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或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
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本日は10月14日から4日間、米ニューヨークで開催されたNYコミコンの話題をば。

コミコン開催と同時に発売された、ビデオゲーム『アーカム・シティ』。
その完成度の高さにより絶賛された『アーカム・アサイラム』の続編であり、前作同様マルチ・プラットフォームでリリースされたものの、PC版だけ開発が遅れ、コンシューマ版よりも約1ヶ月ほどのお預け状態に。
もっとも管理人は前作すら、まだ未プレイのままなのだが。

そんなこんなで、ゲーム販売と同時に米DCダイレクト社によるシリーズ2のフィギュアも公開。
シリーズ1は来年の2月発売予定だから、シリーズ2は5月頃か?
いずれもせよ毎度の事ながら旬を逃している気がしないでもない。

さて、今回の注目作は、当然、Mr.フリーズ。
出るぞ出るぞといわれながら、夏場の幽霊のようになかなかゲームのティーザーにも登場しなかったが、先日やっとその姿を現し、個人的にはフィギュア化が期待されたが、やはり今回のコミコンでお披露目と相成った次第。



従来のキャラクター・イメージを踏襲しつつ、ゲームの持つスチーム・パンク風イメージに沿った造型は期待以上のデキ。

なんとなく石ノ森章太郎入ってませんか?

気のせいかキカイダーとイナズマン的な要素がビシバシとデジャビュな感じ。



他にもゲームのイメージよりもややポッチャリ系のキャット・ウーマンや、



ウィリアム・ディ・フォーが入ったリドラー、



ティム・バートン監督の“バットマン・リターンズ”風のペンギン



皮膚病のレベルを超えてしまったキラー・クロックらがリリース予定。


…ところで、トゥーフェイスは?

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本日は、米ネカ社、ターミネーター・コレクション・シリーズ2から、T-800(ポリス・ステーション・アサルト)。

映画1作目で、保護されたサラ・コナーを追って警察署に乗り込んだ際のT-800をフィギュア化。



その前の戦いでサラとカイルの激しい抵抗に合い、衣服と頭髪が焼け焦げ、左目周辺の人口皮膚が損傷したため、パンクルックから革ジャンスタイルに衣替えしている。



剥き出しになった機械の左目を隠すために、ガーゴイルズ製のサングラスを着用しているが、黒の革ジャンにサングラスという以後のターミネーターの定番ルックともいえるスタイルが誕生した歴史的瞬間でもある。



画像では分かりにくいが、何気に所々血ノリのついた弾痕がモールドされており、相変わらず芸の細かさを見せてくれる。



さて、フィギュアは、お馴染みの流用素体。
下半身と胴体の中身は、以前紹介したテクノワール版と同じものを使用。
頭部及び革ジャン、腕の部分は新造型となっている。



アクセサリーとして、AR-18(アサルトライフル)と、



スパス12(ショットガン)が付属。



いずれも普通の人間には片腕で扱うことは不可能。
しかも、ストック(銃床)を折りたたんだ状態で撃つとなると、あまりの反動の大きさに銃を保持することすら覚束ないとか。



それを片手に一丁ずつ、楽々と振り回し、しかも的確に標的を撃ち抜く姿は、まさに殺人マシーン。ターミネーターの面目躍如といったところか。



欠点と言えば、銃身が長すぎて、銃を構えた格好でデジカメのファインダー内に納めるのが難しいところ。
映画のように肩に担げればいいのだが、肘の可動域は相変わらず小さく、直角に曲げることすらできないのが残念。



テクノワール版の銃器も流用可能。
むしろこちらの方が画面に納まって写しやすい感じ。



しかも結構様になる。



DVDのジャケに使われている、上半身裸の上に革ジャンを羽織ったバージョンも是非フィギュア化して欲しいものである。



サングラスを外した状態の頭部も付属。
これはこれでなかなかいい感じ。顔もシュワちゃんに良く似ている。



同時に発売されたテクノワール版のダメージバージョンも欲しいのだが、現在品切れ状態だったので未購入。いずれ購入したら改めて紹介する予定。

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ジョー・ジョンストン監督、クリス・エバンス主演の映画『キャプテンアメリカ~ザ・ファースト・アベンジャー』本日観賞。

ヒットを記録したものの、全米興行収入では残念ながら同じマーベル映画“THOR”に一歩及ばず、関係者の間では世界的な興行収入は苦戦を予想されていたが、フタを開けてみたら実は世界興行収入の方が全米興行収入を上回っていたという意外な結果に。

