或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
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映画“トランスフォーマー3”を観賞…した話は前回のブログでも書いたが、本編上映前に日本でも10月公開の真打ち、“キャプテン・アメリカ”の予告編が流れる。
個人的には映画版キャップのコスチュームは、レトロ調でカッコイイと思うのだが、ふと、“客観的に見たら、やはりダサイのでは?”と思うに至った。
いつの間にかアメコミのセンスに洗脳されていたのかもしれない。
常識的に考えて全身タイツの男が街を闊歩していればそれは十中八九変質者である。
変質者をヒーローに仕立ててしまうアメリカの洗脳技術、恐るべし。
そんなワケで、本日は、米ハズブロ社のキャプテン・アメリカ、ザ・ファースト・アベンジャーズ、シリーズ3からマーベルズ・ハイドラ・アーマード・ソルジャー。悪の軍隊ハイドラにおける一般兵士である。
ハイドラは、原作コミックではナチの残党であるバロン・ストラッカーが第二次世界大戦後に組織した事になっているが、映画ではレッド・スカルが率いるナチス・ドイツ側の謎の勢力として登場。
時代は第二次世界大戦時のハズなのに、まるでオーパーツとも言えるようなエネルギー兵器を装備している。
まぁ、キャプテン・アメリカを生みだした超人兵士血清もオーパーツと言えばオーパーツだし、ヴィブラニウムの盾もまた然りなのだが。
ところで、キャプテン・アメリカといえば、当初の設定では第二次世界大戦から現代まで、敵を殺したことがない高潔の士とされていたが、流石にそれでは現実味がないという事で、戦争中は止むなく敵を殺傷することもあったという設定に変わっている。
しかし、今年7月に公開された映画の戦闘シーンのクリップを観る限り、もう、やりたい放題である。
だいたい、ベンチプレスで500キロを持ち上げる人間が、
地球上で最も硬いとされる金属でガンガン殴っているのである。
敵を蹴れば5m以上吹っ飛んでいたし、どう考えても内蔵破裂で即死か、
運が良くて再起不能である。
投げたシールドのエッジが当たれば肉体の一部が千切れても不思議はない。
例えハイドラの兵士がオーパーツばりのエネルギー兵器で武装し、人海戦略で対抗しても、フェアとは言い難いのではないだろうか。
さて、フィギュアの名称に冠されたマーベルズとは、マーベル・コミックのマーベルではなく、恐らく単語本来の意味である“驚異的な”とか“驚くべき”といった意味ではないかと推測される。
確かにエネルギー兵器は当時の科学力に比して驚異的な威力がありそうだが、これはこの一連のアベンジャーズ映画の鍵となるであろう、究極アイテム“キューブ”と何かしら関係がありそうな気がするのだが。
フィギュア本体については非常に良いデキとなっており、プロポーション、造型、カラーリング、ペイント、いずれも良好。
右腕と左腕のカラーリングが異なっており、左腕は何故か黒一色。
また、ヘルメットの左右耳の辺りと左肩に、キッチリとハイドラの紋章がプリントされている。
可動も標準的なフルポーザブル・タイプで、股関節は以前紹介したキャプテン・アメリカやレッドスカルと同じタイプ。
但し、レッド・スカルと異なり、上着の裾に切れ目が設けてあり、可動の妨げにならないように配慮されている。
アクセサリーとしてエナジー・ブラスターとミサイル発射ギミックを備えたファイアリング・ミサイルが付属。ファイアリング・ミサイルは、フィギュア・オリジナルのため、例によって画像は割愛。
右腕に沿って装備されたベルトは、恐らくエナジー・ブラスターの弾帯と思われるが、映画未見のため、詳細は不明。これも軟素材のため、可動の妨げにはならないようになっている。
このフィギュアにはリペイント版のバリエがあり、そちらは原作コミックに準じて、お馴染みのグリーンにイエローのカラーリングとなっている。
しかし、実はそれだけではなく、ヘッドがリデコされたバージョンのハイドラ・ソルジャーもリリースされており、そちらも同様にリペイントによるバリエが存在する。
映画版キャップと。
映画版のキャラクターが少ないと嘆いていたが、まさかここにきてハイドラ兵士の急襲があるとは全くの想定外。
ザコ兵士は並べて飾りたいので、最低2体は購入したいのだが、はやくも資金が底をつきかけている現実はいかんともし難い。
