或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
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本日は、米ネカ社、ロボコップ・アクション・フィギュアシリーズから、ロボコップ(スプリング・ローデッド・ホルスター)。
一見、以前リリースされたノーマル版のロボコップと同じだが、実は後述するように、このフィギュアには特殊なギミックが内蔵されている。
さて、フィギュアの外観に関しては通常のロボコップと同じ。
これまでにダメージ・バージョンや蓄光バージョンなどのバリエーションがリリースされているが、実際に使用されている素体はほぼ共通。
プロポーション、造型に関しては特に問題なし。
細部のモールドもしっかり施されていて、ヘルメットにはちゃんとOCP POLICE-001(オムニ社警察001号)の文字がモールドされている。
カラーリングとペイントも良好。
シルバーを基調として、表面はわずかにパールが吹かれており、メタリックな感じがよく出ている。
可動に関しても外観がゴツイのでパーツ同士で多少の干渉はあるが、許容範囲。
もともと映画でもギコチない動きだったし、スーツもかなり動きが制限されていたようだ。
マイナーチェンジとして、ノーマル版で気になっていた“鼻”が見えなくなっている。
すでに、ダメージ版では改善されていたようだが、やはり評判が悪かったのだろうか。
しかし、今回のフィギュアでも外から見えなくなったとはいえ、鼻そのものはしっかり造型されており、下からのぞくと鼻の穴まで見えるのは、やはり何かしらの拘りがあるのだろう。
通常の人間型のフィギュアに比べると足が大きいので安定も良い。
多少大胆なポーズをとらせてみても自立できるのがありがたい。
ちなみに足の裏には両足ともスタンド用のホールが設けてあるので、7インチフィギュア用のスタンドがあれば流用可能。
さて、このフィギュアのウリは、右大腿部に仕込まれた、ベレッタM93Rオート9用の格納ギミックである。
右大腿の後ろにあるスイッチがトリガーになっており、操作すると、スプリングの力が働いて右大腿部が開くようになっている。
銃は右大腿に収まっており、自由に取りだすことができる。
元のとおりに大腿部のギミックを収めるのは手動で、多少コツがいる。内部は意外にフクザツな構造になっているので、ギミックを壊さないように注意が必要。
映画の設定では、ロボコップの手をレーダー感知して銃を取り出す事が出来るようになっていたらしい。
ロボコップ愛用の銃である、ベレッタM93Rオート9はセミオート及びフルオートの切り替えが可能。
この銃は全くの架空の武器ではなく、ベレッタ社の3点バーストでの射撃が可能な拳銃M93Rに大型のスタビライザーを取り付けたものであるらしい。
なお、映画1作目ではほとんど弾丸を装填せずに発砲し続けているが、映画2作目ではリアリティを出すために弾をリロードするシーンが撮影されている。
そういえば、ロボコップのリメイク版の撮影がはじまっているようで、ネット上で新ロボコップのコスチュームがアップされている。
管理人もチラリと見たことがあるが、アイアンマンとバットマンを足して2で割ったような外観にはちょっと違和感を覚えた。
やはり、ロボコップはゴツくてギンギラなイメージがある。
リメイク版の方も、ネカ社からフィギュアがリリースされるかも知れないが、まずは旧3部作の主要キャラクターだけでも、商品化していただきたい。
3作目のニンジャロボットはいらないが。
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公開予約の設定間違えて1日ずれちまった。
本日は、前回に引き続き、米DCダイレクト社、バットマン アーカム・シティ アクション・フィギュア シリーズ3から、ラーズ・アル・グールを紹介。
ラーズ・アル・グールは、DCコミックのバットマンに登場するヴィランのひとりで、その名はアラビア語で“悪の首領”を意味する。
環境テロリスト集団である“デーモン”及びその実行部隊の“リーグ・オブ・アサシン”の首領であり、秘泉ラザラス・ピットの効力を利用することで、数世紀に渡って生き永らえてきた不死身の魔人。
地球環境の完全な調和を目的としており、人類をそのための障害と見なしているため、大量殺戮を画策している。
科学、医学、錬金術等に精通し、武術の達人でもある。
コミックで描かれる時は、サリーちゃんのパパのように(古っ)左右にはねた髪型、顎の左右に生やした髭、緑系統のマントが特徴。
さて、フィギュアに関しては、これもまた非常に良くデキている。
造型、プロポーション共に良好。
前回紹介したアズラエルが中世ヨーロッパ風なのに対し、ラーズ・アル・グールは中華風エスニックな感じとなっている。
カラーリング及びペイントも良好。
両腕には緑のドラゴンのタトゥーがプリントされている。
可動に関しては、標準的なDCダイレクトのクオリティ。
ショルダーパットは、肩の付け根に固定され、上下に可動するので腕の可動の妨げにはならない。
