或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
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本日は、前回に引き続き、米ネカ社、ターミネーター・アクション・フィギュア・シリーズからT-800 エンドスケルトン。
一度は斃したと思われたターミネーターが、炎の中から不死鳥(ゾンビ?)のように復活するシーンは、1作目の映画の中でも屈指の名シーンと言えるだろう。
B級SFと言うよりまるでホラー映画のようだ。
さて、カルト・クラシックス・シリーズの頃から既に散々っぱら再販されて続けてきたエンドスケルトンだが、今回もまた当然の如くラインナップ。
ターミネーターといえば、当然シュワちゃんだが、やはりこの“なかのひと”たるエンドスケルトンのイメージも強いためか、ファンの間でも根強い人気があるようだ。
メーカー側もそれを十分意識しており、アクセサリーやペイントなどビミョーなバリエ化を試み、手を変え品を変えてファンの心理を攻めてくる。
つか、シリーズの性質上、ある意味毎回ラインナップせざるをえないキャラクターというところだろうか。
しかし、さすがに3体目ともなれば、いかにファンといえどもフツウはスルーして然りなのだが、今回はなんと事前情報で頭部が新造型されると聞いており、試しに購入してみた次第。
…やはり、というか頭部の造型が以前から、かなり不評だったのだろう。
さて、その新造型の頭部だが、口の開閉可動をオミットしてその分映画のイメージに近づけた感じ。
これは、かなり思い切った決断だろう
以前の素体に比べ、スミ入れがややキツイ感じもするが、凶悪な面構えでかなり男前(?)に仕上がっている。
当然のことながら、頭部以外の部分は全て流用なので特筆すべき点はなし。個人的には、できれば足首の可動をヒンジを用いて欲しいのだが、それはムリな相談というものなのだろうか。
アクセサリーとして、プラズマライフルと、それを保持するための右手首の替えパーツが付属。
以前リリースされたフィギュアと同じく、手が骨ばった形状のせいか、保持力が弱く、しっかり持たせようとするとかなりストレスが溜まるので、持たせたまま飾るならクリアゴムか何かで固定した方がいいだろう。
以前購入したエンドスケルトン(右)と。
新造型の頭部の方が、より全体的にシャープなイメージになっている。
前述したとおり、素体自体は同じなのでアクセサリーの流用も可能。
個人的には新しい頭部の方が好みであるが、コスト面から考えて敢えて買い替えの必要があるかどうかは判断の難しいところ。
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ダ・ダン・ダ・ダダ~ン
はい、管理人がゲームに呆けている間に、いつの間にやら発売されました、米ネカ社、ザ・ターミネーター・アクション・フィギュア。
本日は、シリーズ1からT-800(テクノワール)。
ご存知、映画1作目に登場した初代ターミネーターT-800。
以前リリースされたのは映画「ターミネーター2」のアクション・フィギュアだったが、今回は映画1作目のT-800に加え2作目のT-1000も一緒にフィギュア化される模様。
ちなみに“テクノワール”とは、リンダ・ハミルトン演じるサラ・コナーがマイケル・ビーン演じるところのカイル・リースを殺人犯と勘違いして逃げ込んだディスコの店名。
初登場のシュワちゃんはタイム・トラベルにおける制約ため、スッポンポンだったが、不幸にも真っ先に遭遇してしまったパンク青年から服を拝借したため、映画序盤までこのパンク・ルック。
常識的に考えると、
絶対にサイズが合わないと思うのだが。
もっとも、欧米では男らしさを強調するため、わざとワンサイズ下の服を着ることもあるらしいので、ターミネーターもタイムトラベル前に、男らしさの概念をリサーチしたのだろうか。
恐るべしスカイネット。
しかし、完全無欠なハズのスーパー・コンピューターも残念ながら服装のセンスはイマイチだったようだ。
隠密行動には向かない人選に加え、隠密行動には向かない服装。
ドイツ訛りの巨漢がパンク・ルックでニューヨークの街を闊歩してたらバリバリ目につくとは考え付かなかったのだろうか。
1歩歩くごとに有無をいわさず職質の嵐にさらされるだろう。
これならまだ、全裸やエンドスケルトンの方がよほど目立たない。(そうか?)