しかも、アメリカアレルギーの諸外国に対しては、タイトルとサブタイトルを入れ替えての公開を提案したところ、結局のロシア、ウクライナ、韓国の3国以外は原題のまま公開。
監督が繰り返し主張していた「アメリカンなのはタイトルだけ」というアピールが裏付けられることとなった。

以前から是非観たいと、というか、観るまで死ねない

と思っていた映画だけに、感無量。

想定外なのはなぜかヨメが同伴したことであるが。

マーベル映画なんぞ、観た事もないくせに半分イヤがらせでついてきやがったが、途中寝ることも3D酔いすることもなく最後まで観賞したうえに、帰りにはエンドロールで流れていたテーマソングを口ずさんでいた。しかも昼飯を食いながら「途中で××じゃった、主人公の××ももしかして70年後に××するんでしょ?」と鋭いツッコミを入れていた。

お前、実は素人じゃねぇだろ?(汗

余談だが、いつも観に行く映画館では3Dは何故か吹き替え版しかやっておらず、今日は遠方まで脚を運んでの観賞となったが、ソーの時は逆(つまり、ソーの時は3Dは字幕版だけ)だったので、やはり「3D版は字幕が見にくい」ということなのだろうか。

さて、映画の感想としては、面白くはあったが、やはり来年公開予定の“アベンジャーズ”の序章としての印象が強く、単独映画としてはどうかというところ。

『正義一辺倒なヒーロー像は今となっては古臭く、深みに欠ける』という個人的には的外れなと思われる感想を耳に(目に?)したことがあるが、キャップはその古き良き時代のヒーロー像であり、それが21世紀の腐れた現代アメリカ(失礼!)に蘇ってしまったからこそ生じる葛藤こそがシリーズのイノベーションであり、キャップのアイデンティティーではないだろうか…とか偉そうなことを言ってみる。
そうした意味では確かにこの映画だけではキャップの魅力の半分も語り切れていないことになる。知らない人が観たら、的外れとも言える感想もいたしかたないところか。

オープニングにつながってゆく終盤の流れは、先がわかっているだけに物悲しく、アクションの盛り上がりに反して、気持ちは予め定められたレールの上をエンディングに向けて徐々にトーンダウン。
こうした『観せ方』が果たしてヒーローものの映画として正しいのかどうかはわからないが、原作コミックに準じた予定調和の世界ならではの物語なのだろう。

アメコミファンにとって面白い映画であることは間違いないが、アイアンマンとは異なり、単純に頭をカラッポにして観ることができる痛快な娯楽映画とはいえないところがこの映画の魅力であり、同時に欠点であるのかも知れない。

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本日は、米ハズブロ社、マーベル・ユニバース、レッドハルクを紹介。
前回紹介したスティーブ・ロジャースと一緒に購入。

フィギュア自体は、かなり前にリリースされたものではるのだが、当時はキャラの出自が皆目わからなかったため、買い控えていたもの。

今回のシリーズでは、他に食指が動くフィギュアがなかったので、送料がもったいないというだけの理由で、つい一緒に購入してしまった次第。



以前からそこかしこで話題になっていたレッドハルク。
赤だけにロシアに出現というベタな登場で、キャラが立っているせいか意外にもウケがよかったらしく、柳の下の2匹目のドジョウを狙ってレッド・シーハルクまで登場してしまった節操のなさ。

次はきっとレッド・デアデビルとか。

まぁ、彼の場合は元から赤いワケだが。



その正体についてはスクラムとの関係が取り沙汰されており、引っ張りに引っ張った挙句、結局のところ、ハルクを仇敵として着け狙うロス将軍だったというオチ。

しかもレッド・シーハルクの方は、その娘ベティ・ロスときたもんだ。

あまりに衝撃的で意外なほどベタなオチだが、「実は~だった」はアメコミの常套手段。

しかし、油断してはいけない。次には「と、思われたが、ホントは~だった。」という展開もまたアメコミ特有のありがちな後付け設定だからだ。

管理人は、きっと最後は夢オチではないかと睨んでいる。

もしくは、そんな設定はなかったことになるかも知れない。



とりあえず、レッドハルクの正体については一段落ついたようなので、改めてフィギュアを購入。
ま、ビジュアル的には管理に好みだったので、いつかは入手しようと思ってたし。



