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或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
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既に更新を放棄したと思ったでしょ?

甘い、甘すぎるぞっ!

そんなワケで今更ながらNYトイフェアレビュー第2弾。
本日は米ハズブロ社からマーベル・ユニバースを中心に3.75インチを紹介。

まずは冒頭の画像、ジャガッサス。
ジャガノートのパワーを手にいれたコロッサスことピーター・ラスプーチン(中の人の名前)。
ところで「ジャガッサス」はファンの間での通称のようで、一応、コードネームはコロッサスのままらしい。
以前発売された、3.75インチ版のジャガノートのリペで、3体セットのうちのひとつである模様。



パワーキャラつながりで、アボミネーション。
こちらはハルクに登場したヴィラン。
映画にも登場したが、今回はコミック・バージョン。
リペイントのバリエもリリースされる模様。



こちらはクラシック版キャップ。
従来の素体や映画版とはまた異なる新素体を使用しているようだ。



同じくキャプテン・アメリカに登場するバロン・ジーモ。
以前SDCC限定で販売された3体セットに含まれていたものを単品販売。
個人的には買い逃していただけに嬉しい。
クラシック版のハイドラ兵士も出して欲しいところ。



更に、レッド・スカル。
素体は映画版フィギュア、トレンチコートは、もしかしてインディ・ジョーンズのトートからの流用か。



お次は、アベンジャーズ 3.75インチから、アルティメット版キャップ。
素体は従来の映画版キャップで散々流用されたアルティメット版を再度流用。
カラーリングをオーソドックスなブルー中心に改め、マスクに羽のマークがプリントされている。
ある意味決定版とも言えるフィギュアだろう。
なぜ今になって?とも思えるくらい今更ながらのフィギュアである。



そしてハルク。
こちらも新素体のようである。
頭部の造形をややヒーローっぽく改めているようだが、個人的にはもっと迫力があった方が好きである。



ホークアイは映画版の素体をコミック風にリペイント。
髪型が異なっているので、頭部はリデコなのだろう。



ブラックウィドゥもまた、映画版の素体をコミック風にリペイントし、頭部をリデコしたもの。

今回公開されたラインナップの中で、非常に残念だったのがアイアンマン3シリーズ。
アイアンマン・レジェンドと名付けられた6インチが中心のようで、3.75インチについては可動をオミットした男の子版着せ替え人形のようなコンセプトになっている。
今後はどのようになるのかはわからないが、是非とも従来の3.75インチのラインも充実させていただきたい。

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じゃじゃじゃん。

そんなワケで、2月と言えば、毎年恒例ニューヨーク・トイフェア。
各メーカーさんによる今年上半期の新作お披露目式と相成るわけですが、、、、。

その前に、いくらなんでもブログの更新が遅すぎだろう。

先月に至っては1回コッキリ。もうちょっと頑張らねばならんなぁとしきりに猛省する次第。

で、本日は米NECA社。

ついに出ました、夏場のオバケ。ロボコップからED-209。
マクファでも遂に、幻と終わった企画がネカ社で実現。
基準となるロボコップが7インチスケールなので、おそらくはボックスセット。
やヴぁい…今の内に置き場所を確保しておかなければなるまい。
こればかりは発売が夏頃で良かった。



次いでエイリアン2から、植民地海兵隊のヒックスとハドソン。
やはり2体だけでは寂しいので、当然ドレイクやバスケスなんかも続いてリリースされるんでしょうね?



どうやらヘルメットはないらしいが、今後のバリエに期待したいところ。



バリエと言えばコチラ、ウォリアーエイリアン。
体液を撒き散らし、頭が吹っ飛んだ状態をフィギュア化する模様。
ここで注目したいのはカラーリング。
やはりゴキブリのような茶色と、ブルーが存在する模様。
体液の色のせいか、フェイスハガーが張り付いているようにしか見えないのがご愛嬌。

ビショップやリプリー、ニュートなんかの非戦闘員も発売されたりするのだろうか。
個人的には1作目の宇宙服なんかも欲しいのだが。

【追加情報】
どうやら、今夏に海兵隊と上記のダメージド・エイリアンの2パックが発売される模様。
ソースはネカ社の公式ブログ。
もしかして海兵隊はヘルメット着用のバリエか?!
近日詳細が明らかにされるそうなので、期待したい。

