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或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
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長々と変則的な紹介記事で引っ張ってきたが、やっとひと区切り。

本日は、米ハズブロ社メイル・アウェイ限定、ニック・フューリー。
前回紹介したマーベル・コミックの秘密組織S.H.I.E.L.D.(シールド)の長官。



メイル・アウェイとは、メール(手紙)で申し込んだ人だけが購入できるという販売方法で、一種の限定品。
リアルタイムでの購入は逃してしまったが、日本では入手が難しいため、後から海外オークションで購入してしまった次第。
はじめての海外オークションのチャレンジだったため勝手がわからず、かなり戸惑ったが、規定の期間をかなり超過してからやっと手元に届いた。



以来、何度か活用している内に、随分とアメリカン・ペースに慣れてしまい、逆に日本のオークションが性急に感じられるほど。



ニコラス・ジョセフ・フューリーは、第二次世界大戦で活躍した架空のエリート米軍部隊の隊員であり、スタン・リーとジャック・カービンにより考案されたキャラクター。
当初は大佐の肩書を持っていたが、ファンタスティック・フォーでは現代で活躍するCIAのエージェントとして登場、次いで架空の軍事諜報組織S.H.I.E.L.D.のエージェントという設定になり、以後は専ら同組織の長官として登場する。



過去のコミック・シリーズとの整合性を保つため、インフィニティ・フォーミュラという架空の血清によって老化を抑えているという設定により、数十年にわたって若々しい姿を保つこととなった。



第二次世界大戦中はキャプテン・アメリカやウルヴァリンとらと行動を共にしていたこともある。

ちなみにインフィニティ・フォーミュラの被験者は、薬効が切れると即死してしまうため、年に1回必ず摂取しなくてはならない。



さて、フィギュアは前回紹介したシールド・エージェントと同じ素体。
頭部はリデコであるが、古今を通じてニックのトレードマークと言えば左目の眼帯と葉巻。
残念ながらアメリカの玩具の表現規制は日本に比べてかなり厳しく、葉巻はオミット。しかし、原型段階の名残りか、造型師の執念か、ファンサービスか、口元はあたかも葉巻を咥えているかのような形状になっている。



アクセサリーとして、シールド・エージェント同様のアサルト・ライフルと拳銃が付属。



また、ニックと言えば、シールドの技術部門が開発したフライング・ユニット。

血清により不老長寿を得たとはいえ、基本的には一般人なので、ジェームス・ボンドのように最先端技術による秘密兵器を使用して活躍する。



まあ、相手はスーパーヒーローやらスーパーヴィランだから、それくらいしないと渡り合えないだろう。



フライング・ユニットはやや面倒臭いが、労を惜しまなければ着脱可能。ちなみにパッケージングのデフォ状態では装備されたまま収納されている。



カッコ良く飛んでいる状態を表現したいが、アーム付きの台座がないので中途半端な感じ。



別にスキップしているワケではない。



最近のコミック・シリーズでは、ニック・フューリーと言えば、サミュエル・L・ジャクソン似の黒人で描かれることが多いが、コレはマーベル・コミクの世界観の現代風焼き直しである、アルティメット・マーベル版での設定。その結果、近年のマーベルコミックの映画化に際して、実際にサミュエル・L・ジャクソンがニック役に起用されることとなった。



他にも、モノモノしい重火器や、



ハイテクっぽいが、なんとなくチープな兵器も付属している。



盟友たるキャプテン・アメリカと。

アイアンマン2のフィギュアでリリースされたニックも決して悪くないが、コミック版のフィギュアも十分カッコ良い。
設定上は元々コワモテの軍人だが、サミュエル・L・ジャクソン版は、それこそヴィランか犯罪者にしか見えない気もする…。

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本日は、米ハズブロ社、マーベル・ユニバース、マルチパック、ソルジャーズ&ヘンチメンからシールド・エージェント。

S.H.I.E.L.D.(シールド)はマーベル・コミックの世界に存在する秘密組織で、設定によって国連の管理下であったり合衆国傘下の組織であったりとまちまちだが、基本的には軍事・諜報組織であり、かつ、スーパーヒーロー達を管理するという一面も持っている。



シールドの組織自体は、第二次世界大戦後、ニコラス・ジョセフ・フューリー(ニック・フューリー)によって創案されたが、そのアイデアは草案のまま長期間放置された。しかし、彼の知らない間に国連傘下のグループの手よってその草案が日の目を見ることになり、創案者たるニック自身が初代事務局長として抜擢され、チームを率いることとなった。



通常は、国際テロ組織やヴィランと戦う過程で、スーパー・ヒーローと共闘するが、時にはヒーロー達と対立することもあるようだ。
ニック・フューリーがチームを率いているとはいえ、組織自体は正体不明の12人からなる評議会から指示を仰いでおり、国家間の利害関係や政治的な意図により、その行いが必ずしも常に正義の側であるとは限らない。



さて、そのシールドのエージェントたる、いち戦闘員。
フィギュアは比較的良いデキだが、一般戦闘員だけにやはり没個性的な印象は否めない。
造型、プロポーションは良好。カラーリングは地味。ペイントは単調でなんとも評価が難しい。