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本日、映画“トランスフォーマー3”を映画館で観賞。
映画の感想については後日当ブログで記事にする予定。
管理人は仕事の都合で休みが不規則なため、いつも平日に映画を見る機会が多いのだが、今回は珍しく土曜日ということもあり、普段とは客層が異なっていることに改めて気がついた。
端的に言えばカップルが多い。
別に文句はないのだが、アクションとはいえSFだし、シリーズ物の3作目だし、内容的にカップルで見に来るような映画でもないような気がするのだが、これは偏見なのか気のせいなのか、はたまた潜在意識下のフラストレーションか。
もしかしたら、カップルのどちらかがアメトイのマニアなのかも知れない。
そんでもって「絶対面白いから。」とか騙されて趣味に付き合わされているのかもしれない。
なんにせよアメトイヲタはカミングアウトのタイミングが難しい。
管理人はイラストのデッサンに使うから言ってヨメを騙した記憶があるが、
最初からバレバレだったらしい。
そんなワケで、本日は米ネカ社プレデターズ・アクション・フィギュア・シリーズ3からクラシック・プレデター(マスクド)。
映画1作目に登場したと個体と思しき、古式ゆかしいプレデターである。
アンマスク版はシリーズ1、ダメージ版についてはシリーズ2で既にリリースされており、そちらはロドリゲス監督の“プレデターズ”に登場した個体であったと推測されるが、今回は他のラインナップがプレデター・ドッグにエルダー・プレデターと、登場する作品の構成も雑多なことから、管理人個人は勝手に1作目の個体として確定している。
まぁ、映画1作目のプレデターが一番好きであるという理由もあるが。
さて、当のフィギュアについては、非常に素晴らしいデキとなっている。
素体自体は前述した既製品と同じで、造型、プロポーション、カラーリング、ペイントといずれも申し分なし。
半クリア素材を使った肌の質感は、ヌメヌメとして気持ち悪いほどイイ感じ。
素体が同じだけに、可動については改めて特筆すべきことはないものの、ネカ社の製品の中では、かなり可動部の多いタイプである。
加えて可動部が目立たないようになっており、プロポーションが崩れていないあたりも流石である。
左肩のプラズマ・キャスターは脱着可能。上下2箇所で固定しているだけだが、ポロポロはずれるようなことはない。
右手のリスト・ブレードは前作同様、伸縮が可能。
左手のコントロール・パネルが固定で開くことができないところも同じ。
マクファ社のプレデター・フィギュアから流用した血まみれの人間の髑髏を持たせてみる。
ネカ社はマス・マーケットでの販売を念頭においているためか、流通の規制を恐れて、こうした冒険ができないのが残念。大手のつらいところか。
今回紹介したフィギュアは、7インチのプレデターとして決定版とも言える高クオリティな作品なので、マスク版の好きな方は、この機会に是非手にとって、眇つ眺めつしながら堪能して欲しい逸品である。
コミコンネタに明け暮れた手抜き更新も終わり、本日からまた購入したフィギュアの紹介に戻ることに。
本日は、米ハズブロ社、ソー・ベーシック・フィギュアから、ヘイムダル(アスガルド・ディフェンダー)。
ヘイムダルは北欧神話に登場する光の神で、白い神とも呼ばれる。
また、海の波に例えられる、“九人の母親”の息子とされている。
眠りを必要とせず、昼夜を問わず100マイル先を見通すことのできる視力と、草の伸びるわずかな音でさえも聞き逃さない聴力を持っていたことから、アスガルドの見張り番の役目を負う。
住居はヒミンビョルグといい、アース神族の国アスガルドと人間の国ミズガルドを繋ぐ虹の橋ビフレストに近い場所にあるとされている。
ヘイムダルはギャラルホルンと呼ばれる角笛の持ち主であり、この角笛が鳴らされた時が、すなわち世界の終末であるラグナロクの訪れを意味する。巨人の軍勢がビフレストを渡ってアースガルズへ攻め上って来るのを見つけると、彼はギャラルホルンを鳴らして神々にそのことを知らせることになっている。
北欧神話ではラグナロクの際に、ロキと戦い相討ちになっている。また、ヘイムダルはブルドガングという剣を所持しているとされる。
映画マイティ・ソーでは、イギリスの黒人俳優イドリス・エルバがヘイムダルを演じて、白人の保守系団体から“北欧神話の神を黒人が演じるのは白人差別である”と抗議を受けた。