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謹 賀 新 年 。


い き な り か よ 。

そんなワケで、新年早々、なぜか、米ネカ社、エイリアンズVS.プレデター レクイエム シリーズからバトル・ダメージド・プレデター。

一体何時(いつ)の商品だよ?!とツッコまれそうだが、そこはそれ、新年であることでもあるし、軽くスルーで。

映画“エイリアンズvsプレデター レクイエム”は、2004年に公開された映画“エイリアン vs プレデター”の続編であり、前作のラストにスカー・プレデターの体内から誕生した、エイリアンとプレデターの間の子、プレデタリアンを中心に据えたアクション・ホラー映画。



映画に登場するプレデターは、クリーナーまたはウルフと呼ばれ、地球人の目からプレデターやエイリアンの痕跡を消し去る「始末人」という設定であり、そのお役目の性質上、自由気ままな狩人たる従来のプレデターとはやや趣を異する存在である。

まぁ、他のプレデターがあくまでも趣味で狩ってるのに対し、クリーナーは、お仕事で狩ってるってところか。



さて、フィギュアに関しては、大きな特徴として、一昔前の商品だけあって、可動部は少なめ。
フルポーザブルにはほど遠い。
スタンドは付属していないので自立もおぼつかない。

つか、プレデター自体、もともと頭デカ過ぎでしょう。



少ない可動で、できるだけ凝ったカッコにしようと試みられているので、ポージングは限定され、自立時のバランスは悪いものの、造形はそれなりに良くできている。



ペイントもそこそこ良いのだが、ネカ社お得意の素体の使い回しを意識して、顔の部分が別パーツになっているため、その部分だけ、色の違いがハッキリしているのが難。



劇中の設定のとおり、肩のプラズマ・キャスターは左右2門。
リストブレイドは伸縮が可能となっている。



また、アクセサリーとしてエイリアンの尾を改造したムチ状の武器とシュリケンの他、




コンパチで開き手の左手が付属。
前述のとおり、可動部が少ないことでポージングの幅に限界があるため、アクセサリーを充実させることでカバーしている模様。



まぁ、確かに手を差し替えるだけで、随分と違うワケだが。



さて、今更ながら、なぜ古いフィギュアを開封、紹介したかというと、



実はこのフィギュアに付属しているフェイスハガーと



チェストバスターが目的だったり。

小さいながらもいずれも尻尾部分はペンタブルになっており、これでなかなかキモ可愛かったりする。
殊にチェストバスターに至っては、マクファーレン社では遂に単独でフィギュア化されることがなかっただけに、ネカ社で初めてフィギュア化された際には小躍りして喜んだものである。

個人的には本体のプレデターの方がオマケみたいなものである。

今年は、ネカ社のエイリアン及びプレデターシリーズもかなり充実しているようなので、期待を込めて新年の一発目はこのフィギュアをチョイスした…というだけの話なのだが。

そんなワケで、今年もこのブログを継続する予定ですので、引き続きよろしくお付き合い願います。

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スターウォーズの版権がディズニーに売却されたと聞いて一抹の不安を感じたが、その暗澹たる空気を吹き飛ばすかのように、絶妙なタイミングで登場したのがこの“ロボット・チキン スター・ウォーズ”。

最初は何が何だかわからかったが、ロボット・チキンとは、2005年から北米のカートゥーン・ネットワークの深夜枠、「Adult Swim」で放映されたストップモーション・アニメーション番組とのこと。
アクションフィギュアやクレイアニメーションなどを使用して、ポップ・カルチャーをブラックに皮肉った内容で人気番組となったが、通常15分の枠を倍にし、『スター・ウォーズ』ネタのみの特番を2007年に放送後、大絶賛を受けた『スター・ウォーズ』シリーズで、アニー賞を受賞している。

『スター・ウォーズ』の各エピソードにおける数々の名場面の再現や、ありえないシチュエーションでのジョークなど、 ファンにはたまらないエピソードが満載。

制作は、『オースティン・パワーズ』のDr.イーブルの息子でもおなじみのセス・グリーンと、マシュー・センレイチが行っており、この2人は『スター・ウォーズ』新作コメディアニメの制作を行うことが決定しているとのこと。

気になる吹替キャストも実に豪華で、エピソードによって多少異なるが、オリジナルの『スター・ウォーズ』キャストが集結し、

ルーク・スカイウォーカー…マーク・ハミル
ジャー・ジャービンクス…アーメド・ベスト
レイア…キャリー・フィッシャー
ランド・カルリジアン…ビリー・ディー・ウィリアムズ
C-3PO…アンソニー・ダニエルズ

と、それぞれ自身が演じたキャラクターを吹替えし、さらにジョージ・ルーカスまでもがまさかの本人役で参加。
日本語吹替版でも極力『スター・ウォーズ』本編を吹替えた声優を出演させるなどの力が入っている。