可動は同セットの他のフィギュアと同じく一世代前のタイプ。



アクセサリーとして、アサルト・ライフルと、



拳銃が付属。拳銃は右大腿のホルスターに収納可能。



ホルスターとベルトは別パーツで成型されているが、軟素材を使用しているためポージングの際にはあまり干渉しない。



しかし、素体自体がマッシヴな体型のために、プロポーションは良いのだが、筋肉同士が干渉しあって可動範囲が狭くなっているのが難点。



何気に素立ちがよく似合うが、



派手なポージングも様になる、すぐれたフィギュアである。



戦闘員ならやはり、最低2体は欲しいところ。
割高な商品なので、たまたまバーゲン品を見つけて購入できたのは幸運だった。

次回はついに、レアなあの方が登場。

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前回の前フリで仕掛けた変則的な紹介の理由はコレ。
本日は、シルバー・サムライの背後に控えるハンド・ニンジャを紹介。



米ハズブロ社のマーベル・ユニバース・マルチパックを購入して、唯一扱いに困ったのが、このハンド・ニンジャ。



正直、イラネェヨ…って(笑

しかし、今回シルバー・サムライを購入することによって、飛躍的にその存在価値が高まってしまった。

売らないで良かった。

コミック・パックス付属のミニ・コミックに、シルバー・サムライの配下としてハンド・ニンジャが登場。しかもコスチュームも同じ白。
これでパズルの全てのピースが揃った感じ。



前回もフィギュアの解説でチョロっと出てきた日本最大の悪の組織、ヤシマ組(?)は裏で忍者軍団“ザ・ハンド”と繋がりがあるらしい。

ザ・ハンドは800年以上前から日本に存在する悪魔を信仰する邪教忍者集団。創始者はカゲノブ・ヨシオカ。
近年は、マツオ・ツラヤバがリーダーを務めていたが死亡。

ツラヤバ?ツラヤバい?

どんな名字やねん?!沖縄出身か?!って思ったら、

日本の特撮で有名な円谷(ツブラヤ)の誤植だったらしい。



マーベル・コミックに登場する忍者キャラは、なんらかの形で必ずこのザ・ハンドに繋がっているようだ。

まさに全てのニンジャはハンドに通ず。



ザ・ハンドの名の由来は、創始者であるカゲノブ・ヨシオカの「手には五本の指があり、それは日本を形成する五つの島の如し。五本の指をまとめ上げ一つの目標に向かえば手は不動の力を得る。」という言葉から来ているとのこと。

ちなみに、アメリカン忍者の最右翼、「ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートル」に登場する悪のニンジャ組織フット団は、このザ・ハンド(手)に対してフット(足)というパロディらしい。



さて、フィギュアはなかなかよくデキており、造型、プロポーション、カラーリング、ペイントいずれも良好な部類。
細身のせいか、ヒョロい感じがする。



可動は以前紹介したハイドラの戦闘員と同じ、一世代前のタイプなので、脚の横回転軸が足首のみ。
パッケージ時のポーズのせいか、膝関節の軟素材が曲がってしまっているのが難。



アクセサリーとして、大小の刀と薙刀が付属。



太刀は軟素材でできており、両手持ちも可能。



ニンジャだけに日本刀を持つ姿がよく似合う。

…マーベル・ユニバースの単品だとヌンチャクとかも付属しているらしい。



ニンジャのコスチュームが白装束ってのもどうかと思うが。
ハンド・ニンジャは色によって階級が異なるらしい。
白いのは上忍で紅いのが下忍とか。



小太刀の逆手持ちとかムリヤリ、ニンジャっぽいポーズをとらせてみる。



薙刀ってのもニンジャに持たすのはどんなもんかと。



流石に隠密行動には向かないような。



前回のシルバー・サムライといい、文化的な認識の差異が激しく、違和感感じまくりなのだが、弄ってて楽しいからそれはそれでいいか、みたいな。
やっぱり、サムライとかニンジャってのは東洋キャラの定番なんだろうが、アメリカの子供たちは一体どこまでリアルに信じているのだろうか、日本人としてさすがにちょっと心配になってくるものがある。

日米の文化摩擦の一因にならなければいいのだが。

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変則的な紹介の仕方だが、実はそれなりに理由がある。

さて、その理由(ワケ)とは…?