個人的には、そもそも北欧神話の神をアメコミのヒーローにすること自体が問題なのではないかと。
もちろん道義的にではなく、センスの方だが。
さて、フィギュアはプロポーション、造型、カラーリング、ペイントに関しては比較的よくできた部類。
だが、いかんせん可動がかなり簡略化されており、首(ボール・ジョイント)、両肩(ヒンジ)、両肘、両股(ヒンジ)、両膝のみとなっている。
アクセサリーとして剣(ブルドガング?)が付属。
鎧姿の造型が非常にカッコいいだけに、可動が少ないのが非常に残念。
また、アスガルドと他の世界を繋ぐビフロスト(レインボー・ブリッジ)の台座も付属。
台座に剣を挿し込むと、虹に見立てたカミナリ型のミサイルが発射されるギミックが内蔵されている。
主人公であるソーと。
特徴的な兜のツノの分だけ背が高く見えるが、実際は同じ位。
イドリス・エルバは、ゴーストライダー2にも出演しており、次はパワーマンことルーク・ケイジを演じたいと言ってるらしい。
引き続き、サンディエゴ・コミコンのレビュー。
前回同様、米ネカ社だが、本日は既に発売が公開されている製品について何かとコメント。
まず冒頭のロボコップ。恐らくは映画1作目のロボコをフィギュア化。
不思議なのは何故か単体でリリース。
どうせならいつもの素体流用で、ダメージバージョンとか、素顔バージョンとかも出せばいいのに、なぜか単体。
もしかして、ピーター・ウェラーの肖像権がクリアできないのかな?とか勘ぐってしまうが、それはともかくロボコ2(ケイン)やED-260もリリースして欲しいところ。3のニンジャはいらんけど。
コチラはプレデター・シリーズ3のクラシック・マスクド・プレデター。
画像ちっちゃ。
映画1作目の個体なのか、プレデターズに登場した個体なのかはイマイチ不明。同時販売がエルダー・プレデターとプレデター・ドッグなので、シリーズごちゃ混ぜで前者の可能性が高いかも。
日本でもボチボチと入荷がはじまったようで、今週末あたり管理人の手元にも届く予定なので、改めて紹介記事にしたい。
同シリーズ4では、映画2作目のプレデターもリリース予定。
マスクとアンマスク両方が発売されるらしいが、2作目のプレデターはどちらかというとアンマスクの方が好み。
でもネカのことだから、きっとアクセサリーか何かで区別化をはかるかも知れないので、結局のところ両方購入することになりそうな予感。
コチラは9月発売予定のターミネーター・コレクションズ・シリーズ2。
映画1作目のダメージバージョンのシュワちゃんと、
革ジャンバージョンのシュワちゃん。
黒の革ジャンにサングラスのいわゆるターミネーターのイメージはここらへんから生まれたと思われる決定版。
下半身は相変わらず素体の流用でコスト削減。
この2体はやっぱり購入してしまいそう。
タミネーターのフィギュアもそろそろ出尽くした感があるが、今後マイケル・ビーンやリンダ・ハミルトンなんかもフィギュア化されるのだろうか。
Groovy!
今年になって米ネカ社が、サム・ライミ監督、ブルース・キャンベル主演によるホラー映画の金字塔『死霊のはらわたⅡ』の商品化ライセンスを取得した…とは知っていたものの、その時点で具体的なプランは全く明らかにされていなかったため、「へぇ」と「ふーん」の中間位のインパクトしかなかったように記憶している。
それでも一応『死霊のはらわた』のファンを自認する管理人としては、全く期待していなかったわけではない。
ある程度の可動を設けたアッシュのフィギュアがリリースされたら嬉しいな…とは考えていた。
そしたらいきなりコレである。
まさに青天の霹靂。
やってくれます、さすがは7インチを牽引するネカ社といったところか。
死霊のはらわたⅢ(邦題キャプテン・スーパーマーケット)ではなく、Ⅱというチョイスもなかなかシブいところ。
それよりなにより、
ブルース・キャンベル、若っ!
写真から推測する限り、ターミネーターのシリーズで培った、コスト削減のための素体流用技術(笑)を活かし、今回も下半身はほぼ固定で、上半身でバリエーションを設けてアッシュだけでも3体リリースされる模様。
付属のアクセサリーもなかなか凝っており、騒動の元凶とも言える“死者の書(ネクロノミコン)”、死者の復活の呪文を録音したテープ・レコーダー、恋人だったリンダの首、死霊に取り憑かれ、切り落とされたアッシュの右腕など、ファンの心理を衝いた小物ばかりで、クリエイターの拘りが垣間見えて楽しい。
発売は来年と、まだ半年以上先の話だが、これは間違いなく“買い”である。