている。
大腿に巻かれたベルトも、モールドではなく別パーツで、丁度、大腿部の横回転軸を隠す形になっている。
X-メン・オリジン版のコロッサスと。
コロッサスの背丈がやや足りない気もするが、並べて飾ると結構いい感じ。
この調子で他のメンバーも順次揃えたいところなのだが、入れ替わり立ち替わりに増えていく、どこぞのアイドルグループのようなチームなので、とてもではないが、全部揃えていた日にはサイフの中身が追いついていかないだろう。
前回、前々回と続いた米ハズブロ社のソー・ベーシック・フィギュア・シリーズ、トリとなる本日は、インベーション・フロストジャイアント。
神々の国アスガルドに侵攻(インベーション)してきた巨人族。
ソーの世界観は北欧神話をベースとしているため、登場人物も同神話に由来していることが多い。このフロスト・ジャイアントも北欧神話に登場する巨人族で、神々とは敵対する立場にある。
フロスト(霜)の巨人(ジャイアント)と呼ばれるとおり、北欧の冬、極寒の地における自然の猛威を象徴しているのだろう。
北欧神話ではアスガルドは時々、巨人族から侵攻を受けて危機にさらされるが、ソーやロキらの機転によって難を逃れている。
映画でソーのライバルとなるロキは、北欧神話におけるトリック・スター的な役割を担う人物で、このフロスト・ジャイアントと同じく巨人族の出身でありながら、神々の王たるオーディンと義兄弟の関係を結んでいる。
時折酷い悪戯で神々を危機に陥れる一方、その窮地を救うなど矛盾した一面を見せている。
巨人族は“巨人”と呼ばれながらも、いくつかの伝説や神話においては人間と同じ背格好であると描写されているようだ。
また、敵対しているはずの神々と交流や婚姻関係もあるらしい。
映画では敵ザコ・キャラ扱いかと思われるが、一応巨人らしく大きな体躯となっているようで、トレーラーを見る限り複数体登場する模様。
フィギュアは非常に良いデキで、プロポーション、造型、カラーリング、ペイントいずれも良好。
可動も標準的なフルプロポーザルタイプで、シンプルな造型であるため、パーツ同士が干渉しあうようなこともなく、自立時の安定感も十分。
アクセサリーとして、ヘルメット(兜)、氷のクラブ(棍棒)、氷の盾(シールド)が付属。いずれも氷をイメージしたクリア素材。
ヘルメットをとるとこんな。
身体の色のせいか、露出の多いコスチュームのせいか、なんとなく、アバターを彷彿させる。
色違いでデラックス・フィギュアもあるようだが、個人的にはこちらのノーマル版のカラーリングの方が好み。
押し出しが立派なキャラクターなので、ロキのフィギュアの後ろに2体くらい侍らしたい感じ。
ソーと並べて比べると、その大きさがわかる。
アンソニー・ホプキンス演じるところのオーディン神や、ロキのフィギュアも欲しいのだが、予算の都合で今回は見送り。
シリーズ2が出たら再度検討したいが、そこまでサイフが持つかどうか非常に怪しい。
本日は、前回に引き続き、米ハズブロ社、ソー・ベーシック・フィギュア・シリーズからソード・スパイク・ソー。
前回、調子に乗って書きまくったから、もうネタがないんスけど…。
マントを着用し、幾分コミックで見慣れたコスチュームに身を包んだソー。
腕回りはチェイン・メイル(鎖帷子)を装備し、いかにも臨戦態勢。
マントは軟素材だが、結構な重さがあるため、着用したままだとポーズがつけにくいのが難点か。
背中に開いたホールにピンを挿しこんで固定する方式なので、着脱は容易。
プロポーション、造型、ペイント、カラーリングはいずれも良好。
可動は標準的なフルポーザブルタイプ。
アクセサリーとして、ムジョルニア(戦闘鎚)と、フィギュアオリジナルのソード・スパイクが付属。例によって割あ(以下略
緋色のマントを羽織るといかにもソーという感じ。
後はヘルメットを着用すれば、さらにコミックのソーらしくなるかも知れないが、ヘルメットを着用したバージョンはシリーズ2までお預け。
コミックでもアルティメット版のソーではヘルメットもマントも着用していないので、それはそれでアリなのか?
個人的にはマントはアリの方がアリかな、という気もするが。
前回紹介したバトルハンマー・ソーと。
どうやら、普段はマントを鎧の下に収納している模様。
映画ではどうか知らないが、コミックでは空を飛ぶ能力もあったハズ(さすがは神サマ)なので、もしかして空中を移動する際にマントを出すのかもしれない。
さすがに実際映画を見てみないとコメントしずらいものがあるんですけど…。
SWBFの紹介ばかりだと飽きてしまいそうなので、本日は米ハズブロ社、ソー・ベーシック・フィギュアからバトル・ハンマー・ソー。
今年5月6日に全米で公開される映画『ソー』の主人公で、キャプテン・アメリカ、アイアンマンと共にマーベル・コミックのビッグ3に数えられるヒーローのひとり。
日本では約2か月遅れの7月2日に公開が予定されている。
ソーは、なんでもアリのマーベル・コミックのヒーローの中でも異彩を放つ、北欧神話の神であり、雷神、農耕神として広く北欧で信仰されていた。
表記に関しては、日本ではトールが一般的だが、他にも、ソーア、ソア等と呼ばれることもある。
有名なワグナーの歌劇「ニーベルングの指輪」ではドイツ語圏で親しまれるドンナーの名で登場する。
個人的には神様をヒーローにするアメリカ人のセンスはどうかと思うのだが、それなら宇宙人なら魔法使いならいいのかという話になってくるので(もちろんいずれもマーベル・ヒーローの中に存在する)あまり深く突っ込むのはやめておこう。
ソーは最高神オーディンの息子として容姿と体格、才能に恵まれ、何不自由なく育ったが、その能力を鼻にかけ、あまりにも高慢であったがため、謙虚さを学ぶために、神としてのあらゆる能力を奪われた上で人間世界に追放された。
映画では神々の世界の制服を企むロキの陰謀を阻止するため、人間界と神々の世界の危機に立ち向かう…という設定らしい。
クラシカルなコミック版のソーに関しては、コスチュームもあまりパッとせず、個人的は特に好きでもないキャラクターだったのだが、
映画版のフィギュアは、かなりいい感じ。
顔も主演男優であるクリス・ヘムズワースの特徴をよくとらえた非常に素晴らしいデキで、造型、プロポーション、カラーリング、ペイントいずれも良好。
可動に関しては、SWBF同様、標準的なフルポーザブルタイプで、股関節はヒンジ、驚いたことに頭部もボールジョイントではなく、ヒンジ関節を用いている。
アクセサリーとして、ソーの代名詞たるムジョルニア(魔法の戦鎚)とフィギュア・オリジナルの剣が付属。
この剣はハンマーに変形するようだが、いつものごとく割愛。
SWBFのストーム・トルーパーと大きさを比較。
映画にはアンソニー・ホプキンスやナタリー・ポートマンなど、一流どころが出演。
続くキャプテン・アメリカにもトミー・リー・ジョーンズが出演しているようなので、ヒーロー映画といえどもバカにならない。
今のところ映画版のフィギュアしか予定されていないようだが、アイアンマンのようにコミック版も出たりするのだろうか?