問題は、ウチのヨメがなぜか赤いフィギュアが大嫌いだということ。

理由は不明。

もしかしたらの血を引いてるのかもしれない。

目のつくところに置くと処分される可能性も高いので、撮影したら早々に隠しておかなくてはなるまい。



さて、フィギュアの素体自体は以前から度々リリースされているハルク用の素体と同じ。
流石に頭部だけは新造型だが、後はリペイント。

よって特筆するようなことは何もない。



正体が不明だった分、ハルクよりも凶暴な雰囲気。確か設定上も本家ハルクより知能がかなり低かったハズ。

ハルクよりも低いとなると、ミトコンドリア並みか。



先日紹介したライトアップ版ハルクと。
向かい合わせに並べたのは、特に演出効果を狙ったわけではなく、正面向けるとセットからハミ出してしまうため。



こちらは前回紹介した、スティーブ・ロジャースと。迫力がダンチである。

最近は同じシリーズでも、キャラクターによって販売価格が異なることが多いようだ。
大きさだけでなく、ロット数や人気の度合いによって売値が変わるようだが、自分の好きなキャラクターが投げ売りされているとなかなか悲しいものがある。

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本日は、米ハズブロ社、マーベル・ユニバース・シリーズ3から、スティーブ・ロジャース(シークレット・アベンジャーズ)。

パッケの表には“スティーブ・ロジャース キャプテン・アメリカ”と書かれているのだが、同梱のフィギュア・スタンドには“コマンダー・スティーブ・ロジャース”の文字が。

世間一般ではキャプテン・アメリカ=スティーブ・ロジャースという図式なワケなのだが、今現在のところロジャースはキャップではないのがミソ。



マーベルにおけるクロスオーバーイベント『シビルウォー』では、ロジャースはスーパーヒューマン登録法反対派のリーダーとして活動。
かつての友人であるアイアンマンら賛成派の取り締まりから逃げ回る身となり、二派の争いは、ついに一般市民に大きな被害をもたらしてしまう。

この行為を恥じたロジャースはキャプテン・アメリカとしてのマスクを脱ぎ、スティーブ・ロジャース個人として投降し、逮捕されることとなる。



その後、逮捕されたロジャースは複数の犯罪容疑で起訴され、連邦裁判所に搬送されるが、その途中、レッドスカルによって放たれた刺客により至近距離から腹部に複数の銃弾を撃ち込まれ、急遽病院へと搬送されるものの、遂に死亡が確認されるのであった。
ここいらのところは『デス・オブ・キャプテン・アメリカ』のコミックで詳らかに語られている。



でも、やっぱり死んでないんだな、これが。

結局のところ、ロジャースは死んではおらず、一連の事件の後、合衆国大統領の恩赦を得たばかりか、新たな国家安全保障機関の責任者に任命される。
一連の事件の発端となったスーパーヒューマン登録法は廃止され、ロジャースは、自分が不在の間キャプテン・アメリカ役を務めていたバッキーに改めてシールドを譲り、自らはシークレット・アベンジャーズに加わって、キャプテン・アメリカではなく、スティーブ・ロジャースとして活躍することになる。



いつになく長い説明だが、ほとんど元ネタはウィキなんであまり関心しないように。



まあ、そんなワケで、フィギュアはマスクを脱いだキャップこと、ロジャースのシークレット・アベンジャーズ版コスチューム。
星条旗を模したキャップのコスチュームに比べて、いくぶん地味になっている。


キャップが派手すぎという説もあるが。



プロポーション、造型、カラーリング、ペイント、いずれも良好。
可動部も多く、殊に脚部に至っては、大腿部の横回転軸とは別に脛にも回転軸がも設けてあり、更に脚首にロールが仕込まれている…かといって安定性が良いワケではないが。



アクセサリーとして、アサルト・ライフルと、



拳銃が付属。いずれもどこかで見たような気がするので、他のフィギュアの流用品だと思われる。

もしかしてマーベルの世界ではヒーローが使う武器も、ヴィランが使う武器も、全てトニー・スタークの会社で製造して流しているのかも知れない。A.I.M.が子会社だったりして。



可動部が多いのでポージングの幅も広がる。

脚部のガードルは、別パーツで成型されているのだが、管理人の買った個体は左脚のガードルの向きがズレていたため、お湯で温めてから引っこ抜き、角度を直している。



素顔になった途端、ためらわず銃器とか使うのね…。



キャプテン・アメリカと。

原作コミックでは、バッキー・キャップが拘留され、代替えの新キャップはA.I.M.に拉致られ、ロジャースのキャップ復帰の機運が高まっているとか。

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