デザイン的に北斗の拳の影響を感じるのだが。
思わずYour Shock!とか叫びたくなる。
足の可動に関しては、膝がヒンジなので横回転も兼ねている。
その代わり、本来ありそうなブーツの付け根の横回転はオミットされている。
アクセサリーとして、青龍刀のような片刃の剣…というか刀が付属。
刀には鞘がないので手に持たせる以外の用途はない。
ラーズ・アル・グールのフィギュアも既に何体かリリースされているが、やはり一番のデキではないだろうか。
ゲームの方は未プレイなので、ラーズ・アル・グールまで登場しているとは知らなかったが、同じフォーマットでこれだけキャラクターが揃うと非常に嬉しいものがある。
特に、アーカム・シティはゲームとはいえ、スチーム・パンク風のデザインが非常にツボなので、是非これからも新作をリリースして欲しいものである。
本日は、米DCダイレクト社、バットマン アーカムシティ シリーズ3から、復讐の天使アズラエルを紹介。
アズラエルはバットマンに登場するヒーローのひとりで、所謂バットマンファミリーとは異なり、独自の正義による理念に従って行動している。
本名は、ジャン・ポール・ヴァレー。 身長188cm、体重95kgで金髪碧眼の男性。
父親は聖デュマス騎士団の暗殺者だったが、ジャン自身は成長するまでそのことを知らずに育った。
アズラエルとは聖堂騎士団から別れた聖デュマス騎士団に代々使える暗殺者の称号であり、ジャンは本人の自覚のないまま、子供のころから“システム”と呼ばれる特殊な後催眠により、密かにアズラエルとしての戦士の訓練を積まされていた。
ブルース・ウェインの命を亡きものとする敵の手から彼を救ったジャンは、アズラエルとしての責務から逸脱してしまう代わりに、一人の戦士としての自覚に目覚めることとなる。
アズラエルは、バットマンがベインに敗れた時に、治療に専念するウェインの代わりとして二代目バットマンを託される。
しかし、バットマンとしての責務から生じるストレスにより、徐々に精神に異常をきたしはじめ、過剰な武装強化により、遂には警察と対立してしまう。
治療を終えて帰還したウェインと争い、敗れて正気を取り戻すしてからは本来のアズラエルに立ち帰り、ウェインの勧めもあって、自らの出生の秘密を探る旅に出た。
アズラエルは バットマン同様特に特殊能力を持つわけではないが、”システム” によって常人以上の筋力、持久力、戦闘技能を持っている。特に肉体の耐久力と回復力は人間離れした水準にまで達している。
アズラエルのコスチュームは二代目バットマンを含め、何度か変更されている。
頭部はフードで覆われ、紅いアンダーウェア及び赤いケープをまとい、胴と肩と腕はプロテクターによって護られている。
ガントレットは”システム”に秘められた古代の英知に導かれて造り出されたものであり、使用時には炎に包まれる伸縮自在の刃が隠されている。
また、所持する剣はアズラエルの意志に応じて凄まじい威力を発揮する。
さて、フィギュアはもの凄いクオリティとなっている。
プロポーション及び造型は非常に秀逸で、今までリリースされたアズラエルのフィギュアの中でも、ダントツだろう。
スチームーパンクの世界に最も適さないのではと思われたアズラエルの中世騎士風イメージをうまく取り込み昇華している。
カラーリング及びペイントも文句なしである。
紅を基調としたイメージを踏襲しつつ、薄汚れた白いサーコートが紅い十字を際立たせている。
可動については、通常のDCダイレクトクオリティ。可もなければ不可もない感じ。
足首の可動がオミットされているため、逆に自立が可能になっている。
アクセサリーとして、剣が付属。
剣は腰のベルトに装着できる。
剣は鞘つきで、鞘から抜くこともできるが、柄の部分でベルトに引っ掛けているため、剣を抜くと鞘がベルトから抜け落ちてしまう。
パッケージに入っていた状態のせいか、右手のガントレットの突起が曲がってしまっているのが残念か。
いずれにせよ、7インチ版のアズラエルとしては、管理人的にピカイチであり、バットマンファンには以前紹介したミスター・フリーズ同様、是非ともオススメしたいフィギュアである。
実はDCダイレクトのアナウンスによると、10月のNYコミコンで、アーカム・シティの新作フィギュアが発表されるらしい。
トゥーフェイスやクレイフェイスなど、主要なヴィランでまだフィギュア化されていないキャラクターもいるので、是非とも期待したいところ。
本日は前回に引き続き、米ネカ社、プロメテウス アクション・フィギュア・シリーズ1から、エンジニア(チェア・スーツver.)。
みんな大好き、映画“エイリアン”1作目に登場した、スペース・ジョッキーのエイリアン。
映画1作目では、化石化していた個体が登場したが、誰しもがきっとああいった形状のエイリアンなんだろうなと納得していたところ、ここに来て
残念、実は、スーツでした。
というオチ。
さすがに服は化石化しねぇだろ、いやそれを言ったら、肉体だってイスに掛けた状態のまま化石化しねぇんじゃね?という疑問はさておき、(おくのかよっ?)