本日は、米ハズブロ社、マーベル・ユニバース、グレイティスト・バトルズ、コミック・パックス・シリーズから、ウルヴァリン&シルバー・サムライ。

2パックと言っても、主役はシルバー・サムライであって、ウルヴァリンはオマケみたいな扱い。刺身で言えばツマみたいなものか。
常に主役級の人気キャラであったにも関わらず、ここにきて、まさかこのようなぞんざいな扱いを受けるとは、さぞかし無念だろう。

しかし、どう見ても分が悪い。
なんと言っても、相手はシルバー・サムライ。
彼の存在感の前には、例えウルヴァリンと雖も影が薄くなるのは仕方あるまい。



シルバー・サムライ。

日本文化への曲解、ここに極まれり。

本名はケンイチロウ・ハラダ。
日本最大の犯罪組織の親分、シンゲン・ヤシダの非嫡子にしてミュータント。
物質に対するエネルギー・チャージ能力を持ち、特に愛用の刀にその能力を付与する事で、ほとんど全ての物質を切り裂くことが可能。



シルバー・サムライの名の由来は、その銀色の金属でできた伝統的な侍の鎧兜。
ヤ○ザの息子なのに、なぜサムライなのかは不明。

しかし、それ以前の問題として伝統的な鎧兜で、さすがに銀色はないだろう。

しかも、胴丸にプリントされているのはどう見ても日章旗である。

突撃の時にバンザイと叫び、失敗したらハラキリしそうな勢いである。
もしかして好きな食べ物はスキヤキとサシミで、趣味はボンサイ、奥さんはゲイシャで、娘はシャミセンを習っているのかもしれない(あくまでもイメージだが)。



ちなみに、シルバー・サムライの異母妹、マリコ・ヤシダは、ウルヴァリンと恋仲になり結婚するのだが、敵対組織にフグ毒を盛られて命を落とす。

日本広しと言えど、管理人はフグ毒で暗殺された人物

なぞ、寡聞にして知らない。



マリコの死後、シルバーサムライはヤシダ一家を総帥を継承している。
ウルヴァリンの最大の敵のひとりだったが、戦いを通じてお互いを認め合い、一時は改心して日本のヒーロー・チームを率いていたこともあったらしい。
根っからのヴィランというよりは、ウルヴァリンのライバル的な存在として広く認知されているようだ。



さて、フィギュアは見てのとおり

根っからの日本人である管理人としては、非常に評価し難いが。



客観的に見れば非常に良いデキであり、造型、プロポーション、

カラーリング、ペイト、いずれも良好。



可動は標準的なマーベル・ユニバースのフルポーザブルタイプで、鎧部分は軟素材でできており、極力可動の妨げにならないように配慮されている。



アクセサリーとして、大小の刀が付属。
刀は腰に佩くことができるが、抜き身のままなので危険



何気にマスクの形状からシャアを連想してしまう。

鎧を紅く塗ったらヤシダの紅いサムライとか呼ばれたり。



これだけ秀逸なフィギュアでありながら、手放しで褒められないのは、やはり、カウンター・カルチャーのせいだろう。

ちなみにコミック・パックスにはウルヴァリンのミニ・コミックが付属している。



オマケについてきたウルヴァリンと。
並べて比較すると、その力の入れ方が全く違う事がよくわかる。
いつになくウルヴァリンの造型やコスチュームが中途半端で、投げ遣りな気がしないでもない…。

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いつの間にか過去に購入したフィギュアの紹介になっていることはさておいて…本日は、米ハズブロ社、マーベル・ユニバース、USトイザらス限定マルチパックのソルジャーズアンドヘンチメンから、エージェント・オブ・ハイドラ。

マーベル・コミックの中でも有数の悪の組織“ハイドラ”の戦闘員。



ハイドラ(またはヒドラ)は、第二次世界大戦後、ナチの残党であるバロン・フォン・ストライカーによって組織された悪の秘密結社。
仮面ライダーのショッカー、ガッチャマンのギャラクターの例えで表現されることが多いようだ。
ニック・フューリー率いるS.H.I.E.L.D.なんかは、このハイドラに対抗して造られたとか。



ハイドラの戦闘員というと、もうちょっといかにも悪の組織っぽいコスチュームの方が有名だが、今回紹介するセットに含まれているフィギュアはモダンなテロリスト風。
色合い的には緑に黄色でクラシカルなデザインを踏襲している。



さて、フィギュアは、比較的よくできた部類。
造型、プロポーション、カラーリング、ペイントもまずまず。
可動については、さすがに今となっては少々物足りない一世代前のマーベル・ユニバースの標準的な素体を使用。



アクセサリーとして、アサルト・ライフルと、



拳銃が付属。拳銃は左腰のホルスターに収納可能。



ハイドラの名称は、ギリシア神話に登場する7~9つの頭を持つ水蛇に由来している。英雄ヘラクレスが棍棒で頭を打ち落とすと、そこから二つの頭が生えて来たため、首を松明の火で焼き、最後に残った不死身の頭の上に大岩を乗せてやっとこさ退治したとか。



悪の組織ハイドラもやられてもやられても再生する、という意味なのかもしれない。確かにシツコそうだが。

ちなみにハイドラのシンボルは髑髏から生えた触手。この髑髏はナチスを象徴しているかのように見えるが、原作コミックではレッドスカルと決別した後に組織されたため、ナチスとは直接関係はなく、レッドスカルのように第三帝国の復活を志している…というワケではないようだ。



戦闘員だけに、ヒーローにやられる様がよく似合う。
…褒め言葉になってないが。



レッドスカルと。
第二次大戦後にレッドスカルを発見したのは、ハイドラのいちセクションであるA.I.M.。後にハイドラから独立しているが、俄かファンの管理人には、マーベル・コミックの世界はフクザツすぎて、現状での全体像がよく把握できていなかったりする。

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