或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
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本日は前回に引き続き、米ネカ社、エイリアン・アクション・フィギュア・シリーズ、エイリアンズからビショップを紹介。
ビショップは、映画エイリアンズ(邦題:エイリアンン2)に登場したアンドロイドで、ハイパーダイン社(サイバーダインではない)の341-B型モデル。シリアルナンバーはA17/TQ2.0.35100E2。
演じるランス・ヘンリクセンとキャメロン監督とは『殺人魚フライングキラー』からの付き合いで、『ターミネーター』にも警官役で出演している。
キャメロン監督の当初の構想ではターミネーター役は彼が演じるはずだったが、カイル・リース役のハズだったシュワルツェネッガーが未来から来た殺人マシーンの役に興味を示したため、変更になってしまった、というエピソードはつとに有名。
ヘンリクセンはエイリアン2のビショップ役で一躍有名になったが、逆にアンドロイドのイメージが強くなりすぎて、その後の出演オファーの内容が似たりよったりになってしまったことに辟易し、片端から蹴っていったが、実はその中に『ロボコップ』の企画も含まれていたらしい。
映画では1作目で暴走した旧型アンドロイドのせいで最初はリプリーに毛嫌いされていたが、いろいろあって(超大雑把な説明)、最後には和解する。
さて、フィギュアに関しては、まずまずのデキ。
渋いおっさんの地味なフィギュアなので正直評価に困るところ。
プロポーション及び造型はまずまず。
顔もソックリとは言えないまでも比較的特徴を捉えているのではないかと。
カラーリング及びペイントは今ひとつ。
個体差なのかも知れないが、ムラやハネがあり、頭髪の生え際などの塗り分けが甘いので、手を加える必要があった。
可動も胴に可動部が設けられておらず、肘の可動範囲も狭い。
まぁ、物静かなキャラクターで、派手なアクションとは無縁なので別に構わないが。
アクセサリーとして、携帯用ランプと、ナイフ及びナイフの持ち手が付属。
ナイフは攻撃用ではなく、劇中でやったロシアン・ナイフのシーンをイメージしたものだろう。
前回紹介したリプリーと。
違うんだ。ビショップが小さいんじゃないんだ。リプリーがデカいんだ。
ランス・ヘンリクセンが身長178センチに対して、シガニー・ウィーバーは180センチですから、仕方ないよね。
映画ではハドソン上等兵の手に自分の手を重ねて高速で指の間をナイフで指す芸当を披露していたが、ヒックス伍長役のマイケル・ビーンは「別に失敗しても自分の手に刺さるわけでなし、大袈裟に驚き過ぎでは?」 とあの演出に疑問を呈していたとか。
考えてみれば、そりゃそーだ。
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最近ずっとマーベルばかりだったので、本日は趣向を変えて、米ネカ社、エイリアン 7インチ アクション・フィギュア・シリーズの映画「エイリアンズ」(邦題:エイリアン2)から、リプリーをご紹介。
エイリアン2は言わずと知れたSFアクション映画の名作。
公開が1986年なので、実に約30年前の作品である。
映画の主役を演じるシガニー・ウィーバーは、公開当時37歳。
銃規制法の賛同者である彼女は映画とはいえ銃器を使用する事に関して「とても難しい決断だった」と語っている。
本来、映画の主役であるはずのリプリーより先に、ヒックス伍長やハドソン上等兵がフィギュア化されたのはやはり肖像権の問題だろう。
同様にアーノルド・シュワルツェネッガーも銃規制法の支持者であり、カルフォルニア州知事に立候補したこともあり、長らく自身のターミネーターのフィギュア化に難色を示していた。
さて、リプリーのフィギュアに関しては既に映画第1作目のロン毛バージョンもリリースされているが、今回は新造形。もしかしたらコスト削減のために顔などの一部は流用しているのかもしれないが、そちらは持っていないので比較しようがない。
プロポーション及び造型は良好。年齢相応の胸やお尻の再現度も高く、顔もこのサイズにしてはよく似せている。
腕時計が別パーツなのには少し驚かされた。手首が抜けやすいので紛失に注意されたい。
ペイント及びカラーリングも良好。
成型色を多様しているが、シャツの汗染みやズボンの汚れも再現。
但し、脇の下ペイントが剥がれやすく、動かしているとその部分だけ肌色の成型色が顕になる。
可動に関しては、標準的なネカ・クオリティ。
ガシガシ動かして遊ぶには不向きだが、ポーズをつけて飾る分には十分。
大腿付け根は軟素材で、継ぎ目があまり目立たないが、可動の妨げにもならないように配慮されている。
銃は両手持ちも可能だが、前述の通り手首が抜けやすいのが欠点。
アクセサリーとして、M56スマートガンとM240A1火炎放射器をテープで束ねたリプリー・スペシャル(勝手に命名)のみが付属。
ストラップを使用して肩にかけることも可能。
モーショントラッカーくらい付属していてもよさそうなものなのだが?