個人的には撮影に使用されているフィギュアが、知っているものばかりで結構笑えた。
これでジョージ・ルーカス公認なのだから、御大も懐が深い。

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マーク・ミラー脚本、ブライアン・ヒッチ画による、“アルティメッツ”日本語版。

アルティメッツは、マーベル・ユニバースの数ある並行世界のひとつ、「アルティメット・ユニバース」におけるヒーロー・チーム、つまりアベンジャーズである。

この「アルティメット・ユニバース」とは、マーベル・コミックのヒーロー達が、そのあまりにも長~い歴史故(キャップは第二次世界大戦、アイアンマンはベトナム戦争時に誕生した)に、いわゆるサザエさん状態となり、かつ、後付け設定も複雑になりすぎて、新しいファンにとって敷居が高くなっていることに対する配慮から、既に時代遅れとなっていたヒーロー達のオリジンやコスチューム等も21世紀の現代社会に即した設定に改め、新たに生み出された、仕切り直しの世界である。
しかし、そこはマーク・ミラー。一筋縄ではいかない。単なる設定の焼き直しではなく、現代社会を反映した、かなりシニカルな内容となっている。

かくいう管理人も、実は今回がアルティメッツ・デビュー。
フィギュア関係で何度となくアルティメッツについては言及してはいるものの、恥ずかしながら原作を読むのはコレが全くの初めて。

先日フラリと本屋に出かけて偶然この本を目にした際には、その厚みと価格に恐れをなしたが(ちなみにサイフには4千円しか入ってなかった)、スカイツリーの展望台から飛び降りるつもりで購入し、帰宅して一読するなり、予想を裏切る展開に、まさに衝撃を受けた。

以下ネタバレあり。

ストーリーは、超常パワーを持つ驚異的な存在が次々と現れた現代アメリカにおいて、従来の武器や考え方では対処不能と判断した政府が、新世代の脅威から人類を護ることを目的として、ニック・フューリーに少数精鋭の最強チーム“アルティメッツ"の結成を命じる。
様々な波瀾を越えてチームが集結した時、彼らは人類を襲う未曽有の危機に対峙する…というもの。
設定は映画版“アベンジャーズ”と同じだが、内容は天と地ほど異なる。

キャプテン・アメリカに関しては、ほぼ従来のイメージとおり。
(相棒のバッキーは無事終戦を迎えてウィンター・ソルジャーになることなく、フツウのおじいちゃんになっているが…。)

トニー・スターク(アイアンマン)についも、特に違和感を感じることはなかった。
(ペースメーカーはない代わりに、脳ミソにゴルフボール大の腫瘍があり、余命5年となっている。)

しかし、ハルクはヴィランよりも怪物であり(人を食う)、

ハンク・ピム(ジャイアントマン)はあまりにも最低野郎であり、

その妻、ジャネット(ワスプ)はあまりにも可愛そうだった。

そして、なんといっても不可思議な存在である自称“雷神ソー”。

アメコミファンとして、アルティメット・ソーの存在を知ってはいたのだが、今回、実際に原作を読むまで、いまひとつその設定の意味するところが不明だった。
どうやらこの「アルティメット・ユニバース」には従来の“ソー”というヒーローは存在せず、その代わりに、北欧神話におけるところの神である“ソー”を名乗る謎のヒッピーという設定らしい。
ムジョルニアを持ち、強大なライトニング・パワーを如何なく発揮し、アスガルドにおける活躍もほのめかしてはいるのだが、ヒーローとして目覚める前には精神病院に収容されていたという過去があることから、シールドの一部の人間からは白眼視されている。

今回のヴィランは、チタウリ(スクラル)であり、姿を変えて人間社会に潜り込み、宇宙にとって害悪となる人類の滅亡を試みる。
最後は直接的な破壊を試みるが、それまではチマチマとした陰湿なやり方であり、あまりにも地味すぎる故に、どちらかというとヒーローの私生活や対立や軋轢がメインになってしまい、イマイチ、悪役としての影が薄いのが難点。

他にも、政治的な駆け引きや、目を背けたくなるようなDVなどの社会的病理の姿も克明に描かれており、とても子ども向けとは思えないほど暗くて、リアルで風刺の効いたストーリーとなっている。
この作品からは映画“アベンジャーズ”のような爽快感を味わえないかも知れない。
しかし、もし本当に現代社会にマーベル・ヒーローが存在したら…というIFを考えた場合、全く笑えない現実として、映画にはなかった(妙な)リアリティを感じることができるのではないだろうか。
もちろん、それを是とするか否とするかは純粋に好みの問題ではあるが。

個人的には是でも否でもなく、これはこれで十分に“アリ”だと思う。

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