さて、フィギュアは7インチサイズとしては良いデキの部類。
造型、プロポーション、カラーリング、ペイントいずれも良好。
頭部の造型も秀逸でシュワちゃんに良く似ているが、長髪のせいか顔と髪の境目の塗り分けがやや甘い感じ。
管理人は早速薄めた艶消しの黒を流し込んでいる。
可動はほぼ上半身のみで、首(ボールジョイント)、両肩(ボールジョイント)、両肘(ヒンジ)、両手首(ボール・ジョント)、腰(一次軸)、ブーツの付け根(一次軸)。
下半身はほぼ即死状態だが、可動を設けてプロポーションを崩すよりナンボかマシか。
アクセサリーとして拳銃(レーザーサイト付き45口径ハードボーラー)とマシンガン(ウージー、9mm口径)が付属。
もっともらしく書いているが、銃器の種類が全然わからなかったんで適当にネットで検索したことはヒミツである。
上着は軟素材で成型しており、可動の妨げにはならないように配慮されているが、シュワちゃんのマッチョ体型が災いして可動域がかなり狭くなっているのが残念。
とてもではないが、裏面のパッケ画像にあるように腕を直角まで曲げることは叶わず、せいぜいのところ45度位が限界。
また、ウージーを持たせるために左手首から先のスペア・ハンドが付属。
でも、うまく持たせることができないんだな、コレが。
原因はシリの大きいウージーの形状にこそあるのだが、トリガーに指をかけることが難しく、ムリに指をかけようとすると、人差し指の関節がいくつか増えたような持ち方になってしまうので、しばらく思考錯誤の末にあっさり諦めた。
これまで述べたように、欠点も多々あるのだが、総合的な評価としては個人的には十分に及第点である。
なんといっても初代ターミネーターが日の目を見るとは思わなかった。
細かなことが気になる方にはあまりオススメできないがフィギュアではあるが、ここしばらく3.75インチばかり購入していた管理人にとって、7インチのディティールの細かさには改めて驚かされる。
ショップさんでも9月発売予定のシリーズ2の予約も始まったことだし、今後も暫くネカ社からは目が離せないようだ。
4回連続で紹介してきた米ハズブロ社、ソー・ベーシック・フィギュア・シリーズもいよいよラスト。
本日は、ウォリアーズ・スリーの最後のひとり、ホーガン・ザ・グリム。
ホーガン・ザ・グリムは、先に紹介した、ヴォルスタッグやファンドラル同様、アスガルドの戦士(アスガーディアン)にして、ソーの忠実な僕であるウォリアーズ・スリー(三戦士)のひとり。
青灰色の目で黒髪という東洋系の顔立ちをしており、寡黙で、めったに笑顔を見せる事はないが、熟達した剣士であり、アスガルドの医学にも通じている万能戦士。
コミックではモンゴル系の衣装に身を包んでいるためか、映画でチンギス・ハーンを演じた日本人俳優、浅野忠信氏が抜擢されている。
アメコミファンにしてみれば大リーグで活躍するイチローに匹敵する快挙である。
映画では黒系の衣装に身を包んでおり、装備も日本の甲冑に似たデザインとなっている。
アメリカ人から見たらモンゴルも日本も大して違わないのかも知れない。
日本人として初のアメコミ・フィギュア化が原因なのか、品薄のせいか、はたまたその両方か、なかなか手に入れにくかったが、今回なんとか入手できたので、やっと紹介できるようになった次第。
下手をすれば他のウォリアーズ・スリーごとお蔵入りだったかも…。
フィギュアは地味ながら非常によくデキており、少なくともウォリアーズ・スリーの中では一番秀逸なのではないかと。
プロポーション、造型、カラーリング、ペイント、いずれも良好。
顔がのっぺりしているのは東洋人だから仕方ないのか。
ただし、まゆ毛のプリントの位置がややズレているような気もするのだが、これは個体差なのだろうか。
可動は標準的なフルポーザブル・タイプ。
型のマントは固定してないので、首を引っこ抜けば脱がす事が可能。ただし、ジョイント部がキツくて小さいので可動部を損傷させる恐れあり。
やる方は自己責任で。
アクセサリーとして原作コミック同様メイスと、フィギュア・オリジナルのハンドブレードに変化するアクス(斧)が付属。
オリジナルの武器にしては比較的よくできているので紹介しようかとも考えたが、やっぱり割愛。
晴れて揃いましたウォリアーズ・スリー。
ひとつひとつは何ということのないフィギュアなのだが、こうして3体揃うとやはり感慨深い。
更にソーが加わればもう最高。