映画には、このスーツを着たエイリアンが大挙して登場。
更に、実際にスペース・ジョッキーを操作するシーンすらあるのだ。
が、
おお、もしかして、コレって映画1作目に続く展開じゃね?
と思わせといて、
実は舞台となる惑星が違う。
監督、あんた何がしたかったんだよ?
…と突っ込まずにはいられない展開。
さて、フィギュアに関しては、今回素体の流用はなし。
先に紹介したプレッシャー・スーツver.とは全く異なる素体を使用している。
プレッシャー・スーツver.が白をベースにしていたのに対し、チェア・スーツver.ではブラックをベースとしたカラーリングで、その対比も面白い。
可動部に関してはほぼ同じ程度確保されているが、象の鼻のように伸びた軟素材のチューブが胸に繋がっているため、首の可動域は狭い。
デザイン的にはやはりエイリアンに似ているが、さすがにエイリアンも母体の服装までは模倣しないだろ。
前回紹介したプレッシャー・スーツver.と。
チェア・スーツver.の方が重装備のためかひとまわり大きい。
シリーズ2もあるようで、そちらは、ヒトデ型生物兵器やレプリカントもリリースされるようなので、今から首がもげるほど期待している。
ちなみに、映画1作目のスペース・ジョッキーは5mくらいあったような気がするのだが、目の錯覚だろうか。
ここしばらく別の趣味のブログの立ち上げ準備をしていたので、かなり更新が滞ってしまったり…。
しかし、あいもかわらず新作フィギュアをしこたま購入し、サイフの方もかなりボロボロなのだが、まったく懲りていないぞ管理人。
本日は、ついつい衝動買いしてしまった、米ネカ社のプロメテウス アクション・フィギュア・シリーズ1から、エンジニア(プレッシャー・スーツver.)。
リドリー・スコット監督の映画“プロメテウス”に登場する、与圧服を着用したヒューマノイドのエイリアン。
映画冒頭で登場した同種族は、人間と同じような身体をしていたので、この一見外骨格風に見える身体はそういったデザインのスーツということなのだろう。
映画未見の人もいると思うので、詳細は省かせていただくが、このヒューマノイドは〇〇の起源と思われる種族であり、〇〇〇〇〇の生みの親でもある。
フィギュアだけではわからないが、この種族は人間よりかなり大きい。巨人といっていいレベルだろう。
映画の設定に準じて、フィギュア自体もかなり大き目な造りになっている。
さて、フィギュア本体に関しては、プロポーション、造型ともに良好。
ことに身体の表面を覆う模様のデティールが素晴らしい。
カラーリング及びペイントに関しては、見てのとおり全体的に白を基調としており、成型色の素体に墨入れを施してある程度なので、評価に難しいが特に問題はないだろう。
こういったフィギュアはペイントに個体差がないのでありがたい。
可動は、首(ヒンジ)、両肩(ヒンジ)、両肘(ヒンジ)、両手首(ダブル・ボール・ジョイント)、胸(ボール・ジョイント)、両股関節(ヒンジ)、両膝(ヒンジ)、両足首(ヒンジ)。
肩の可動がやや狭いが、これだけたくさんの可動部が設けてあれば十分過ぎるくらいだろう。
股関節部はヒダ状の軟素材になっており、最低限、可動部を隠しながら、可動の妨げにならないように配慮されている。
この、なんともメカメカしつつ、ヌメヌメしたデザインが非常に管理人のツボ。
キモかっこいいというかなんというか、デザイン的にはやはり、エイリアンに通じるものがあるような。
映画自体は、エイリアンのオリジンかと思いきや、なんじゃこりゃ的なものだったが、あれはあれでありなのかとも思う。
開始5分くらいで映画最大の謎が解き明かされるのはどうかとも思うが。
次回はもう一体のエンジニアを紹介の予定。