ヒックスやハドソンと並べて飾りたいところだが、さて、どこに仕舞い込んだものやら…。
近いうちにネカ社から、このリプリーを載せることのできるパワーローダーも発売されるとのことだが、クイーン・エイリンも購入してないので、ちょっと迷うところではある。
海外ではマーベル・ユニバース インフィニット・シリーズの第3弾の予約が始まった様子。
今回のラインナップは、
- Juggerssus
- Northstar
- Chameleon
- Korg
- Deadpool (X-Men Costume)
- Emma Frost
ジャガッサスとエマ・フロストに関しては過去のイベント等でサイクとともにセット販売が予定されていたようだが、結局、先に発売されたサイク同様、単品販売になった模様。
エマを購入すればアンキャニィ版X-メンの初期メンバーが揃うので、是非入手したい。
カメレオンは、マーベル・レジェンド版がユニバースに先んじてリリースされているが、個人的にはカメレオンとしてではなく、スーツ姿のノーマン・オズボーンとして購入を検討。
コーグ?知らない子ですね。でもどっかで見たことがあると思ったらコイツ、ソーの映画の2作目の冒頭に登場してたじゃん?!
どうやらあれはカメオ出演であって、本来はプラネット・ハルクに登場するハルクの仲間、ウォー・バンドのひとり。ちなみに以前地球にやってきた時はソーに撃退されているらしい。
…なお、次回の更新は週末になる予定。
本日は、マーベル・レジェンド・インフィニット・シリーズ、アントマンからジャイアントマンを紹介。
ジャイアントマンはアントマンことヘンリー・ピムが、自らが発見したピム粒子によって巨大化したヒーロー。
生科学者ハンク・ピム博士(通称ハンク)は、物質の大きさを縮小する粒子を発見し、その効力をテストするために自分自身に自ら“ピム粒子”と名づけたその亜原子粒子のガスを使用。
その結果、ピムの身体は昆虫ほどに縮小し、近くにあったアリの巣に落ちて危険と遭遇をする。
九死に一生を得たピムは、その後アリと意思を疎通し使役できるサイバネティックス・ヘルメットを開発し、コスチュームもデザイン。スーパーヒーロー「アントマン」となった。
しばらくしてピムはヴァーノン・ヴァン・ダイン博士に、地球外生命と接触する手助けを依頼される。
ピムは協力を断ったが博士は独自に研究を進め、テレポートで召喚した凶悪な地球外生命に命を奪われてしまう。
博士の娘、ジャネットに父親の仇を討つ助力を乞われたピムは、自分の秘密を明かすとともに、彼女にピム粒子と飛行可能なハチの羽を与えた。
ジャネットは「ワスプ」となり、2人は協力してヴァーノン博士を殺した地球外生命を見つけ出してその仇を討つことに成功する。
また、この一件でピムを愛するようになったジャネットは彼のサイドキックを務めるようになった。
ソーの弟であるロキの企てに遭遇した際、アントマンはワスプと共にスーパーヒーローチームに参加。ワスプによってチーム名は「アベンジャーズ」と名付けられた。
ピムはチームメイトであるアイアンマンやソーに比べて、自分がいかにも非力だと感じていたが、ピム粒子が実は物質の大きさを縮小するだけでなく、拡大することも出来ると発見し、巨人ヒーロー、ジャイアントマンとして生まれ変わった。
ジャイアントマンは巨大化した際、最大で身長30メートルにも及ぶが、質量保存の法則によって増加分の質量については異次元から持って来ることになっているらしい。
異次元ってどこだよ? とか突っ込んではいけない。
また、理論的にはいくらでも大きくなれるらしいが、2乗3乗の法則により、ある程度の大きさを超えると自重を支えられなくなる。
ちなみに生物学上、地上で動き回る生き物の重さはせいぜい40トンが限界らしい。
よって、大昔に60トンから80トンを超えるような超大型恐竜が存在できた理由は未だに解明されていない謎であるとのこと。
堅物で神経質で内向的なピムと、陽気で派手好き、しかも社交的なジャンはすれ違いを繰り返していたが、ある時、ピムが実験に失敗した際に吸引したガスで「人格が全く変わってしまった」のを契機にやっと結婚した。
ちなみにピムがジャネットを受け入れた理由は、彼女が亡くなった前妻に似ていたから、らしい(最低の理由だなそれ)。
その後も精神的に不安定になり、ピムは戦意喪失したヴィランを背後から不意打ちするわ、自演自作でアベンジャーズの仲間を窮地に陥れるわ、ウルトロンを創り出すわで、結局アベンジャーズからは除名、ジャネットともDVが原因で離婚している。合掌。(ちょっと扱い酷くね?)
さて、フィギュアに関しては、なかなかよくできた部類。
プロポーション及び造型は良好。
できればベルトくらいは別パーツにして欲しかったが。
カラーリング及びペイントも良好。
このコスチュームのカラーは最近のものなので、できればリペでクラシック版も出して欲しい。
可動に関しても特に問題なし。痩せマッチョ型なので比較的よく動く方だろう。
足首にもロールが仕込まれているので接地性も良い。
マーベル・ユニバース版のキャップと比較するとこんな感じ。
他のアベンジャーズのメンバーと。
旧トイビズ版のビルドフィギュアでジャイアントマンも持っているのが、あちらはちょっと大きすぎて並べて飾るには不向きだったが、このML版は丁度良い大きさ。
惜しむらくは前述の通りコスチュームのカラーがやや異なる点だが、アメコミの場合、黒と青は塗り分けが結構適当だったりするので、これはまぁ、これで別にいいかという気もする。
今年のコミコン限定でアントマンのボックスセットもリリースされているのだが、ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーのボックスセットで散財してしまったのでさすがに手が出せない。
どうでもいいがこの機会にアルティメット版のジャイアントマンも是非リリースして欲しい。