後はヘルメットを着用したロキと槍を持ったオーディンが欲しいのだが、映画でも重要なアイテムであるハズのグングニールはちゃんとフィギュア化されるのだろうか。
本日は前回に引き続き、米ハズブロ社、ソー・ベーシック・フィギュア・シリーズからファンドラル(ハープーン・ブレイド)。
ファンドラルはヴォルスタッグ同様、アスガルドの戦士にしてソーの忠実な僕、ウォリアーズ・スリーのひとり。
ファンドラルはブロンドの髪と青い目を持つ、ウォリアーズ・スリーいちの伊達男。
…ま、名前のとおり三人しかいないんだけどね。
優れた剣の遣い手であり、勇気を持つ半面、極めて楽観主義者であり、自惚れも強い。
また、この手のキャラクターにありがちな浮気性で、かつ全方位型死角なしの八方美男であるため、女性のトラブルが絶えない。
…敵の刃に掛かる前に、女同士のイザコザに巻き込まれてで命を落とすタイプだな。
前回ヴォルスタッグの紹介でもふれたが、巨人の息子を誤って殺してしまった時に、ウォリアーズ・スリーとソーが世界各地を巡って様々な魔法の品を集めた際、日本で天叢雲剣(草薙の剣)を預かったことがあるらしい。
さて、フィギュアはなかなか良いデキで、 造型、プロポーション、カラーリング、ペイントいずれも良好。
顔のペイントが少しのっぺりしている感じはヴォルスタッグと同じ。
口元に捻ねた笑いを浮べた表情になっている。
可動は標準的なフルポーザブル・タイプだが、首は縦方向にあまり動かないため、実質横回転のみとなっている。
肩当てとマントは一体成型になっており、首を挟んで固定するタイプであるため、着脱が容易でつけたままでも可動の妨げにならず、簡単に落ちるようなこともない。
アクセサリーとして、中世のサーベルに似た剣とフィギュア・オリジナルの武器が付属。
サーベルは腰の鞘に佩くことができるが、軟素材であるため、グニャグニャなのが残念。
ウォリアーズ・スリーの仲間、ヴォルスタッグと。
…となると次回は当然、最後のひとり。
そろそろ、SWBFも入荷の頃合いなので、サイフの中身が厳しい限り。
この夏は熱中症以前に金欠症で息も絶え絶え。
久しぶりに映画館に映画でも観に行こうかと思ったら、いつの間にか閉館していたりする…。
行く先々で管理人行きつけの店が潰れるのは気のせいか。
まさに逆・座敷わらし現象。
さて、本日は米ハズブロ社、ソー・ベーシック・フィギュア・シリーズからヴォルスタッグ(ラム・スマッシュ)。
ヴォルスタッグは北欧神話の神々の住まうアスガルドの戦士にして、ソーの忠実な僕(しもべ)たるウォリアーズ・スリーのひとり。
紅毛碧眼の巨漢で、騒々しく、見かけのとおり大食漢でもある。
しばしばその騒々しさが災いして彼と彼の仲間たちをトラブルに巻き込むこともある。
映画でヴォルスタッグを演じるのはレイ・スティーヴンソン。
ってことはつまり、
…パニッシャー。
よくよくマーヴェルに縁があるご様子。
原作コミックではソーとウォリァーズ・スリーが誤って巨人の子供を殺害してしまい、罰として世界各地を巡って様々な魔法の品を集めることになった折に一回死んでいるが、魔法のリンゴによって蘇っている。
映画では人間が演じているため、巨漢というよりもズングリムックリで、ロード・オブ・ザ・リングのドワーフのような外観。
役どころはやっぱりコミック・リリーフなのだろうか。
さて、フィギュアは比較的よくできた部類。
造型、プロポーション、カラーリング、ペイントいずれも良好だが、やや顔のペイントが、のっべりした印象を受ける。
可動は標準的な映画版マーベル・フィギュアのフルポーザブル・タイプ。
キャプテン・アメリカと異なり、股関節は球形のヒンジを使用。
膝の二重関節部に軟素材を用いているため、パッケージングの状態によっては変形しやすく、自立時に支障があるのが難。
アクセサリーとして、アクス(斧)とフィギュア・オリジナルの武器が付属。
原作コミックでは剣を使用することが多く、設定では盾やクォーター・スタッフ(棒)を扱うこともあるそうだが、映画では他のキャラクターと区別をはかるためか、斧を使用している。
当然の如くオリジナルの武器はスルー。
映画版のソーと。
背の高さでは負けているが、横幅では勝っている。
そもそも勝ち負けの問題ではないのだけれども。
もともと、コミックのキャラクターの身長なんてものは、あって無きがとごしなので、コミックを読んでいるいる時はさほど気にはならないが、こうして立体化してしまうと一目瞭然で困ってしまう。
…別に管理人が困る必要はないのだが。